若狭敬一のスポ音

なでしこリーグ「ラブリッジ名古屋」の広報が、女子サッカーの魅力を教えます。

7月8日放送のCBCラジオ『若狭敬一のスポ音』に、女子サッカーなでしこリーグ1部の地元クラブ、朝日インテック・ラブリッジ名古屋の広報、南部えみ梨さんが出演しました。

パーソナリティの若狭敬一アナウンサーが、南部さんから女子サッカーの魅力を尋ねます。

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なでしこリーグとは?

南部さん「現在は2部制になっております。私たちが所属しているなでしこリーグ1部は全部で12チームありまして、2部は10チームあります」 

女子のサッカーには「なでしこリーグ」と「WEリーグ」という2つのリーグがあります。WEリーグの所属選手はプロなのに対し。なでしこリーグはアマチュア選手が所属しています。

アマチュア選手は各々仕事を持っています。
朝日インテック・ラブリッジ名古屋の場合、練習時間は火曜日から金曜日までの朝8時半から10時半まで。試合は土日で月曜はオフとなります。 
練習のある日は、終わったら着替えてランチを食べてから、各勤め先のパートナー企業へ出勤するそうです。

ちなみにラブリッジ名古屋の練習場所は、基本的に鶴舞公園にある多目的グラウンド「テラスポ鶴舞」です。通勤通学で近くを通る方は一度覗いてみてはいかがでしょう。 

クラブの歴史

ラブリッジ名古屋は、今シーズンになでしこリーグ1部に参戦して3年目。
クラブの歴史は、1995年に名古屋グランパスジュニアレディースとしてジュニアチームを発足したことに始まるそうです。 

翌年にユース発足後、愛知県リーグ、東海リーグなど上位のリーグへ昇格していく過程でクラブの名前も変わっていきました。 

南部さん「いろいろな歴史を経ながら、今の名前になる前哨の2017年にNGYラブリッジ名古屋として活動を始めました。
2021年になでしこリーグ1部に参戦した時に、株式会社ラブリッジとして活動を始めております」 

ラブリッジ名古屋の拠点は愛知県名古屋市。
ホームゲームは名古屋港の隣にある稲永公園のCSアセット港サッカー場で行われます。

監督はグランパスのあの名選手!

今シーズンからラブリッジの監督に就任したのが、名古屋グランパスでも活躍した森山泰行さんです。
ポジションはフォワードでスーパーサブの印象が強い選手でした。グランパスであげた63得点中、22点が途中出場での得点です。 

南部さんに森山監督と接した感想を聞くと…

南部さん「すごくポジティブで前向きな方ですので、お話をしていて気持ちが前向きになりますし、選手たちもプレーに集中して練習に励んでおります」 

選手の二面性が魅力

女子サッカーの魅力について尋ねられた南部さん。

南部さん「フィールドでは本当にアグレッシブにプレーをするんですが、グランドを降りると、本当にひとりの女性として(笑)」 

含みのある答えですが、魅力は選手の見せる二面性にあるとか。

若狭「いただいたパンフレットを見ると、戦っている時の姿と私服姿のお写真も載っていて、そのギャップを感じられますもんね。この辺りが魅力だと思います」 

ホームページにもユニフォーム姿ですが、選手の紹介があります。観戦前にチェックしてみてください。 

目標は優勝

関東方面、関西方面には女子サッカーのプロチームが存在しますが、愛知県にはまだひとつもないそうです。「女子サッカーの認知度を高めたい」と話す南部さん。 

現在、サッカー女子ワールドカップが行われているため、なでしこリーグは8月の中旬までオフになります。次節、第16節は8月26・27日の土日に開催されます。 
ラブリッジ名古屋の次のホーム戦は9月2日の第17節。CSアセット港サッカー場で15時キックオフです。

今シーズンの目標は「優勝」と意気込む南部さん。

南部さん「残り7試合、しっかり戦い抜いて、最後にはみんなで笑えるように活動していきたいと思っております。ぜひ、女子サッカーの試合を観に来て、ラブリッジを応援してください」

現在、ラブリッジ名古屋はリーグ2位。名古屋グランパスと同じく優勝が狙えるポジションです。今年の名古屋サッカー界は熱いです。 
(尾関) 
 
若狭敬一のスポ音
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2023年07月08日13時11分~抜粋

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