若狭敬一のスポ音

山田久志「トヨタ、マーキュリー、シボレー、BMW、ベンツ、トヨタを挟んでまたベンツ」

野球解説者の山田久志さんが4月25日放送の『若狭敬一のスポ音』に出演し、プロ野球選手と自動車の関係について語りました。

山田さん自身は阪急電鉄を親会社に持つ阪急ブレーブスの出身ですが、クルマが趣味でさまざまな車種を乗り継いでいたそうです。

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外車は一流選手のステータス

夢のあるプロ野球。その夢が最も目立つ形で見えるのが自動車です。

山田「レベルによって乗るクルマが違った。ファームの選手はクルマに乗るのは10年早いと言われて乗れなかった。一軍の選手でもトップはここ。二番手はこの辺までというのがあった」

活躍して年俸が高くなればどんな高級外車でも乗れます。
各球場の駐車場に外車がズラーっと並んでいる様は壮観です。

山田「最初はトヨタ。コロナマークⅡが好きで乗っていた。で、だんだん外車に乗りたいなと思うようになるの」

運転はあんまり好きじゃないという山田さんですが、クルマそのものは好きなのだそうです。
 

運転が好き過ぎる高木守道

山田「守道さんにはびっくりしたもん。私」

自動車の話題で、今年1月に亡くなられた高木守道さんのエピソードを思い出した山田さん。

ドラゴンズの北陸遠征試合開設するために現地で高木さんと会った山田さん。中継終了後、スタッフと食事に行くことになったそうです。当然、高木さんも一緒だと思った山田さん。

山田「『いや、帰るんだ』って言うから『今から名古屋に帰る電車ってあるんですか?』って聞いたの。『いやいやクルマだよ』って」

高木さんは現役時代、後楽園球場で巨人戦があった時に、名古屋から東京まで運転して、普通に試合をして帰ってきたこともあったというほどの運転好き。一方の山田さんは…

山田「長距離がダメなの。たった一人で音楽やラジオを聴きながら走ってると、俺は何をやってるんだと思う」

疲れている時に、周りのクルマに気を遣って運転することもイヤだそうで、それなら電車の方がいいそうです。
 

2ヶ月でアメリカ車を変えた理由

山田さんがコロナマークⅡの次に乗ったのは?

山田「当時(1970年代前半)はアメ車がカッコよかった。アメ車が人気あったの。なんとかモナークとかいったね。カマロも乗った。スポーツカーみたいなやつ」

フォードが出していたのがマーキュリー・モナーク。
マーキュリーはもう生産していませんが、シボレー・カマロはマイナーチェンジを繰り返し、現在も生産されています。

シボレー・カマロに乗った理由は長男にカッコいいと勧められたから。山田さん自身はカッコいいと思わなかったそうです。

山田「スポーツカーみたいで走るんだ。すんごい走るの。で、2ヶ月に2回スピード違反で捕まって。これはイカンわと思って、息子に『もう変える』って2ヶ月で変えた。ダメだよ。あっと言う間にスピード出るんだから」
 

縁起の良いクルマ

山田さんの愛車歴はBMW、そしてベンツと続きますが、またトヨタ車に戻りました。

山田「日本シリーズのMVPでトヨタのクラウンを貰ったんだ」

1977年(昭和52年)の日本シリーズでのこと。
この時にもらったクルマは色が自分で選べたそうです。しかし贈与税が70%ぐらいかかったそうで…。

山田「俺はこういう性格でしょ?なら、今クルマあるから要らんって言ったの。ほんなら、家族とか親族に乗っていただいても結構、税金もこちらで少々はしますよって。流石トヨタって思ったね」

こうした経緯で乗ったのがトヨタのクラウン。

山田「だって縁起の良い車じゃん。MVPだもん」

大きなキーの目録を持って、クラウンの前で撮った表彰式の写真を今でも大切にしているそうです。
 

乗り心地が最高

山田「それから後はベンツ。すーっとベンツ。それで今はレクサス」

ベンツが気に入って乗り継いでいたのですが、トヨタに回帰していました。

山田「別にトヨタからコマーシャル頂こうなんて思ってないけど、乗り心地が良い。今まで乗った感じではベンツと変わらないね。乗り心地はレクサスの方がいいかもわからんね」

長距離ドライブが苦手な山田さん、運転するのはゴルフの時ぐらいだそうです。

山田「それでも、たまに神戸から名古屋まで来るのよ。2回ぐらい休むけど」

2005年に新名神高速道路ができて、景色と走り心地を楽しんでいるという山田さんでした。
(尾関)
 
若狭敬一のスポ音
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2020年04月25日13時12分~抜粋

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