1月10日放送のCBCラジオ『若狭敬一のスポ音』では、若狭敬一アナウンサーが元中日ドラゴンズ投手で野球解説者の川上憲伸さんと、2025年のワールドシリーズで魅せたドジャースの日本人投手の活躍を振り返りました。ピッチャーだった川上さんが熱く語りました。
侍魂を見た
まずはワールドシリーズでMVPに選ばれた山本由伸投手の話から。
メジャー2年目の昨シーズンは30試合に登板。12勝、8敗。防御率2.49と素晴らしい内容でした。
ポストシーズンは6試合、5勝1敗。防御率1.45。ワールドシリーズでは、なんとオールビジターで 3勝し、MVPに輝きました。
川上「ポストシーズンの活躍は確実にMVPに向かっていくという投球を続けてましたよね」
山本投手が投げる試合はプレッシャーがかかる試合が多かったと指摘。
6戦目は先発で6回を投げ、負けたら終わりの7戦目ではサヨナラ負けのピンチで緊急登板。
川上「技術だけでは解決できない、まさに向かっていく侍魂を常に出してた投球だったですよね」
メジャー2年目の昨シーズンは30試合に登板。12勝、8敗。防御率2.49と素晴らしい内容でした。
ポストシーズンは6試合、5勝1敗。防御率1.45。ワールドシリーズでは、なんとオールビジターで 3勝し、MVPに輝きました。
川上「ポストシーズンの活躍は確実にMVPに向かっていくという投球を続けてましたよね」
山本投手が投げる試合はプレッシャーがかかる試合が多かったと指摘。
6戦目は先発で6回を投げ、負けたら終わりの7戦目ではサヨナラ負けのピンチで緊急登板。
川上「技術だけでは解決できない、まさに向かっていく侍魂を常に出してた投球だったですよね」
誰も語れない
最後の7戦目を熱く語り出す川上さん。
6戦目、6回を投げ抜いた山本投手は、試合が終わった数時間後の夜中の2時にコーチと話して、「今日も行きますよ」と言ったというエピソードがありました。
川上「その魂だったり、その言葉もらえたら、ドジャースというチームにとって、やっぱり涙出る言葉だったと思いますよ」
また、山本投手の投球については、どの日本の解説者も、どんなレジェンドも、コメントすることはできないと言い切る川上さん。
川上「ワールドシリーズのプレッシャーの中で、連投した経験を誰もしてないんですもん。7戦目のあのバント処理。足も絡まず、送球もきっちりできますか?っていうことを考えると無理」
若狭「結論、山本投手を語るのは無理だと出ました」
川上「だからあの金額のレベルのピッチャーなんですよね。誰一人文句は出ないと思います」
6戦目、6回を投げ抜いた山本投手は、試合が終わった数時間後の夜中の2時にコーチと話して、「今日も行きますよ」と言ったというエピソードがありました。
川上「その魂だったり、その言葉もらえたら、ドジャースというチームにとって、やっぱり涙出る言葉だったと思いますよ」
また、山本投手の投球については、どの日本の解説者も、どんなレジェンドも、コメントすることはできないと言い切る川上さん。
川上「ワールドシリーズのプレッシャーの中で、連投した経験を誰もしてないんですもん。7戦目のあのバント処理。足も絡まず、送球もきっちりできますか?っていうことを考えると無理」
若狭「結論、山本投手を語るのは無理だと出ました」
川上「だからあの金額のレベルのピッチャーなんですよね。誰一人文句は出ないと思います」
松井秀喜を思い出す
大谷翔平選手の2025年は、ピッチャーとしては14試合。1勝1敗。防御率2.87。怪我明けで登板間隔を空けながらの起用でした。
ポストシーズンのピッチャーとしては4試合。2勝1敗。防御率4.43。
バッターとして158試合。打率2割8分2厘。55本塁打。102打点。20盗塁。文句なし。
ポストシーズン17試合。2割6分5厘。8本塁打。14打点。
若狭「またこれも、どんなレジェンドでもなかなか言えないのがワールドシリーズ第3戦。ツーベース、ホームラン、ツーベース、敬遠、敬遠、敬遠、敬遠、フォアボール」
川上「連続敬遠。我々の年齢になってくると松井秀喜さんの明徳対星稜高校を思い出します」
1992年8月16日、夏の甲子園2回戦。星稜の4番だった松井秀喜さんは5打席連続敬遠されました。ちなみに川上さんと若狭は同じ歳です。
川上「あれは衝撃的でした。まさかそれをメジャーの大舞台で見ることになるなんて」
ポストシーズンのピッチャーとしては4試合。2勝1敗。防御率4.43。
バッターとして158試合。打率2割8分2厘。55本塁打。102打点。20盗塁。文句なし。
ポストシーズン17試合。2割6分5厘。8本塁打。14打点。
若狭「またこれも、どんなレジェンドでもなかなか言えないのがワールドシリーズ第3戦。ツーベース、ホームラン、ツーベース、敬遠、敬遠、敬遠、敬遠、フォアボール」
川上「連続敬遠。我々の年齢になってくると松井秀喜さんの明徳対星稜高校を思い出します」
1992年8月16日、夏の甲子園2回戦。星稜の4番だった松井秀喜さんは5打席連続敬遠されました。ちなみに川上さんと若狭は同じ歳です。
川上「あれは衝撃的でした。まさかそれをメジャーの大舞台で見ることになるなんて」
ホントかよ
大谷選手への対応。敵チームは、試合前ミーティングで、大谷選手にソロホームランを打たれるのはOKというつもりで攻める方針だったとか。
川上「でも本当にホームラン打つんだからもう無理。歩かすことにいきなりチームの方針が変わるわけですからね」
大谷選手の活躍は漫画にならないほどのことだと言います。
川上「リアルを見てるから満足しないと思うんですよ。数百年後に、こういうことが漫画でありましたって言っても、『ホントかよ?やりすぎだろ』みたいな感じになると思う」
若狭「我々はすごいものを見たってことですね」
川上「でも本当にホームラン打つんだからもう無理。歩かすことにいきなりチームの方針が変わるわけですからね」
大谷選手の活躍は漫画にならないほどのことだと言います。
川上「リアルを見てるから満足しないと思うんですよ。数百年後に、こういうことが漫画でありましたって言っても、『ホントかよ?やりすぎだろ』みたいな感じになると思う」
若狭「我々はすごいものを見たってことですね」
何がどうなった?
