北野誠のズバリ

売り上げ前年比376%?多様性時代の男性用レース下着「ワコールメン」

1月28日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』。佐藤実絵子の情報コーナー「世界まるみえこ」では、「ワコールメン」のレース下着を取り上げました。

「ワコールメン」のレース下着を北野誠の誕生日プレゼントに選んだという佐藤。実際に着用した北野の率直な感想とともに、多様化する男性下着の最新トレンドに迫りました。

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気になる穿き心地は?

2021年、「ワコールメン」がレース素材のボクサーパンツを発売。発売からわずか10日間で3ヶ月分の販売予定数を達成する大ヒット商品となりました。

気になっていた佐藤は、北野誠への今年のバースデープレゼントに選びました。ところが北野、実はリスナーのAさんから昨年もらっていて、すでに夏から愛用していたとか。

「でも冬はやや寒い」という北野の感想に、佐藤は思わず「男性ならでは」と一言。女性は日常的にレース素材の下着を着用するため、季節を気にすることはないのだとか。

とはいえ北野も、通気性の良さとジャストフィットな着用感には太鼓判を押します。

売上376%増!驚きの人気

このレースボクサー、2023年には「ワコールメン」の商品の中で一番人気に。シーズンの売り上げは前年同期比376%という驚きの数字を記録し、特に40代の購入が目立ったそうです。

北野「年齢不詳タレントとしては…。もうちょっと若い時にこんなの欲しかったなと思いましたね」

もはや女性の前でパンツ一丁で立つことが、病院以外ないと嘆く北野。

北野「病院でこれ見せると、『お前なんか狙ってきたんか』と思われるので」

自分が帰った後で「レースのパンツって若ぶってるけど」と言われそう、と自虐を交えつつ、デザイン性の高さを評価しました。

花柄×機能性で攻める

花柄のパンツの裾には外のズボンに響かないよう、ギザギザのレース加工が施されています。派手めのデザインが多いのは、過去の販売実績で無地よりも花柄の方が人気だったためなんだそう。

さらに特筆すべきは素材開発へのこだわりです。女性用とは異なり、男性向けに強度1.3倍、ストレッチ性2倍のオリジナルの糸を一から開発しています。
見た目の華やかさだけでなく、実用性も重視した設計となっているようです。

男性の"こだわり消費"に注目

開発は2020年のコロナ禍でスタート。男性用化粧品の需要増加など、美しさにこだわる男性層の拡大が開発のきっかけとなりました。

高級下着ブランドの特性上、「ワコール」の下着は百貨店での購入が主流。実際の購入者の大半は、買い物のついでに夫の下着を買い求めるマダムや、プレゼント用に購入する女性だったそうです。

そこで「ワコールメン」は、自分で選んで買う層に向けて開発を進めました。

斬新な「ふんどし型パンツ」

さらに、佐藤は「ふんどしNEXT」という新商品も北野にプレゼントしていました。上部のゴムと前後の布だけで構成され、左右が空いている斬新なデザインが特徴のパンツです。

使用している布地は特殊な素材で、着用感は抜群だとか。

このふんどし型パンツ、他社も多く出していて、女性用も登場しているそうです。

ネット上での評価を見ると「見た目がちょっとダサい以外のデメリットは見つからないぐらいいい」との声も上がっているようです。

北野「男の場合はね、なぜ睾丸が外に出てるかって、風通しよくするためですからね。冷やすために外へ出してるわけですから」

"見えないおしゃれ"とは

北野はその昔、毎日手間のかかる「締め込みふんどし」を着用していた時期もあるそう。

さらしのように布を巻きつけ、しっかりと締め込む作業は確かに手間がかかり、トイレも面倒だったものの、着用していたのにはこんな理由があったようです。

北野「見えないおしゃれってやつですよ」

多様化が進む男性下着市場。もはや機能性だけでなく、デザイン性や着用時の心理的満足感まで、様々な要素が重視されるようになっています。

レースやふんどし型など、新たな選択肢の登場に、今後も注目が集まりそうです。
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2025年01月28日14時48分~抜粋

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