若狭敬一のスポ音

激白!彦野利勝が初めて明かした現役時代、こだわり抜いたこととは?

元中日ドラゴンズの選手で野球解説者の彦野利勝さんが、6月20日放送の『若狭敬一のスポ音』に出演しました。

番組内では自身の現役時代も含め、今まで語ってこなかったあることを初めて明かした彦野さん。若狭敬一アナウンサーも驚きを隠せませんでした。

[この番組の画像一覧を見る]

自粛で悟ったこと

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、日本中が自粛、ステイホームが続いていましたが、彦野さんはどう過ごしていたのでしょうか?

彦野「完全ステイホームでしたね。家の周りは少しぐらいは出ましたけど、それ以外は本当に出てないですよ」

ステイホーム期間、家でしていたことは?

彦野「それが意外と何もやってないんですよ。見映え重視なんで、コロナ太りはイカンかなと思って、身体だけは動かしてましたね」

体形を維持するために家の周りを動いたり、したことがないゴルフの素振りをしていたそうです。
ゴルフコースには行くのに、練習のための素振りはほぼしたことがなかったんだとか。

彦野「もしかすると上手くなったかもしれないですね。やっぱり野球もゴルフも一緒で、素振りは大切だなと改めて思いましたね」
 

開幕延期の影響は?

彦野「キャンプが終わって、オープン戦がほとんど終了した時点で、延期になったわけですから、休むわけにいかなかったでしょうね」

いつ始まるかわからない状態の中、野手なら少なくともバットは振っていたはず。
しかし、走ったりする種目は減っていると推測する彦野さん。
走り込みについては、今年は不足気味となることを懸念しています。

彦野「昨日(19日)から開幕しましたけど、ここであんまり頑張りすぎてしまうと、下半身に何か故障が起きたりしないかとちょっと心配してます」
 

韓国プロ野球で起きたこと

韓国プロ野球は、日本より1ヶ月以上早い5月5日に開幕しています。
元中日投手でサムスンライオンズ二軍監督の落合英二さんによれば、韓国では開幕直後に主力野手の下半身の肉離れが多発したそうです。

彦野「やっぱりトレーニング不足なんでしょうね。今は特に暖かいから、身体が動いてしまうんですよ。
今年はいきなりゴーサインが出たような感じで、身体に無理をする可能性がありますよね。ピッチャーもそうですが、その辺は慎重に入らないと。大きな怪我にならなきゃいいなと思いますけどね」

韓国でピッチャーは、肩や肘の故障よりも脇腹の肉離れが多発したんだとか。

彦野「試合がなくて疲れてないんで肩が回ってしまうんじゃないですか?腕が振れちゃうとか。
上半身と下半身の筋力のバランスが良くないんでしょうね。だから、そういうところで歪みがきて、肉離れに繋がるんじゃないですか」

日本のプロ野球において他山の石としてもらいたいところです。
 

こどもの頃からの疑問

「彦野さんへ質問。こどもの頃、ナゴヤ球場のスタンドから彦野さんにピースサインを送ったら、ピースサインを返していただけたんです。
ただ、未だにあれがツーアウトの意味のサインなのか、私に対してのピースサインなのかが不明です。どっちだったんですか?」(Aさん)

彦野「いつ頃の話ですかねえ」
若狭「この方、41才ですから、私と同世代です」

おそらく80年代の後半から90年代の中盤ぐらいの出来事だと思われます。

「その方に、だと思います」と軽く言う彦野さんですが、若狭アナがあることに気づきます。

若狭「ツーアウトの時って、人差し指と小指ですよね?」

ツーアウトを告げる場合、影絵でキツネを作るように人差し指と小指を立てるのが通例です。ところが…
 

見映え重視

彦野「それがね、私の場合、ピースサインのツーアウトやってた時があったんですよ」
若狭「ええ?初耳!」
彦野「なんかキツネみたいなのが嫌だったんですよ」

さすが見映え重視の彦野さんです。

しかし、みんなが人差し指と小指でやっている中、一人だけピースでやるのは照れないのでしょうか?

彦野「センターなんて、やってても見えないでしょ。僕らはアンサーですからね」

キャッチャーが、「今はツーアウトだよ」と確認のために内野にサインを出します。内野がそれぞれツーアウトのサインをするのは、「わかってるよ」と答えるため。

さらにキャッチャーは外野へも確認のためツーアウトのサインを高々と上げます。外野も「分かってるよ」と伝えるためにツーアウトのサインを返します。

彦野「伝えてきたのを無視するわけにはいかないんで『一応わかってるよ』ってやるんですよ。だからツーアウトだとわかってれば、どんなふうに2本出してもいいわけですよ」

 

初めて話した

彦野「わかってるというサインですから、別にキツネにしなくても何でも良いんですよ」

実は最初はみんなに合わせて"キツネ"でやっていたそうですが、彦野さんの美学が許さなかったようです。

若狭「彦野さんがアンサーとはいえ、ツーアウトのサインをピースサインでやってたのは初耳だな」

彦野「こんなこと話したことないですからね。そもそも聞かれませんからね」
(尾関)
 
若狭敬一のスポ音
この記事をで聴く

2020年06月20日15時06分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報