登録者数60万人超のYouTubeチャンネル「トクサンTV」のトクサン&ライパチがパーソナリティを担当するラジオ番組『トクサンRadio with ライパチ ビヨンド』。
今年同局の『ドラゴンズナイター』のアンバサダーも務めた2人が、野球愛に溢れたトークをリスナーと共に楽しみます。
12月17日放送の模様をお届けします。
今夜はゲストが!
今年の放送も残り2回となったこの日は、オープニングから元中日ドラゴンズの吉見一起さんをゲストにお届け。
現在はトヨタ自動車硬式野球部でテクニカルアドバイザーを務めている吉見さんにもさまざまなお話を伺っていきます。
まずは今週気になる野球トピックスを紹介。
1つ目は「今年の新人王がついに決定」!
12月15日に開催された「NPB AWARDS 2021 supported by リポビタンD」において、プロ野球担当記者の投票により選ばれた2021年度の「最優秀新人賞」(新人王)が発表されました。
セ・リーグは栗林 良吏(広島東洋カープ)選手、パ・リーグは宮城 大弥(オリックスバファローズ)選手に決定。
ドラ1のすごさ
吉見「パ・リーグは宮城選手だと思っていました。セ・リーグは栗林と牧(横浜DeNAベイスターズ)で意見が分かれていましたね」
トヨタ自動車出身でもある栗林選手については、ドラフト指名される時のこんなエピソードも。
トクサン「実際、栗林選手があそこまで登りつめるって想像していましたか?」
吉見「僕が引退してから挨拶に来た時にピッチングを見させてもらいましたけど、ちょっと強烈でしたね。すごいなと思いました。やっぱり一位だなと」
「ここまで活躍すると思わなかった」と周囲でも話していたそう。
トクサン「何がそんなに圧倒的だったんでしょうか?」
吉見「真っ直ぐの質って、外から見てもわからない。打席に立ったり、キャッチボールをしてわかるんですよね」
特にストレートは重くて早い「快速というよりもバズーカくらい」だと表した吉見さんです。
また、ちょっと角度の違うこんな質問も。
トクサン「新人王って、選手本人は勘付くものなのでしょうか?」
吉見「宮城君は俺かなと思っていたんじゃないですか。栗林君も取りたいとは思っていたはず。ただ牧もいたしどうかなと。シーズンのトータルで見るとやっぱりフルで戦った栗林君なんですかね。日本代表としても守護神でしたし」
トクサン「なるほど、非の打ち所がなかったんですね。すごい戦いでした」
FA権を行使
もう1つのトピックスはこちら。
「又吉克樹選手が福岡ソフトバンクホークスへFA移籍」。
ソフトバンクは17日、中日ドラゴンズから国内フリーエージェント(FA)宣言した又吉克樹選手が移籍したと発表しました。
野球人としてパワーアップするため、パ・リーグの野球を知りたかったことや、ソフトバンクの施設も充実していることを聞き行使を決めたとのことでした。
吉見「これは本人の意思なので応援したいですよね。いろんなところを見ることは人生においてプラスになると思うんで。出てよかった、と言うのはちょっと変ですが、挑戦する気持ちがあるのは良かったですよね」
新しい環境で
トクサン「プロ野球選手である以上、価値観もあると思いますが自分がダメになってしまうかもしれないと思うと新しい環境を求めて戦いに行くのもアリですからね」
吉見「又吉選手のような活躍を今後誰がしていくかはわからないですが、カバーはできるんじゃないかなと思います」
この他にも今年のレギュラーシーズンではセ・リーグとパ・リーグの移籍もありました。
新たな世界で視野を広げる選手たちの魅力についてのトークが止まらない3人でした。
(海野優)
トクサンRadio withライパチ ビヨンド
この記事をで聴く
2021年12月17日19時00分~抜粋