若狭が特に聞きたかったという佐々木朗希投手について。
先発でうまくいかなかった佐々木投手ですが、シーズン終盤、2試合にリリーフしてホールドを上げました。
ポストシーズンでは9試合にリリーフ登板して2ホールド、3セーブ、防御率0.84と大活躍。
「佐々木投手の良いところを引き出した起用だった」と川上さん。
川上「開幕当初は、初めての海外で、体が言う通りに動いてくれない不安な表情に見えたんです。でも相当出力を上げて投げてた印象で、頑張り過ぎちゃったと思います」
そして怪我がちになってマイナーへ。
川上さんは、佐々木投手の2025年を具体的に分析していきました。
先発でうまくいかなかった佐々木投手ですが、シーズン終盤、2試合にリリーフしてホールドを上げました。
ポストシーズンでは9試合にリリーフ登板して2ホールド、3セーブ、防御率0.84と大活躍。
「佐々木投手の良いところを引き出した起用だった」と川上さん。
川上「開幕当初は、初めての海外で、体が言う通りに動いてくれない不安な表情に見えたんです。でも相当出力を上げて投げてた印象で、頑張り過ぎちゃったと思います」
そして怪我がちになってマイナーへ。
川上さんは、佐々木投手の2025年を具体的に分析していきました。
先発失敗の理由
川上さん曰く、先発は5~6イニング投げなければいけないので、全てを全力でいくわけではなく、力を抜きつつも、ピンチになったから力を入れるという投げ方をするそうです。
川上「長いイニングを投げるコツって、オープン戦からずっとやっていかないと調整できないんですよ」
川上さんは、佐々木投手は渡米してから実際先発するまでの期間、長いイニングを緩急をつけて投げる調整が上手くできなかったのではないかと解説しました。
調整不良の佐々木投手はどんな状態だったのでしょうか?
川上「佐々木投手のような身長もあって手足が長いピッチャーでミスが起こりやすいのは引っかかりなんですよ。どっかで加減したり、出力を抑えてしまうと引っかかる」
川上「長いイニングを投げるコツって、オープン戦からずっとやっていかないと調整できないんですよ」
川上さんは、佐々木投手は渡米してから実際先発するまでの期間、長いイニングを緩急をつけて投げる調整が上手くできなかったのではないかと解説しました。
調整不良の佐々木投手はどんな状態だったのでしょうか?
川上「佐々木投手のような身長もあって手足が長いピッチャーでミスが起こりやすいのは引っかかりなんですよ。どっかで加減したり、出力を抑えてしまうと引っかかる」
逆手に取った使い方
佐々木投手が陥った引っかかりとは?
川上「例えば打席に入った小さいお子さんには打たしてあげなきゃいけない。で、軽く投げると引っかかるんですよ」
打たせてあげようと思って軽く投げるとワンバンになったり。川上さんらしい分かりやすい例えでした。
川上さんの経験では、引っかかると動きの順番が合わなくなって厄介なんだそうです。
川上「大谷投手のような究極に素晴らしい投手でも引っかかりが増えだすとピッチングが崩れ始めるんですよ。抜ける分にはOKです」
佐々木投手はマイナーへ。マイナーでまずすることは筋肉をつけることだそうです。体は締まったものの、この間でも緩急をつけて長く投げる調整はできなかったと推測する川上さん。
そこでドジャースは、先発から1イニングを全力で投げる起用の仕方へと転換。
川上「それが見事にハマったと思うんです。あんまり引っかかりがなかったですもん」
メジャー経験のある川上さんのわかりやすい解説でした。
(尾関)
川上「例えば打席に入った小さいお子さんには打たしてあげなきゃいけない。で、軽く投げると引っかかるんですよ」
打たせてあげようと思って軽く投げるとワンバンになったり。川上さんらしい分かりやすい例えでした。
川上さんの経験では、引っかかると動きの順番が合わなくなって厄介なんだそうです。
川上「大谷投手のような究極に素晴らしい投手でも引っかかりが増えだすとピッチングが崩れ始めるんですよ。抜ける分にはOKです」
佐々木投手はマイナーへ。マイナーでまずすることは筋肉をつけることだそうです。体は締まったものの、この間でも緩急をつけて長く投げる調整はできなかったと推測する川上さん。
そこでドジャースは、先発から1イニングを全力で投げる起用の仕方へと転換。
川上「それが見事にハマったと思うんです。あんまり引っかかりがなかったですもん」
メジャー経験のある川上さんのわかりやすい解説でした。
(尾関)
関連記事
