若狭敬一のスポ音

今季の中日ドラゴンズ、先取点を取った試合の勝率はナンバー1だった!が…

音楽・映画・ドラゴンズ、世の中のありとあらゆるものを毎週熱く取り上げていくコーナー、CBCラジオ『若狭敬一のスポ音』のコーナー「大谷ノブ彦のキスころ濃縮版」。

11月12日の放送では、ダイノジの大谷ノブ彦と若狭敬一アナウンサーが、ドラゴンズについて語りました。
先発不足に加え、打てないドラゴンズ。最後はあまりにもショッキングな数字に笑うしかない2人でした。

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全員合わせて、たった4勝

大谷「ドラゴンズはそろそろ秋季キャンプが終わる。来年、先発陣どうするの?先発として誰が名乗りを上げてくれるのかはキャンプ次第だと思います」

秋季キャンプは19日まで行われます。
今シーズンは、髙橋宏斗投手、柳裕也投手、大野雄大投手、小笠原慎之介投手、この4投手をメインにして、松葉貴大投手を合わせて投げていました。

この5人以外で白星を挙げたピッチャーはほぼゼロ。
根尾昂投手、藤嶋健人投手、福谷浩司投手、笠原祥太郎投手、上田洸太朗投手、鈴木博志投手、橋本侑樹投手、勝野昌慶投手と投げた投手はいますが、2勝以上しているピッチャーはゼロ。全員合わせて4勝です。とにかくドラゴンズは先発不足です。

どうなる?先発不足

大谷が担当する月曜の『ドラ魂キング』では、ドラゴンズOBの中村武志さんが「投手陣は12球団ナンバーワンだから大丈夫」と言っていたそうですが…。

大谷「現実には先発が足りてない。どうするんですか?藤嶋(健人)とか先発させる?」

若狭「あり得る話だと思いますよ」

ただリリーフの中でも、藤嶋健人投手は非常にいい役割をしており先発転向は難しそう。

となると、根尾昂投手の大ブレイクを待つか?ドラフト1位の仲地礼亜投手をいきなり先発ローテに入れるか?それとも梅津晃大投手の復活があるのか?
現状では、全てもしもの状態です。

計算できるピッチャーは、髙橋宏斗投手、柳裕也投手、大野雄大投手、小笠原慎之介投手の4人。
しかし来年、この4人を万全で回せるかは未定。4本柱が負けたり、その試合を落とすと、7連敗8連敗とドドドドドッと負ける可能性もあります。さらなる先発投手が必要です。

若狭「一軍の投手陣のメンバーは、来年の2月の秋季終了時点でボヤっとは決まると思います」

大谷「中継ぎ陣は盤石で、かなりレベルは高いと思います。ここは期待できますね」

野手陣は競争

大谷「もう一つの課題は攻撃の仕方。走れてないのが原因だと思います。僕は、盗塁できる人がレギュラーになることを期待しますね」

若狭「そうなると、いきなりセカンドに村松選手があるかも」

今年、ドラフト2位指名を受けた明治大学の村松開人選手。三振が少なくヒットもよく打つ。打率は3割4割。そして勝負強い。盗塁もできる。野球脳が高いと言われています。

大谷「ショートは土田龍空でいきます?」

若狭「でも(土田)龍空がボヤボヤしていると、(田中)幹也ちゃん来ますよ」

ドラフト6位、亜細亜大学の田中幹也選手は、守備範囲が広いことから「忍者」のニックネームがあります。

大谷「令和の忍者が来るか?これも競争なんですね」

若狭「楽しみですね」

ショックな数字

最後に若狭の豆知識。
今季のドラゴンズは、先取点を取った試合の勝率がナンバーワンだそうです。

若狭「先取点ゲームだけでいうと、優勝チームはドラゴンズなんです」

大谷「ええええ?」

裏返すと、逆転勝利の一番少ないのもドラゴンズということになります。
2点差以上をひっくり返した試合はたったの6。143分の6と、若狭も腰を抜かすほどの少なさ。

若狭「2点差がついた時点で、バンテリンドームにいらっしゃったみなさんは帰った方が良かったんです」

大爆笑の大谷。もう笑うしかありません。
来年は美味しいビールが飲めますように。 
(尾関)
 
若狭敬一のスポ音
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2022年11月12日12時37分~抜粋

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