12月14日『若狭敬一のスポ音』は、中日ドラゴンズ一軍ピッチングコーチ、阿波野秀幸さんがゲストでした。リスナーの質問に誠実に答える阿波野さんですが、来シーズンの投手陣に頭を悩ませているような雰囲気も見受けられました。
9回を投げるのは？
「初めてCBCにお邪魔しました。よろしくお願いします」と阿波野さん。「今はゆっくりしてますよ。でも、来期に向けての戦力が、自分ではどうにもできないんで、ソワソワ、ヤキモキしている気持ちもあるんですよ」と現在のオフの心境を語りました。
1986年近鉄に入団した当時は、細身の体形と甘いマスクで、当時、流行していたトレンディドラマになぞらえ「トレンディエース」と呼ばれました。リスナーからの質問に答えていった阿波野さん。まずは、この質問。
「現時点での来シーズンの抑え、9回を投げるピッチャーの候補は誰でしょうか？」（Aさん）
「すごいボールがいきなり飛んできましたね。本当にそこが肝なんですよ。未だに返事がないライデル・マルティネス。彼の能力は与田監督と二人で認めているんですよ」と阿波野さん。
1986年近鉄に入団した当時は、細身の体形と甘いマスクで、当時、流行していたトレンディドラマになぞらえ「トレンディエース」と呼ばれました。リスナーからの質問に答えていった阿波野さん。まずは、この質問。
「現時点での来シーズンの抑え、9回を投げるピッチャーの候補は誰でしょうか？」（Aさん）
「すごいボールがいきなり飛んできましたね。本当にそこが肝なんですよ。未だに返事がないライデル・マルティネス。彼の能力は与田監督と二人で認めているんですよ」と阿波野さん。
どうなる？マルティネス
今シーズンも途中から、マルティネス投手に任せる部分もあったそうです。しかし現在はキューバへ帰国して音沙汰なし。そこで…。
「電話とかメールでお願いしますじゃなくて、本当にお願いしたいと、そういう一心で、与田監督も自ら、遠いキューバへ行ったので、その気持ちは伝わってるはずなんですけど。良い答えが欲しいなと思います」と心境を語る阿波野さん。
マルティネス投手が、来年も中日のユニフォームを着れば、抑えの第一候補にはなるそうです。ちなみに来週のゲストが岡田俊哉投手。
「岡田はチームを本当に救ってくれました。彼のメンタル、タフさは評価します。細身の体ですけど50試合以上投げれることをしっかり証明してくれました。岡田に加えて、福、藤島への期待は相当高いです」と言う阿波野さんでした。
「電話とかメールでお願いしますじゃなくて、本当にお願いしたいと、そういう一心で、与田監督も自ら、遠いキューバへ行ったので、その気持ちは伝わってるはずなんですけど。良い答えが欲しいなと思います」と心境を語る阿波野さん。
マルティネス投手が、来年も中日のユニフォームを着れば、抑えの第一候補にはなるそうです。ちなみに来週のゲストが岡田俊哉投手。
「岡田はチームを本当に救ってくれました。彼のメンタル、タフさは評価します。細身の体ですけど50試合以上投げれることをしっかり証明してくれました。岡田に加えて、福、藤島への期待は相当高いです」と言う阿波野さんでした。
継投は誰が決める？
「ズバリ、継投は阿波野さんがしていたのですか？与田監督がしていたのですか？」（Bさん）
「任されてる部分もあるので、ほとんど私から発信して、最後に意見を一つにするという形です」と答える阿波野さん。
最終的に監督に提示する段階で、一年間143試合もあれば、あれ？という顔をされる時もあるそうです。阿波野さんは、そんな時のために、もう一つ、答えを用意しておくんだとか。
「あとは与田監督が、自分でこうしたいって時は、最初に言ってきます。監督は、練習でも投手とコミュニケーションを取ってますので、コンディションを把握した上で、今日は使いたい、とかね」と続けます。阿波野さんと与田監督が気にしていたのは登板間隔だそうです。
「任されてる部分もあるので、ほとんど私から発信して、最後に意見を一つにするという形です」と答える阿波野さん。
