ドラ魂キング

中日OB・中村武志が推薦。すぐにでも獲得すべき韓国人投手

韓国プロ野球チームの起亜タイガースでバッテリーコーチを務める、元中日ドラゴンズの中村武志さんが、2月19日放送の『ドラ魂キング』(CBCラジオ)に出演。
起亜タイガースのキャンプ地であるオーストラリアから電話でリスナーの質問に答えていきました。

聞き手はダイノジの大谷ノブ彦と加藤里奈です。

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ドラゴンズの知名度は?

「今日は2次キャンプ地の日本に戻ってきているんでしょうか?」(Aさん)

中村「明日がオーストラリアの最終日なんですよね。まだオーストラリアです」

起亜タイガースが沖縄で2次キャンプを行うのは23日からとのこと。


大谷「聞きたかったんですけど、韓国の選手たちは、大谷翔平選手のことは知ってはいるんですよね?」

中村「100人中101人知ってますよ」

メジャーリーグのスター、大谷翔平選手のことは誰もが知っていました。
中日ドラゴンズについて聞くと「チームメイトの中に知っている人は何人かいる」という答えでした。

強いイメージが定着

そのチームメイトからドラゴンズについてこう言われたという中村さん。

中村「なぜ2年も最下位なのかわからないって。彼らのイメージでは、ドラゴンズは日本球界では常にAクラス入りなんですよ」


1990年代後半には「韓国三銃士」と呼ばれた宣銅烈(ソン・ドンヨル)投手、李尚勲(サムソン・リー)投手、李鍾範(イ・ジョンボム)選手がドラゴンズに在籍していました。
ドラゴンズは1999年に優勝しています。


3人の内、宣投手、李選手の2人は起亜タイガースに買収される前のヘテ・タイガースから来て、ドラゴンズ退団後は起亜タイガースに所属していた選手です。
そんなことからドラゴンズには強いイメージがあるのかもしれません。

やっぱり気になる根尾投手

2月17日、DeNAとの練習試合で根尾昂投手が3回をパーフェクトに抑えました。

「今年は開幕ローテーション入りか?と期待されていますが、練習試合の好投って素直に喜んでいいものでしょうか?」(Bさん)

「ローテーションに入る可能性はどれくらいあるか教えてください」(Cさん)

リスナーも根尾投手が気になっているようです。

中村「今の根尾君の立場からすると、どんどん結果を出して信用を得ることですよね」

仲地礼亜投手が心配

この試合では仲地礼亜投手の不調が気になったと大谷。

大谷「ローテーション間違いないとファンは思ってたんですけど2回連続炎上。これはどうなんですか?」


仲地投手は10日の沖縄電力との練習試合で1イニング5失点。18日、ヤクルトとの練習試合では3イニング4失点という内容でした。

中村「今は目標を持って各ピッチャー投げてるので、その目標をクリアしていきたいわけです」

目標とは、例えば真っ直ぐ中心に投げてみることなど。ただ、あまりにもやられ過ぎてしまって周りがざわつくと、仲地投手は若いだけに感情的になってしまう危険もあるとか。
周りの見方も注意が必要なようです。


中村「この2試合でダメだという判子を押されてるわけじゃないです。次はオープン戦に入った頃。そこそこ仕上がってる時期なので、抑えに行く雰囲気は出ると思いますよ」

大谷「それを聞いて安心しました」

すぐにでも獲得すべき韓国選手

話題は再び起亜タイガースに。

「起亜タイガースには未来の韓国代表エース、背番号48の李義理(イ・ウィリ)投手がいますが、武志さんがご覧になっていかがでしょうか?」(Dさん)


中村「キャッチャーだった僕の目線で見ても、日本で通用するんじゃないかなと思います」

ただ、日本のピッチャーと比べるとコントロールがまだまだ。韓国のピッチャーには、ブルペンで調子が良くても、実戦になるとボールが先行してしまうタイプが多いそうです。

17日に行われた日本ハム対サムスン(韓国)の練習試合でも、サムスンの投手が7死球を記録していました。

中村「李投手の持ってるボールはすごいですよ。本当に早く獲った方がいいと思います」

今シーズンは起亜タイガースの李選手にも注目です。 
(尾関)

 
ドラ魂キング
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2024年02月19日17時18分~抜粋

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