若狭敬一のスポ音

二刀流はバレーボールにもいた?ウルフドッグス名古屋の水町泰杜選手に注目

CBCラジオ『若狭敬一のスポ音』では、地元プロスポーツを応援しています。

3月2日の放送では、男子バレーボール、Vリーグ1部、V1の地元チーム、ウルフドッグス名古屋の水町泰杜選手にインタビューをしました。
二刀流はメジャーリーグの大谷翔平選手だけではありません。

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今年デビュー

水町選手は熊本県出身の22歳。現役の早稲田大学生ですが、2024年度のウルフドッグス名古屋の内定選手として去年12月に加入しました。背番号は12番、アウトサイドヒッターです。

1月21日、エントリオ(豊田合成記念体育館)で行わた日本製鉄堺ブレイザーズとの試合でVリーグデビューを果たしました。

水町「初めてベンチ入りさせていただいて、あまり経験したことのないピンチサーバーとしての起用だったんですが、サーブ1本打つのにも非常に難しさを感じましたね」

デビュー戦を振り返る

デビュー戦、水町選手は3セット目のピンチサーバーとして出場。水町選手の打ったジャンプサーブが相手に入り、こちらのボールが来てバックアタック2連発。

試合の流れをひっくり返すきっかけになったサーブを振り返ってもらいました。

水町「自分の中では、そんなに点差は気にしてなくて、とりあえず入れにいって、1本拾いたいと思っていたので、結果的には良かったと思っています」

初スタメン

水町選手は、「スパイカーとしては、身長が高い方ではないので、その分、守備を大事にしながら、攻撃でも貢献出来たらと考えています」と、チーム内での自分の位置を分析します。

初のスタメン出場は2月17日、エントリオで行われたパナソニックパンサーズ戦でした。
この日は負けてしまいましたが、特に第4セットでは水町選手の攻撃力が爆発しました。


水町「アウトサイドヒッターの山崎さんが不在の中で、スタートから行くと聞いて、今自分がやれることを精いっぱいやろうとだけ考えていました」

バレーの二刀流

水町選手は、ウルフドッグス名古屋と並行して、トヨタ自動車ビーチバレーボール部にも所属しており、Vリーグとビーチバレーの二刀流をしています。

二刀流の理由は、大学生の頃、初めてビーチバレーボールをやった時、ビーチバレーボールとバレーボールが相互に活かされていると感じたからだそうです。

日本ではインドアのバレーボールとビーチバレーは分けて捉えがちですが、海外では両立させている選手もいるそうです。

水町「僕が初めてVリーグに所属しながらビーチバレーをすることで、下の世代の子たちが、インドア、ビーチバレー、交互に行きやすくなればいいなと思います」

この放送の翌日、3月3日にエントリオでJTサンダーズ広島と対戦する水町選手からメッセージ。

「いつも応援ありがとうございます。ファイナルに向けて大事な一戦になりますので、明日もしっかり頑張ろうと思います。応援よろしくお願いします」

結果はウルフドッグス名古屋の勝利。バレーボールとビーチバレーボールの二刀流、水町泰杜選手でした。 
(尾関)

 
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2024年03月02日13時10分~抜粋

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