若狭敬一のスポ音

ファイティングイーグルス名古屋の佐土原遼選手、自他共に認める負けず嫌い

CBCラジオ『若狭敬一のスポ音』では地元プロスポーツを応援しています。

9月30日の放送では、男子バスケットボールBリーグB1のファイティングイーグルス名古屋の佐土原遼選手にお話を聞きました。
聞き手は若狭敬一アナウンサーです。

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プロフィール

佐土原遼選手は神奈川県出身の23歳で、背番号は8番、身長は192センチです。
東海大相模高校から東海大学に進学し、2021年に広島ドラゴンフライズとプロ契約。
今年6月にファイティングイーグルス名古屋へ移籍となりました。 

今シーズンファイティングイーグルス名古屋には7人の新しいメンバーが加わりましたが、佐土原選手もそのひとりです。 

昨シーズンまでのメンバーとは大きく変わったファイティングイーグルス名古屋。チームの雰囲気はどうでしょうか? 

佐土原選手「今までいた選手たちが先陣を切ってくれていて、自分たちも他のチームで学んできたことを教えたりして、良いコミュニケーションが取れています。双方が噛み合ってチームはいい感じに進んでいると思います」 

引き出しを多くする

「オフェンス、ディフェンス、両方とも器用にできるところが自分の武器」と語る佐土原選手。 

さらに最近はスリーポイントのリリースを早めたり、強いフィジカルを使ったシュートセレクションを増やしたり、ドリブルのテンポをずらしてみたり、練習の中で試行錯誤中だそうです。 

佐土原選手「相手が対応してきた時に、こっちも対応していく。抑えられた時に、どれだけ次の引き出しがあるかがバスケだと思っているので、ひとつの武器を尖らせるのではなく、他の武器のレベルも上げていこうと思っています」 

負けず嫌い

若狭が、ヘッドコーチから聞いた佐土原選手へ期待していることを披露しました。 

『佐土原選手はいいメンタル。負けず嫌い。そして遂行力が抜群。その力をコート上で今シーズン大いに発揮して欲しい』

佐土原選手「リバウンドも外国人並みに取っていきたいですし、アシストもガード並みにしたいですし、点数もチームで一番になりたいです。プレータイムも、こいつ出すんだったら俺を出せよぐらいの感じです」 

若狭「良いメンタルですねえ。ヘッドコーチのおっしゃっていた通り」 

佐土原選手「負けず嫌いですね(笑)」 

プレーオフは当たり前

10月に入り、2023~2024シーズンが始まります。
佐土原選手の個人的な目標を聞きました。 

佐土原選手「今シーズンはいろいろとチャレンジさせてくれる環境があるので、去年伸びなかった部分をコートで出すことです」 

チームとしてチャンピオンシップ(CS)出場は当然と語る佐土原選手。CSとはいわゆるプレーオフのこと。 

それよりも佐土原選手が気にかけているのは、そこまでの過程。
シーズン60試合、悪い流れになった時にチームとしてどうするか?だそうです。 

佐土原選手「負けた時の立て直し方もちゃんと考えていきながら、ワンシーズンちゃんと戦っていけたらいいなと思ってます」 

悪い時こそ声を掛ける

シーズンでは、どのチームも連敗することはあります。「その連敗を早めに断ち切れば、チームの雰囲気もいいはず」と佐土原選手。そのために挙げたのが「声掛け」。

佐土原選手「いい時の声掛けは誰でもできるんですけど、ダメな時の声掛けは難しいです。そういう時は自分もダメだと思って、誰も声を出さなくなってしまうんです。そういう時にこそ発信していくのが大事かなと思っています」 

最後にリスナー、ファンの皆さんへメッセージ。 

「開幕戦が自分の古巣、広島ドラゴンフライズということでワクワクしています。名古屋のファンだけでなく、三遠、三河など他のチームのファンも、是非、古巣とバチバチやるところを見て欲しいです」

ファイティングイーグルス名古屋の初戦は、10月7日土曜日にホーム、枇杷島スポーツセンターで開催されます。
力の限りファイティングイーグルス名古屋を応援してください。 
(尾関) 
 
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2023年09月30日13時12分~抜粋

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