愛知県産の小麦粉と知多のお酒が極上スイーツに!

レポドラ日記 / グルメ

愛知県の知多半島は醸造が盛んな地域。
いまこの知多で作られたお酒と、愛知県産の「きぬあかり」という小麦粉が使われたスイーツが注目を集めているそうです。

今回は愛知県半田市のケーキハウス「リヴェール二ツ坂」にお邪魔しました。

麺類に使われていた「きぬあかり」





詳しいお話を、愛知県菓子工業組合理事長で株式会社 菓子工房くむら取締役会長の久村俊昌さんにお聞きしました。



「きぬあかり」は愛知県で8年前に開発された小麦粉。
平成30年の調べでは、県内の小麦粉のなんと9割が「きぬあかり」なんだそうです。

元々はうどんやきしめんに使われていた小麦粉で、「絹のように美しい明るさを持つ麺が出来る」という意味から「きぬあかり」と名付けられたんだとか。

「きぬあかり」で出来たうどんは本当に美味しいそうですが、今回私がお邪魔しているのはケーキ屋さん…


 

きっかけは2年前。

実は最近、愛知県内ではこの「きぬあかり」をスイーツに使っているお店が増えてきているそうなんです。

そのきっかけは、2年前に三重県伊勢市で開催されたイベント『お伊勢さん菓子博2017』。

なにか目玉になるものがないかと考えていた久村さん。たまたま県庁の園芸農産課に足を運んだ時に「きぬあかりをPRしたい」という話を耳にし、地元の物を活用できる良い機会だと考えたとのこと。

うどんに使われていた「きぬあかり」は、和菓子にも洋菓子にも合うんだとか。
今ではどら焼きや鬼まんじゅう、そして名古屋名物の「カエルまんじゅう」(青柳総本家)、「おときき山」(両口屋是清)などにも使われているそうです。

「きぬあかり」にはグルテンが強い影響で、スポンジがあまりふくらまないという特徴があるんだとか。
さらに水分のしっとり感があるという利点もあります。
 

濃密なケーキ「酒蔵景気」

今回の中継では、その「きぬあかり」を使ったお菓子「酒蔵景気」をいただきました。





「酒蔵景気」は、半田で作られている吟醸酒「國盛」(中埜酒造)が入っている、日本酒の風味がするケーキ。
すごく濃密な断面には、きめ細やかな気泡が無数に入っているのがわかります。
あまり膨らまないという特徴を最大限に活かしているそうです。

一口食べた瞬間、口の中に甘みと日本酒の風味が広がります。

見た目はカステラに似ていますが、水分を含みやすいという特徴の通り、みずみずしい食感に驚きました。
 

きぬあかりで地産地消

同じく「きぬあかり」を使ったロールケーキ。
こちらも生地がしっとり、クリームが濃厚でした。



現在20以上のメーカーが「きぬあかり」を使ったお菓子を作っているそうです。

今まで使っていた小麦粉を「きぬあかり」に変えたことで、各メーカーともこれまでのレシピと作り方を変えるなど、試行錯誤を重ねているそうです。
そこまでして使う価値のある小麦、ということが伺えますね。

「お菓子に使うことによって、まだメジャーではない愛知生まれの安心安全で美味しい『きぬあかり』をPRしていきたい。地産地消としてより地元の皆さんに親しまれるよう、今後もお菓子作りを通して貢献していきたいと思っています」

こう語る久村さん。

広がりつつある愛知の小麦「きぬあかり」、是非注目してください。
(石坂窓花)
ケーキハウス リヴェール二ツ坂
愛知県半田市北二ッ坂町2-15-13
 
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2019年02月05日16時45分~抜粋

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