北野誠のズバリ

ガス欠でハラハラドキドキ!ドライブ体験

5月29日放送『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)のメッセージテーマは、先日に続いて「ハラハラしました」でした。

日常生活で起きる緊張体験についておたよりを募集し、パーソナリティの北野誠と加藤由香アナウンサーが紹介しました。

ここではその中から、車の運転に関するハラハラした体験を2通、取り上げます。

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夜中の楽しいドライブが奈落の底に

車を運転していてハラハラするのは、ガソリンがなくなってしまうこと、つまりガス欠です。

「大学生の頃、友達4人と友達のカローラで『富士山観に行こか!』と、金曜の夜に急に思いつき出発。でもガソリンがあまりない。
当時は夜にやっているガソリンスタンドは近くになく、『たぶんインターの入口あたりにあるんじゃない?』と向かいましたが、営業していない。

『友達が4人もいるから何とかなるよ!』とわけのわからないことを言い、そのまま岡崎インターに入りました。
『近くのパーキングにスタンドあるよ』と走りましたが、どこにもない。もうハラハラでした。

やっと浜名湖のパーキングにギリギリで到着、スタンドありました!

その時の友人の言葉は今でも覚えています。
店員さんに偉そうに『満タン!』とだけ言いました。

その当時、固定のバイトをしていたのは僕だけで、支払いは僕でした。コイツ腹立つと思いましたが、それまでのハラハラ感からホッとしました」(Aさん)

思いつきでの旅行は、結構失敗と隣り合わせになるもののようです。

ガソリンランプ点灯のピンチ!

もう1通、ガス欠に関する投稿を紹介しました。

「去年の3月、息子の引っ越しのために広島に向かっていた時のことです。引っ越しといってもほとんど処分して、原付と洋服とふとんだけだったので、4年前にも借りたハイエースバンを借りる予定でした。

ところが引っ越しの時期ということで、借りられたのは1トントラックだけ。

17時に岡崎を出て500km、6時間。途中で夕食を食べ、夜中0時過ぎにインターを出れば夜間割引が使える計算です。

岡山を過ぎた頃、『ガソリンランプが何か点灯してるよ』と息子が言いました。いつから点いてるかわからないけど、いま気づいたというではありませんか。

いつも自分の車で行く時は、満タンにすれば途中で給油することはないので、まさかガソリンがなくなっているなんて考えてもいませんでした。
しかもサービスエリアを通過したばかり。東名と違って山陽道はサービスエリアがそこら中にありません」(Bさん)

アイデアで乗り越えられる…か?

この危機を何とか乗り越えようと奮闘するBさん。

「スマホで1トントラックの燃費を調べると8km。給油ランプが残り5リットルで点くとすると、走れる距離はあと40km。でも、いつからランプが点いているのかわかりません。

次のサービスエリアまでガソリンがもつのか、次のサービスエリアまであと何kmか調べていると、あと38kmという看板がありました。

ギリギリだ…。東名と違って山陽道は真っ暗で、夜中ということで走っている車もほとんどありません。
とにかく燃費の良い走りをしようと、アクセルを踏み込まないように気をつけました。

『ニュートラルにしたらガソリンが減らないんじゃないか?』と、下り坂はニュートラルにして惰性で走っていました。

ところが、下り坂の後には必ず上り坂があるんです…。
惰性でスピードが落ちてしまったため、アクセルを今度は思いっきり踏み込まないと坂が上れません」(Bさん)

リタイアか、ゴール到達か?

「いよいよ止まる時はどうなるんだろう。急に止まるのか、プスプスプスというのか、トンネルで止まったらどうするのか。ハラハラしながら進みました。

サービスエリアまであと1kmの看板があり、サービスエリアまでは緩やかな下り坂でした。

ここで止まっても車を押してガソリンスタンドまで何とか行けると、やっとホッとしました」(Bさん)

給油ランプは、ある程度残りがあっても余裕を持った状態でランプが点くと言われますが、やはり余裕を持って入れておいた方が良さそうです。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2025年05月29日14時30分~抜粋

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