「あなたと夜のツレになりたい。」をキャッチコピーに、 ＣＢＣラジオに出演している若手パーソナリティが、新たにチャレンジする30分のトーク番組「ツレよる」。
火曜日は「#アヤスクリプション」と題し、ＣＢＣアナウンサーの新たなエンタメ界のホープ、山内彩加アナウンサーがアーティストの内面に迫る30分。
2月1日放送の模様をお届けします。
総集編！
今夜は山内の体調不良に伴い、以前の放送の総集編をお送りしました。
今や私たちの生活に欠かせないものとなっている「サブスクリプション」。
今夜の「ツレよる」のサブタイトル「#アヤスクリプション」は自身の名前「彩加」と「サブスクリプション」をかけたもの。
複数のサブスクリプションを利用しているという映画や音楽が大好きな山内が、本当に良いと思った作品をたくさん紹介していきます。
今週は総集編ということで、大好評のコーナー「音楽が好きなら、ここを聴け！」をお届けします。
学生時代はミュージカルに打ち込み、プロから歌のレッスンを受けていた山内が、自身が選曲したとっておきの1曲を大解剖していきます。
5点セットで！
第1回目は「ado」の「うっせぇわ」でした。
山内「歌っているのは19歳の女の子ですよ。特にサビはadoさんなら地声で歌えるにも関わらず、地声、裏声を交互に繰り返して歌っています。裏声が混ざることによってガナリが少なくなるんです」
サビの後半「あなたじゃわからないかもね」にも注目してみます。
山内「普通に読むだけでなく、ちょっと馬鹿にしながら歌っているんです。裏声も余裕だと言うかのように歌っていますよね」
地声と裏声だけでなく、息も入れつつ、ビブラートをなけながら歌うことも出来る。
サビの最後は力強さを強調しますが「～かもね」で可愛さも顔を表します。
山内「地声、裏声、息を入れる、ビブラート、そして最後には可愛さ。この5点なんです！」
アナウンサーとしても使える！
2回目は「Official髭男dism」で「Cry Baby」です。
以下が山内が分析したAメロとサビのポイントです。
①強調しながら歌っている→言葉の真ん中にアクセントを付けて歌うことでリズムを取っている
②息を入れながら歌う→全ての語尾に息を入れることで、強く、くどくなりすぎず歌詞がサラッと入ってくる
③滑舌の良さ→「予報」の「う」を「よほお」と楽するのではなくしっかりと歌っている
山内「これはわたしもアナウンサーとして見習うべきポイントなんですよね。サボらず歌うんです」
④リズムを変化させる→Aメロの4行に細かく刻むリズムを入れ込んでいる
⑤音程がしっかりある→難しい音もしっかりと当てて歌っている
以上が山内が分析したポイントの5つです。
ものすごい熱量で語る山内の興奮具合が伝わってくる放送となりました。
今回も難解曲です
3回目は「King Gnu」の「白日」でした。
山内「綺麗に生まれ変わりたいと思っても人生そんなに上手くいかないよね、という辛さを含んだ楽曲です」
この日はAメロとBメロを解説しました。
まずはAメロから。
山内「Aメロは軽いタッチで歌うんです。ソフトな印象を与えますよね。また、ビブラートも細かく出しています。波打つ音をすごく細かく出しているんです。さらに、裏声のままじっくり伸ばしています」
地声、裏声についても解説。
山内「ドから順に発声していって、ラまでは話している声で出せるのですが、それ以上だと地声で出しにくいという統計があるんです。裏声だけを伸ばすのは大変で、体力も筋肉が必要なんです。それをいとも簡単にやってのけるんですよね」
続いてはBメロです。
山内「ゆっくりだったテンポが変わります。早くなる分、息を吸う場所が多いので過呼吸になります。正しい位置で息を吸わないとこの歌は歌えないんですよ」
終始熱のこもった解説で想いを伝えてくれた山内。
今後聴いてみる時には、今日のポイントを意識するとより楽しめるかもしれません。
（海野優）
2/1 セットリスト
M1「うっせぇわ」ado
M2「cry baby」Official髭男dism
M3「白日」King Gnu
ツレよる
この記事をで聴く
2022年02月01日21時00分～抜粋