ドラ魂キング

入るのに勇気が必要!?熊本県の満願寺温泉

『ドラ魂キング』の1コーナー「趣味コレ!」の火曜日は、温泉マニアの高田寛之アナウンサーが全国各地の温泉について熱く語ってきましたが、11月19日の放送では、開始1ヶ月半にして初めて、九州の温泉を紹介。

別府や由布院、指宿に雲仙と有名な温泉が多数ありますが、今回、一緒にパーソナリティーを務める石坂窓花に紹介したのは、どこなのでしょうか。

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温泉激戦区の九州で話題

今回紹介した温泉は、熊本県にある満願寺温泉。阿蘇山のふもとにあるのですが、とにかく温泉が多いのが特徴。

その中でも黒川温泉は本や雑誌で取り上げられ、いつもお客さんがいっぱいで人気だそうですが、高田アナいわく「お湯を考えると、黒川の周辺にも負けない良い温泉がたくさんある」そうで、その1つが満願寺温泉です。

川幅が5~6メートルほどの小さな川があり、その川沿いに共同の露天風呂があり、200円を払って入る形式。

雨除け用の屋根はあるものの、対岸の道路からはまる見えです。

高田「私は迷いなく入りますが、ちょっと女性は厳しいかも。普通に往来がある通りですから。まる見えですけど、お湯は確か」

温泉マニアの女性であっても、躊躇するところでしょう。

また、横で流れる川と温泉の湯船の高さがほぼ同じため、川が増水すると温泉に入ってしまうのではないかというほどですが、温泉に浸かりながら、同じ高さにある川の水面を見るというのは、なかなかない光景でしょう。

マニア垂涎の特徴とは?

もちろん、温泉マニアの高田アナが推薦するのは、単なるもの珍しさだけではありません。

この温泉の特徴は、「足元湧出のかけ流し」。

この言葉を聞いた石坂が「出た」というぐらい、コーナーが始まって1ヶ月半あまりで完全に浸透した言葉です。

上からではなく、湯船の底からお湯が湧いて出てくるので、新しいお湯を常に楽しめるという点が、温泉マニアにはたまらないそうです。

高田アナは「まる見えなことを除けば、最高の温泉ですね」と評しつつ、もう1つの難点を挙げました。

高田「冬場はあがるとやっぱり寒いです」

石坂「でも、それ好きなんですよ、露天風呂。寒いところから熱いところへドボンというのが、じわーっとなって幸せ」

高田「ぬるめかな、若干。熊本っていっても阿蘇山、山の中で寒いですから」

また、湯船の横には地元の人が使用している洗い場があり、野菜や食器を洗っています。

温泉と地元の方の日常生活が隣り合わせになっているうえ、さらに道を通っている人からまる見えという、珍しい温泉ですね。

2種類の温泉に入るルール

ここまで露天風呂について紹介してきましたが、実は高田アナが一番勧めたい温泉は、別の共同浴場。

今は建て替えられたそうですが、昔の建物にあった大小2つの浴場のうち、高田アナは小さい方が好みで、「小さい方のかけ流しの量が本当にダバダバ!入った瞬間に湯船も小さいから、ダーッと流れるという。これが気持ちよかったんですが」と力説。

新しい方の建物の湯船は「上湯」と呼ばれており、身体を洗ったあと、最後に入るお湯です。

一方、上湯からお湯が流れてくる湯船に「湯尻」というものもあり、入浴時の注意点として、「身体をよく洗って湯尻から入ってください」と書かれています。

満願寺温泉は、基本的に地元の方のための共同浴場であるため、最後に高田アナは「温泉マナーを大事にしてもらいたいですね」と、注意を呼びかけていました。
(岡本)
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2019年11月19日16時32分~抜粋

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