若狭敬一のスポ音

デビュー15周年の植村花菜、カラスに困惑

シンガーソングライターの植村花菜さんが、8月14日放送のCBCラジオ『若狭敬一のスポ音』に電話出演しました。

5月にリリースしたデビュー15周年記念ミニアルバム『それでいい』に込めた思い、コロナ禍での生活の変化を聞きました。

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デビューから現在

植村花菜さんは1983年1月4日生まれ、兵庫県川西市出身です。
2005年にシングル「大切な人」でメジャーデビュー。2001年にはCBCラジオで『植村花菜のカナナビ』のパーソナリティを担当していました。

2010年にリリースした「トイレの神様」が大ブレイク。2013年に結婚し、2015年に出産。2016年からは家族とニューヨークへ移住して音楽活動を継続。

2019年に日本に戻ってからはコロナの関係でニューヨークに帰れず、現在は兵庫県内で、お子様と旦那様と3人で生活しています。
 

コロナの一年で気づいたこと

コロナ禍によって活動に制限を強いられたミュージシャンたちですが、植村さんも例に漏れず変化がありました。
昨年は7ヶ月も歌う機会がなかったそうです。ストリートライブを始めた頃から、そんなことは一度もなかったんだとか。

植村「今まで人前で歌わせてもらえることを当たり前だと思っていたんですが、実は当たり前じゃないんだと本当に実感しました。歌わせていただける場がどれだけありがたいのか非常に感謝しきりの、そんなことに気づいた、この一年と言いますか」
 

新しいことにチャレンジ

これほど仕事がないこともデビュー以来初めてのこと。
そこでこの機会に以前からやってみたかった田舎暮らしと家庭菜園を始めたそうです。
免疫力をアップさせる発酵食品の自作など、新しいチャレンジが出来たそうです。

植村「時間なくて読めなかった本をいっぱい読んだり、音楽活動はできなかったけど、有意義には過ごしました」

家庭菜園で上手くいって、家族にも評判が良かった野菜はあるのでしょうか?

植村「オクラかな?オクラ、ほっといてもニョキニョキ伸びるから。普通のオクラより、ちょっとお高めの丸オクラの苗を買ったんですよ」

オクラは収穫する時期を逃すと大きく固くなり、美味しくなくなるんだそうです。
しかし、丸オクラは少々収穫する時期が伸びても美味しく食べれるんだとか。

植村「結構なサイズになっても美味しく食べられて、丸オクラはすごく良かったですね」
 

カラスの脅威

家庭菜園ではこんなことも。

植村「キュウリを育てて、めっちゃ美味しかったんですけど、かなりの本数をカラスに持って行かれたんですよね」

明日収穫しようと思って1日待っていたら、一番美味しいのをカラスが取っていくんだそうです。
朝、収穫しようとベランダに出たらヘタだけが残っていたんだとか。

「あれ?キュウリなくなってる、みたいな。もうカラスに、何本いかれたか分からないですね。あの方たち、一番美味しいのをちゃんと分かって持って行きはるんですよ。びっくりしましたね」

このコロナで、カラスの利口さも痛感したようです。
 

ウォーキングのお供に塩レモン

そして発酵食品は、ドイツ料理のキャベツの漬物・ザワークラウトをよく作っていたそうです。

また夏の時期に作っていたのは塩レモン。
植村さんはウォーキングをするそうで、その熱中症対策なんだとか。

植村「塩レモンを炭酸水で割って塩レモンソーダにして飲んだり。あと、塩麹を作ってましたね。お肉を塩麴に漬けてたら、何でも柔らかくなって美味しくなるから」

その口調からも、相当なのめり込みようであることがわかります。

音楽の力を信じる

5月11日にはデビュー15周年記念ミニアルバム『それでいい』がリリースされました。このアルバムに込めた思いは?

植村「このアルバムは、去年から今年にかけてのコロナ禍で学んだことを全部詰め込んだアルバムなんです。

日常だったものが当たり前じゃなくなる日々を過ごして、なんで自分は生かされているんだろう?って命と向き合われた方が多いと思うんですよね」

自分や家族が生きていく上で本当に大切なことは何なんやろう?と考えて、その問いかけの中で気付いたことをアルバムに詰め込んだんだそうです。

植村「こういう時だからこそ、音楽の力を信じて、希望を持って、みんなで前向きに生きていきたいなと思っております」
(尾関)
 
若狭敬一のスポ音
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2021年08月14日12時36分~抜粋

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