若狭敬一のスポ音

びっくり!山田久志が名付け親の芸能人とは?

元中日ドラゴンズ監督で野球解説者の山田久志さんが、7月3日放送のCBCラジオ『若狭敬一のスポ音』に出演しました。

華やかな雰囲気もあるプロスポーツ界で、芸能人との交流はどの程度あるのでしょう?若狭敬一アナが尋ねます。

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やることがカッコイイ松山千春

山田「歌手でもね、松山千春さんは野球好きだし、ゴルフ好きだしね。千春はやることがカッコいいんだ」

山田さんがドラゴンズの監督に就任して、北海道遠征をした日のこと。

試合が終わり監督室に入ると、テーブルの上には高級ワイン、シャンパン、料理がズラリと並んでいたそうです。
そこに「お疲れ様でした」と書かれたメッセージが。これが松山千春さんの差し入れだったそうです。

千春さんは、お酒は飲みませんが、そういう場所は好きなんだそうで、二人で九州でよく遊んだんだとか。

若狭「一緒に歌うことってあったんですか?」
山田「歌わないよ。恥ずかしくて歌えない」
 

森進一からの突然の電話

また山田さんは歌手の森進一さんとも交流がありました。
きっかけは現役時代に調子を悪くして勝てなくなったこととか。

山田「家で悶々としていたら家に電話が来たのよ。『森です』とか言うから、どこの森だ?と思ったね」

森さんは大阪梅田の梅田コマ劇場(現在の梅田芸術劇場)で1ヶ月公演の最中。
翌日オフの森さんは、甲子園で夕食を食べた後、山田さんを誘ってみたんだそうです。
ちなみにこの甲子園は球場ではなく、兵庫県西宮市の地名です。

 

芸能人は何かある

山田さんは「森さんゴメン。あした先発だから行けない。いま調子も悪いし」と最初は断ったそうです。

それに対し森さんからは「いまあんまり勝ててない。調子が悪いのがわかったから電話しました」との言葉。
気分変えて出て来ませんか?というお誘いでした。
当時甲子園に近いところに住んでいた山田さんは出かけることにしたそうです。

場所は甲子園では有名な串カツ屋。
「一杯が二杯になって、二杯が三杯になって。いい機嫌になって帰ってきた」と山田さん。

山田「で、勝てたんだよ。すごい気分良くて…」

森さんに「ありがとうね。お陰様で気分転換になって勝てたわ」とお礼の電話したそうです。
その時森さんから「東京へ来たらご馳走するので家に来て下さい」という言葉ももらった山田さん。

山田「あの時のお嫁さんが大原麗子さんだったの。大原麗子さんのお料理が食べれると思って行ったら、料理なんか全然ない。お茶漬けぐらいしかなかった(笑)」

若狭「すごいですね」

山田「何もすごいことないじゃないの。来て下さいって言うから行っただけ」

若狭「そうやって気分転換も必要なんですね」

山田「芸能界とか、そういう人たちには、何かがあるよ」

芸能に携わる人は、「運がある」とか「気が強い」と言われます。
 

気遣いの人、西川きよし

山田「西川のきよしさんもそうだ!」

若狭「小さなことから」

二人「コツコツと」

山田さんは漫才師の西川きよしさんとよく会食をするそうです。

山田「あの人も会ったら運をもらえるような気がする。あの人は真面目そのもの。飲んでてもね、そこまで敬語を使わなくて、よろしいんじゃないですか?っていうぐらい気遣いが凄い。勉強になる」

西川きよしさんの名前が出たら、聞いてみたいの漫才コンビ「やすしきよし」で相方だった横山やすしさんのこと。横山やすしさんとは会ったんでしょうか?

山田「紹介するって言ってくれたけどイヤだった(笑)。いつも酔ってて大阪じゃあ有名だったからね」

山田さんはやすしさんとの付き合いはありませんでしたが、やすしさんと付き合いがあった人で悪いことを言う人は一人もいないんだそうです。

山田「ハチャメチャなようだけど、みんな素晴らしかったって言う。すごい面倒見が良かったんだって」
 

美木良介の名付け親

山田「歌手や俳優だった美木良介っているでしょ?あれ、私が名付け親ですからね。言っときますけど」

若狭「え?」

唐突な山田さんの告白に絶句し、再度確認する若狭。

若狭「美木良介さんの名付け親、山田久志さんなんですか?」

山田「そうです。自慢してるみたいだけど」

山田さんの現役時代、阪急ブレーブスはオープン戦を姫路で開催していたそうです。
当時足を運んでいた割烹料理店の長男が高校球児だった美木良介さんだそうです。

実は美木さんは岡山東商業時代に甲子園に出場した球児でした。
その後も野球を続けたい美木さんに、山田さんはいろいろとアドバイスをしていたんだとか。
 

芸名の由来

法政大学へ進学した美木さんには、西武ライオンズからオファーも来たようですが、肘の故障で野球の道を断念。
姫路に帰って割烹料理店を継ごうと思ったんだそうです。しかし…。

山田「お前なあ、歌うまいし、カッコいいし、男前だし、そっちの方へ行けって、そういう話で盛り上がって。で、本人も考えた結果、そっちに行こうとしたんですよ」

芸能界デビューするにあたって、美木さんが芸名を考えてもらったのが山田さんでした。山田さんが「美木良介」と付けた理由は?

山田「(本名の)良介は男っぽくて呼びやすいし、カッコいいじゃないですか。あと、上はわかりやすい方がええやろと思って」

男にしては綺麗でいい顔なので「美」、大きな木のように育って欲しいと「木」、それで「美木良介」という芸名に決めたんだそうです。
ちなみにロングブレスダイエットは美木さんが考案した呼吸を使った健康法です。

「自慢話で申し訳ないけども、名付け親は私でございます」と最後にもう一度強調する山田久志さん。まさかのまさか、美木良介さんの名付け親だったとは。 
(尾関)
 
若狭敬一のスポ音
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2021年07月03日12時43分~抜粋

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