最終的に監督に提示する段階で、一年間143試合もあれば、あれ？という顔をされる時もあるそうです。阿波野さんは、そんな時のために、もう一つ、答えを用意しておくんだとか。
「あとは与田監督が、自分でこうしたいって時は、最初に言ってきます。監督は、練習でも投手とコミュニケーションを取ってますので、コンディションを把握した上で、今日は使いたい、とかね」と続けます。阿波野さんと与田監督が気にしていたのは登板間隔だそうです。
中継ぎの連投問題
「三連投が比較的少なかったと思います。中継ぎ投手が三連投することについてはどう思いますか？」（Cさん）
「三連投は結構してもらったなという印象です」とリスナーとは違う見解の阿波野さん。実はキャンプの時点から、中継ぎには三連投はさせたくないという考えだったそうです。しかし、シーズンに入ると…。
「そうは言ってられない状況がすぐ来まして。与田監督と、四連投だけは慎重にやろうと決めました」と続けます。連投させるかは、その日の登板後、次の日のグランドに来た時、練習を終えてから、この三つの状況を見て決めるそうです。具体的には？
「ウォーミングアップの動きを見るんですが、最終的にゴーサインを出すかはキャッチボールをして決めます」と答える阿波野さんでした。
また、先ほど名前が出た、岡田、福、藤島投手などは、投げられるかを聞くと、判で押したように、「大丈夫です。行けます」と答えるそうです。
「それは嬉しいことなんですけどね、ただ言葉だけを鵜呑みにするんじゃなくて、監督と私で、ちょっと今日はフォームがおかしいぞ、とか全力で投げてないなーとか、目を光らしてます」という事でした。
「三連投は結構してもらったなという印象です」とリスナーとは違う見解の阿波野さん。実はキャンプの時点から、中継ぎには三連投はさせたくないという考えだったそうです。しかし、シーズンに入ると…。
「そうは言ってられない状況がすぐ来まして。与田監督と、四連投だけは慎重にやろうと決めました」と続けます。連投させるかは、その日の登板後、次の日のグランドに来た時、練習を終えてから、この三つの状況を見て決めるそうです。具体的には？
「ウォーミングアップの動きを見るんですが、最終的にゴーサインを出すかはキャッチボールをして決めます」と答える阿波野さんでした。
また、先ほど名前が出た、岡田、福、藤島投手などは、投げられるかを聞くと、判で押したように、「大丈夫です。行けます」と答えるそうです。
「それは嬉しいことなんですけどね、ただ言葉だけを鵜呑みにするんじゃなくて、監督と私で、ちょっと今日はフォームがおかしいぞ、とか全力で投げてないなーとか、目を光らしてます」という事でした。
ロメロ投手はどう使う？
「ロドリゲスが退団ということで、ロメロを中継ぎに、という発想はあるんでしょうか？」（Dさん）
「今のところ考えてません」ときっぱり答える阿波野さん。
7～9回の終盤はゲームを取るか落とすかを左右する回。ロメロ投手は、どちらかというと真ん中めがけて思いっきり、という投球スタイル。繊細なピッチングを要求されることもある終盤には向かないようです。
「いい部分でもあるんですけど熱くなる。すると、どうしても制御がきかなくなることがあるので、長いイニングを投げてもらいたいっていうのはあります」と言う阿波野秀幸コーチでした。ロメロ投手は先発向きのようです。抑えははっきりしませんが、先発、中継ぎは大丈夫なようです。
（尾関）
「今のところ考えてません」ときっぱり答える阿波野さん。
7～9回の終盤はゲームを取るか落とすかを左右する回。ロメロ投手は、どちらかというと真ん中めがけて思いっきり、という投球スタイル。繊細なピッチングを要求されることもある終盤には向かないようです。
「いい部分でもあるんですけど熱くなる。すると、どうしても制御がきかなくなることがあるので、長いイニングを投げてもらいたいっていうのはあります」と言う阿波野秀幸コーチでした。ロメロ投手は先発向きのようです。抑えははっきりしませんが、先発、中継ぎは大丈夫なようです。
（尾関）
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