夏休みの自由研究第二弾
今回は、高速道路で
今まで見たことない標識を見つけました
その標識とは・・・
東名阪自動車道の弥富ICにある
【鳥注意】の標識です
ここで一体、何が起こっているのか
具体的にどう注意したらいいのか
調査してきました
疑問を解決してくださるのは
NEXCO中日本 堀内さん です
まずこの【鳥注意】の標識は
「弥富IC」の他に「蟹江IC」にもあるんですが
シカやタヌキなどの動物注意の標識に比べると少ないそうです
そして、この標識に描いてある鳥は
サギという白い鳥
サギは春から秋にかけて
大きなコロニー(集団営巣地)を形成するんです
今はちょうど雛がかえり、最も多い時期
昨年の8月は弥富ICと蟹江IC合わせて
6千羽いたそうです
中には準絶滅危惧種のチュウサギも多く確認されているそうです
そもそもどうして、高速道路にサギが住んでいるのか・・・
工業化が進む中で鳥たちの住みかがなくなり
天敵のいない高速道路は「安住の地」だったんです
弥富ICと蟹江ICの周りには田んぼや水路があり
餌もたくさんあり、サギの住みかになりました
でも、高速道路はたくさんの車が走ります
そのため、フェンスの上にワイヤーをはり、
サギが高い所を飛ぶようにし
雛がフェンスの下から出てこないように、
隙間を塞いだりしているとのこと
さらに、ドライバーを驚かせないように
【鳥注意】の標識を立てたり
情報版に【鳥飛来走行注意】の文字を表示させているんです
では、具体的にドライバーはどう注意すればいいのか・・・
高速道路なので、徐行運転したり止まったりするとかえって危険
【鳥注意】の看板は、突然鳥が飛んでくるかも可能性があるので
びっくりしないで下さいねという注意喚起の標識です
そのまま安全運転を続けてください
夏休みやお盆休みなどで
弥富ICや蟹江ICを通られる方も多いと思いますが
ドライバーの皆さんは安全運転で
鳥が飛んでいてもびっくりしないで下さいね
以上
疑問・不思議探偵団の清水が
【鳥注意】についてお伝えいたしました
レポートドライバー 清水藍