ドラ魂キング

ガツンとくる湯。温泉ファンも唸る福岡県・遠賀川温泉

毎週木曜日のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、温泉好きの高田寛之アナウンサーが全国のおすすめ温泉を紹介しています。

12月5日の放送で紹介したのは、福岡県遠賀町の遠賀川(おんががわ)温泉。
高田アナいわく「温泉ファンにとってガツンとくる湯」だそうです。いったいどんな温泉でしょうか?

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車、電車どっちで行く?

下関を渡って九州に入り、北九州市の向こうにあるのが遠賀郡遠賀町です。
CBCのある名古屋市中心部からは720キロあります。

車を使って向かった高田アナ。所要時間は8時間32分。
九州自動車道、門司インターから北九州の都市高速に乗って、遠賀川温泉までは結構走った印象があるんだとか。

公共交通機関の場合は新幹線で小倉まで行き、在来線に乗り換えて遠賀川駅下車。目的の温泉には駅からは歩いて30分以上かかりますが、上手く乗り継げば名古屋駅からは5時間前後で到着できるそうです。

夜8時半で閉まる

高田アナが着いたのは夜の7時半。番台のおじさんに「8時半で閉まるけどいい?」と聞かれたそうです。

高田「まあ1時間もありゃあ大丈夫でしょうと思いました。やっぱり長湯する人が多いんですよ」

券売機で800円払って入場。脱衣場はそんなに広くはなく、お客さんが多いと混雑しそう。ロッカーは10円玉で鍵がかかるタイプだそうです。

浴場は洗い場が5ヵ所ほど。備え付けの石鹸はありますが、シャンプーはありません。
シャワーが飛び散らないように、ビニールのカーテンが施されているそうです。

入る時には要注意

浴槽は6人ほど入れそうなサイズ。その横に小さいながらサウナと水風呂があったそうです。

泉質は含鉄・ナトリウム・カルシウム-塩化物泉。湯は赤褐色で鉄の香り。消毒はしていますが塩素は使わず、湯の香りを損ねることはないそうです。

鉄分が多めで、肌にはどちらかと言うとキシキシ系。湯の底が見えないので、入る時には注意が必要なんだとか。

高田「ホームページにも掲載されているんですが、浴槽に湯を張った初期段階はほぼ透明なんですって。時間が経過すると色も変化するらしいです」

快適な温さ

湯温は40度を切るぐらいで、いつまでも長湯できるとか。

高田「番台で『1時間しかないよ』と言われたのも納得です。私が行った時はもう一人いらしただけで、非常に快適でございました」

湯は温度管理されているようで、温くなりすぎると浴槽内のボイラーが作動して、程よい温さがキープされていたそうです。

かけ流し量は少なめですが、それを補って余りあるようなびっくりするほどの特徴があると高田アナ。

高田「石とか砂とかも一緒に汲み上げているようで、湯の底を指でなぞるとザラザラしております。湯の底をなぞって指を出すと指が赤くなっていて、本当に鉄分が強いんだろうなと思いました」

温泉ファンからすると、こういう鉄っ気が多い湯は「ガツンと腰にくるお湯」だそうです。

あっという間の1時間

露天風呂もあります。岩風呂でこちらも温度は温め。
色は透明なので、温泉かどうかはよくわからなかったそうです。内風呂で過ごした高田には1時間があっという間だったそうです。

「温いお湯の割には身体がポカポカして温泉の効果は感じますね。鉄分が強いためにそういう効果があるのかもしれません。なかなか特徴的なお湯でございました」

北九州市と福岡市の間、北九州市寄りにある遠賀川温泉。
高田アナいわく「都市部でこれだけ特徴のあるお湯は珍しい」とのことです。 
(尾関)
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2024年12月05日16時31分~抜粋

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