11月23日放送のCBCラジオ『若狭敬一のスポ音』に、元中日ドラゴンズの川上憲伸さんが出演しました。
今回の放送で話題になったのはドラゴンズの井上一樹新監督。現役をともに過ごした川上さんならではの予想が語られました。
ファンサービスが増える?キャンプで井上一樹監督がやりそうなこととは?
小学校の体育の先生
井上監督について評する川上さん。
川上「会話が多い監督。どちらかと言うと日本ハムの新庄監督に近いんじゃないかな」
さらに小学校の体育の授業で、プールやドッジボールに入る前に、妙に話が長い先生を例に挙げました。
ドッジボールはチームワークの向上に繋がるとか、いろいろと説明をする先生がいました。
川上「いい意味でいちいち言葉が長いと思う。まさに小学校の体育の先生みたいな感じかな(笑)」
今後の井上監督像をさらに具体的に予想していきました。
川上「まず本題に行く前の前振りが長いですから。『あのな、よく聞けよ』ってそういう感じから入っていくんですよ」
井上監督は、野球と何かを結びつけて話すそうです。それは野球を、他の人とは違う方向から見ていることになります。
川上「新庄監督も、今までの野球のスタイルにはないアイデアを出したじゃないですか。ただ野球の練習をするんじゃなくて、いろんなものを使って野球する気がします」
川上「会話が多い監督。どちらかと言うと日本ハムの新庄監督に近いんじゃないかな」
さらに小学校の体育の授業で、プールやドッジボールに入る前に、妙に話が長い先生を例に挙げました。
ドッジボールはチームワークの向上に繋がるとか、いろいろと説明をする先生がいました。
川上「いい意味でいちいち言葉が長いと思う。まさに小学校の体育の先生みたいな感じかな(笑)」
今後の井上監督像をさらに具体的に予想していきました。
川上「まず本題に行く前の前振りが長いですから。『あのな、よく聞けよ』ってそういう感じから入っていくんですよ」
井上監督は、野球と何かを結びつけて話すそうです。それは野球を、他の人とは違う方向から見ていることになります。
川上「新庄監督も、今までの野球のスタイルにはないアイデアを出したじゃないですか。ただ野球の練習をするんじゃなくて、いろんなものを使って野球する気がします」
こんなことをしそう
サッカーボールを下から投げて転がして、サッカー野球をするとか、水泳の先生を呼んで全員で北谷のビーチで泳ごうとか「キャンプ期間中2~3日は野球とはまるで違うことをするのでは?」と予想する川上さん。
一見野球とは関係ないことに見えて、足腰の強化など野球に繋がる面白いことをしそうだと言います。
川上「みんなで他のキャンプ地を見に行こうっていうのもいいですよね」
ドラゴンズ一筋の選手は他球団のキャンプを見たことがありません。OBになって見に行って新鮮だと言われたりします。現役選手が見るとまた違う刺激があるかも知れません。
一見野球とは関係ないことに見えて、足腰の強化など野球に繋がる面白いことをしそうだと言います。
川上「みんなで他のキャンプ地を見に行こうっていうのもいいですよね」
ドラゴンズ一筋の選手は他球団のキャンプを見たことがありません。OBになって見に行って新鮮だと言われたりします。現役選手が見るとまた違う刺激があるかも知れません。
ファンサービスが増える
川上「午前中いっぱい練習して、昼からはファンと何かをするとか。 絶対増えるのがファンサービスです」
守備練習だと例えば石川昂弥選手のプレーについて。マイクを持った井上監督が、「今のプレーどう思いますか?〇か✕かで答えてください」とファンに問いかけ。
ファンが✕を出したなら…。
川上「『昂弥、スタンドの人が✕言うたから、今から10本捕りな』とか言いそうでしょ?」
ファンも巻き込んでの練習をしていきそうだと予想する川上さんです。
守備練習だと例えば石川昂弥選手のプレーについて。マイクを持った井上監督が、「今のプレーどう思いますか?〇か✕かで答えてください」とファンに問いかけ。
ファンが✕を出したなら…。
川上「『昂弥、スタンドの人が✕言うたから、今から10本捕りな』とか言いそうでしょ?」
ファンも巻き込んでの練習をしていきそうだと予想する川上さんです。
ファーム経験が強み
井上監督について「今までのドラゴンズにはいなかった監督になりそう」というのが川上さんの予想。
井上監督は野手として活躍しましたが、最初はピッチャーで入団してきました。
川上「そのピッチャーをクビになったわけだから、野手に転向して数年は相当な危機感を感じながらファームで鍛えられたと思うんです」
井上監督にとって1990年がルーキーイヤーで、2年目の91年に野手に転向。2年目はわずか8試合の出場。3年目はたった1試合。
そこから30試合、11試合、28試合と出番が増えていき、川上さんのルーキーイヤー1998年に107試合出場するまでになります。ずいぶん下積みが長かった選手です。
川上「ファームの経験も長いし、ファームの監督・コーチもされてたというポイントは高いという気がしますね」
井上監督は野手として活躍しましたが、最初はピッチャーで入団してきました。
川上「そのピッチャーをクビになったわけだから、野手に転向して数年は相当な危機感を感じながらファームで鍛えられたと思うんです」
井上監督にとって1990年がルーキーイヤーで、2年目の91年に野手に転向。2年目はわずか8試合の出場。3年目はたった1試合。
そこから30試合、11試合、28試合と出番が増えていき、川上さんのルーキーイヤー1998年に107試合出場するまでになります。ずいぶん下積みが長かった選手です。
川上「ファームの経験も長いし、ファームの監督・コーチもされてたというポイントは高いという気がしますね」
選手の色を出すとは?
井上監督と一緒にゴルフを経験している川上さん曰く「井上監督には我慢強さがある」そうです。
川上「イケイケになりそうなところでひとつ間が置けれるんです。『いや待て、憲』『いや憲、逸るな。待て』って全てを大事に行くんですよね。だから堅い野球にはなると思う」
「練習やファンサービスはユニーク。しかし、いざ本業となると堅くきっちり」が、川上さんが見る井上監督像でした。
「選手の色を出す」という井上監督の言葉を報道で知ったという川上さんは、こんなことを言っていました。
川上「井上監督もピンクのリストバンドをしてましたし、全員に色付けるんじゃない?
『昂弥、お前は紺でいくか?』『村松、お前は明治大学だから紫で行け。明治の先輩どんな奴がおる?川上さんか。あいつのカラーが紫じゃなくて微妙なグレーだったな』とか」
井上監督は、コミュニケーション能力にあふれる監督だという川上さんの話でした。
(尾関)
川上「イケイケになりそうなところでひとつ間が置けれるんです。『いや待て、憲』『いや憲、逸るな。待て』って全てを大事に行くんですよね。だから堅い野球にはなると思う」
「練習やファンサービスはユニーク。しかし、いざ本業となると堅くきっちり」が、川上さんが見る井上監督像でした。
「選手の色を出す」という井上監督の言葉を報道で知ったという川上さんは、こんなことを言っていました。
川上「井上監督もピンクのリストバンドをしてましたし、全員に色付けるんじゃない?
『昂弥、お前は紺でいくか?』『村松、お前は明治大学だから紫で行け。明治の先輩どんな奴がおる?川上さんか。あいつのカラーが紫じゃなくて微妙なグレーだったな』とか」
井上監督は、コミュニケーション能力にあふれる監督だという川上さんの話でした。
(尾関)
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