山田久志が提言、やっぱり投げる姿が見たい。根尾選手の見極め方

若狭敬一のスポ音 / スポーツ

野球解説者の山田久志さんが、1月19日放送のCBCラジオ『若狭敬一のスポ音』に出演し、中日ドラゴンズのゴールデンルーキー根尾昂選手について分析しました。

冒頭でドラフト会議について「見てた見てた。去年は結構視聴率良かったんだってね」と語りだす山田さんです。

監督と呼べない

山田「それで、また与田が…。まだ与田監督と呼べないのよ。この間『おい与田』って言ってしまって」

2009年、WBCで日本世界一連覇を成し遂げた時のピッチングコーチは山田さんと中日の与田監督でした。

山田「侍ジャパンの原監督から、ピッチングコーチの依頼があった時に、後のサブコーチは選んでいいと言うんで与田を選んだんですよ。そういういきさつがあるもんですから、ついつい… 『おい与田』って呼んでしまう」
 

人前では監督

与田監督は「山田さん、構いません。与田で結構ですから」と言ったそうですが、山田さんは人前では「与田監督」と呼ぶことに決めているそうです。

その理由は山田さんが中日の監督になって、巨人戦で初めて東京ドームへ行った時、長嶋茂雄さんが激励に来てくれた時に由来するそうです。

山田「いつもだったら私のことを『山ちゃん』って呼ぶのを、その時はみんないるから、ちゃんと『山田監督』と言ってくれたんですよ。それで、監督室に入ったとたんに『山ちゃん、元気?』って」

そんなことがあり、「与田監督」と呼ぼうと考えているそうですが、なかなか「おい与田」が直らない山田さんです。
 

山田監督なら根尾選手をこう使う

「マスコミとか新聞紙上で、ショート一本でいくって言ってるの本当なの?」と、話は根尾選手に移ります。
本人は「二刀流に未練なし」と言っていましたが、山田さんの考えは?

山田「私はそこまでこだわることはないと思ったんだけどなあ。野手どこでもできそうだもんね。あの能力があって、あの身体のこなし方見たら、どこのポジションでもできるなっていうのがまず一つ」

山田さんが監督の立場ならセンターをやらせてみたいそうです。しかし、その前に…。

山田「私なら必ずピッチャーをやらせるね。ピッチャーの能力がどのくらいのレベルなのかを見たい。今年のキャンプのブルペンで投げさせてみてですよ、驚く可能性があるわけじゃない」

ここは投手出身の山田さんらしい発言です。

「これは必ず使えるっていう可能性だってあるわけじゃない。それならやらせるべき。キャンプで1クールぐらいはピッチャーとしてやらせてみればいい」と言う山田さんに、「見たい。また我々も騒ぎますよ~」とマスコミ代表・若狭敬一アナウンサー。
 

根尾選手の扱いに注意

山田「本人がショート一本でいきますって言ったって、それを全部飲み込んでたら大変なことになるから。だって京田が気を悪くするよ。
『俺に勝つ?まだ早いよ』って京田は絶対思ってると思う。そういう気持ちがなきゃ困るしね。

根尾をショートに回すから、おまえはセカンドに回りなさいって言ったら、京田にしたらカチンとくる。某阪神の球団みたいにごちゃごちゃになってしまうよ」

山田さん、熱くなりすぎたのか「某」と言いつつ、結局阪神の名を出してしまいます。

山田「阪神は鳥谷の問題でごちゃごちゃしたよ。ショートからセカンドへ行って、サードでゴールデングラブ賞を獲ったと思ったら、今度またセカンドへ行けだの。結局、チームがガタガタ。そういうことまであり得るから」
 

コンバートでチームがダメに

山田「2017年のサードのゴールデングラブ賞は鳥谷よ。それを今度はセカンドに行きなさいとかさ、鳥谷はショートで勝負させてくださいって言ったんだけど、それを許さなくて、大山を使いたいからセカンドに行きなさいと。そうなればチームがうまくいくはずないじゃない」

2017年デビューした阪神の大山悠輔選手は打者として大活躍、一塁に起用されていました。
2018年、ロサリオ選手を一塁に入れるため、大山選手をサードへ。サードの鳥谷選手がセカンドへコンバートされました。

サードだった鳥谷選手は2016年途中まではショートでした。この時までショートではゴールデングラブ賞を4回、ベストナインを6回獲得しています。
2016年9月からサードへ。この時にひと悶着ありつつも、翌2017年サードでゴールデングラブ賞。しかし…というのが山田さんの話の一部です。
 

チャンスがあるなら

山田「私が何でそんなこと言うかって言ったら、福留孝介いたじゃないですか。あの時のコンバートは大変だったんだから。サードからライトへ持っていくという。最初、彼、断ったからね」

中日監督時代を振り返る山田さん。

結果的に福留選手は外野へ回して大正解でしたが、各ポジションで移動させられる選手が納得しないと阪神のような事態も起こりえます。

「だから根尾がショート一本で行きますっていうのは、私にしたら、ちょっと待て。君はチャンスがあるなら、ちょっとマウンドで投げてみなさい」と言う山田さん、さらに「私ならキャンプの初日にピッチャーのグループに入れるね」と提言します。

「ほう~、面白い。メニュー表は投手と野手で違います。メニュー表は我々も配られますから、あれ?根尾いないなあ…投手にいるじゃん。と、なる」と若狭アナ。

山田「今日、根尾はピッチングだ、っていうとマスコミ」
二人「ウワー」
山田「お客さん」
二人「ウワー」
山田「それぐらいやらんかい」
 

投げる根尾選手も見たい

山田「見たくない?そこから、やっぱり野手の方が良いかな、という決断をしていけばいい。私はそれが普通じゃないかと思うんだけどなあ。能力あるんだから、見極めるっていうのは大事ですよね」

根尾選手についていろんなスカウト陣に聞いたという山田さん。
結果、高校生の中では技術的、パワーなどの面で根尾選手より優れている選手はいたそうですが、全体的なバランスはやはり根尾選手がナンバーワンだそうです。

山田「恐らくこのラジオ聴いている人はね、やっぱり投げる根尾を見たいなって思うよ。背番号が7番。ピッチャーはちょっと似合わないけど。私の番号、17番ならマウンドで燦然と輝くんだけどね。だけど楽しみな選手だね」  
(尾関)
 
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2019年01月19日13時15分~抜粋

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