イチローの気持ちを中日に向けさせる、たったひとつの希望

若狭敬一のスポ音 / スポーツ

今年5月に米メジャーリーグのシアトル・マリナーズ球団会長付特別補佐という役職に就任したイチロー。

9月1日『若狭敬一のスポ音』では、野球解説者の山田久志さんが、気になるイチローの去就について語ります。

何だ?その肩書き

今年の5月3日、シアトル・マリナーズのイチローが会長付特別補佐という役職で契約をし直して、選手としては試合に出場しないが、半永久的にマリナーズに留まるというニュースが入ってきました。

「何なんだ、その肩書は?と思ったね」と、このニュースに接した時の事を振り返る山田久志さん。
どうやってイチローがマリナーズに留まるかを、お互いに話し合った結果、この肩書きしか浮かばなかったのではないかと推測します。

「まだユニフォーム着て練習してるっておかしいもんね」

イチローは試合に出ないにもかかわらず、通常の練習はしているようです。

「ということは一つ考えられるのはね、来年の開幕戦がマリナーズは東京ドームでやるんですよ。再契約して、そこで選手として出るんじゃないの?それが引退試合になるんじゃないかな。そこでイチローの選手生活は終わる」

山田さんの意外な友だち

「6月かな?落語家のヨネスケさんから連絡来て…」と、突然山田さんから思いもよらない名前が出て「ヨネスケさんとお知り合いなんですか?」と驚く若狭敬一アナ。

「知り合いなんです。あんまり二人とも言いませんけども、友だちなの」と山田さん。

『突然!隣の晩ごはん』(日テレ系/BS日テレ)でお馴染みのヨネスケさんは本来落語家で、桂米助として高座に上がっています。出囃子をメジャーリーグの愛唱歌「私を野球に連れてって」にするほどの野球好き。新作で野球落語も創作しています。

6月にあった連絡とは、ヨネスケさんがイチローさんに会いに行くとのこと。

イチローの受けた衝撃

その後、ヨネスケさんから山田さんにLINEで連絡が来たそうです。

「私、LINE始めたじゃん」

今年のシーズン開幕前、オリックスの臨時コーチに行った時に、山田さんはスマホに変えてLINEをしています。
ちなみに設定はオリックスの選手がやってくれました。

「まだ友だち登録は誰かにやってもらわなけりゃできないんだけども、ヨネスケさんからLINEが来たんですよ」

その内容は…。

イチローさんがヨネスケさんに「ウソでしょ?メールもろくにやらない山田さんがLINEをやるはずがない。電話しても、山田さんが出たことはまずない」と言ってますが、どう返事をしたらいいでしょうか?というものでした。

山田さんがLINEをするというのは、イチローさんにとっても衝撃だったようです。

肩書の理由

「そんな笑い話もしながら、ヨネスケさんが、どうもまだ気持ちが吹っ切れないんで、そういう方向に動くんじゃないのかな?と話してくれたんです。まだ決定じゃないんだけども。
だから引退じゃないんですよね」

今年はもう試合には出ず、選手登録を抹消されています。
選手ではないイチローは本当なら引退です。
しかし、何か最後の道を作るために、そういう肩書をつけて球団に留まっているのではないか?と推測する山田さん。

「それしかないじゃない」

イチローの去就

「例えば、来年の東京で引退したとして、その後もマリナーズに残る公算が大きいんでしょうかね?」と気になる質問をする若狭。

「大きいですね。例えば松井秀喜がゼネラルマネージャー補佐をやりながらヤンキースにいる。イチローだってそういうケースは出てくるかもわからない。彼は普通に日本語でインタビューで喋ってるでしょ?本当は英語ペラペラなのよ」と山田さん。

「え?」と驚く若狭に、山田さんは「私より上手なのは確か」と断言します。

ここから話題は、イチローさんがインタビューの時、なぜ日本語で話すかと言う方向へ。

インタビューは必ず日本語

試合後のインタビューなどでも、日本語でしかコミュニケーションを取れないと勘違いするぐらい、イチローは必ず日本語で受け答えをしています。

「なんでか知ってますか?日本語って難しいでしょ?だから日本語の表現の曖昧さを、英語では表現できないことがあるっていうんですよ」

しかもイチローさんは独特な言いまわしをします。

「それを日本の人たちに伝えるためには、やっぱり日本語でちゃんと答えて聞いてもらう方がいいって。本当は英語で全部受け答えできるんですよ。20年近く向こうにいるんだから」

「よくよく考えたらそうですね」と言う若狭に、「20年いて英語わからないっていったら、DeNAのラミレスさんみたいなもんだよ」と言う山田さん。
ラミレス監督は日本語を理解していますが、まだ雄弁ではないそうです。

名古屋に来るか?神戸に来るか?

「私に限らず、日本の野球ファン、イチローファンは、もう1回、日本のグランドでどんな形でもいいからグラウンドに立ってる姿を見たいっていう思いは強いと思うね」と言う山田さん。

イチローの去就はどうなるのでしょうか。

「名古屋も騒ぎましたよ。松坂が来た。地元、豊山町の出身だからひょっとしたらイチローも来るんじゃないか?ナゴヤドームが満員になるんじゃないか?と浮き足立ちましたよ」と若狭に、「オリックスの方がかなりショックを受けたよ」とひと言。

「オリックスはひょっとしたら、来てくれるかもって思ってた?」と質問する若狭。
「そりゃあそうだよ。だってコマーシャルも使ってるんだもん。イチローを持って来るためのコマーシャルだからね」と答える山田さん。

「何十年ってやってんだから。それで、来たら必ず食事ご招待申し上げて、グラウンドはどうぞ使ってくださいって」

イチローは、ほっともっとフィールド神戸で必ず自主トレをやっていました。

「至れり尽くせりやってるのは受け入れ体制を作るためですよ。そこまでやってて、じゃあ名古屋に来てください、って。そんな簡単にはいかないのよ。若狭さん甘いよ」

イチローが中日に来る可能性

「ラジオをお聴きの皆さん、イチローさんが中日ドラゴンズのユニフォームを着る、もしくは関係者になることは、絶対ありません!」と諦めの宣告をする若狭に「そんなことない。一つだけ希望がある」と山田さん。

選手時代のイチローは中日ドラゴンズの寮の屋上施設を使っていたことがあるそうです。今の昇竜館の横、ナゴヤ球場の敷地内ではなくて西区にあったところです。

「私が、ちょうど名古屋(中日)のユニフォームを着てる頃かなあ。こっちに来た時に『山田さん、練習したいんで、場所を確保してもらえないでしょうか?』っていうことがあってドラゴンズにお願いして、あそこを使わせてもらったんですよ。

イチローって、そういう恩義をしっかり覚えてる男だから可能性はないわけじゃない」

ちなみにイチロー選手がドラゴンズの施設を利用していた期間は…

「1週間から10日ぐらい借りたんじゃないの?ただ屋上ではなくて、グラウンドを貸してあげて欲しかった」

山田さんはイチローと中日の数少ない接点です。山田久志さんを大切にしましょう。
(尾関)
 
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2018年09月01日13時20分~抜粋

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