レポドラ日記

高校球児たちが使用する金属バットを作る工場へ潜入★

2017年03月05日(日)

岐阜県恵那市にある

株式会社UACJ金属加工

恵那工場

にお邪魔しました

こちらで高校球児たちが使う

金属バットが製造されているそうなんです

 

 

 

こちらのUACJ金属加工さんは

1945年創業の会社で

元々はアルミ製のお弁当箱の生産などを行っていたそう

金属バットを製造するようになったのは

1980年代からで40年弱金属バットを作り続けているんです

今では工場の売上の4分の一が金属バットなんだとか

 

UACJ金属加工さんは

高校球児が使用する金属バットの

なんと4割も製造しているんです

半分近くがこちらの工場で作られた

金属バットを使用しているんですね

 

そんな金属バットですが

皆さん作り方はご存知ですか??

実は金属バットって

最初は筒状のパイプから始まってるんです

グリップ部分を溶接してとりつけ

その後熱処理を施し

折れないように強度を出します

数百度の高温に熱してから

水につけて一気に冷やし

またそのあと120度~150度で12時間じっくりと

もう一度熱処理します

 

そこからさらに研磨・塗装などをして

ようやく完成するのです

 

この熱処理が一番大切な作業で

ここをしっかりしないとバットが折れてしまったりして

けがの原因になるんです

きちんとまっすぐになっているかを測る作業などもあり

微妙に曲がっているバットを感覚で直す姿は

まさに職人技でした...

 

そして工場内には

たくさんの種類のバットがありました

なんとこちらでは30種類近くのバットを作っているそうです

年間では三万五千本もの金属バットが製造されています

 

こうして金属バットが

高校球児たちの手に届いているのですね

 

それだけに佐藤さんも

高校野球をテレビで見るときは

ヒヤヒヤするんだとか

 

バットが折れて生徒さんたちが

けがをしないかがとにかく心配だそう

とにかく「安全なバット」を作ることこそが

皆さんの一番の目標なんだとか

 

職人技で作られた

安心安全なバットが鳴らす

「カキーン」という音が甲子園に響くのが

今から楽しみですね

佐藤さんお忙しいところありがとうございました

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