2月8日、この時期の愛知県瀬戸市に行ってみると、街中には可愛いお雛様がたくさんお出迎えしてくれていました。
「桃の節句」、「お雛様」といった華やかな雰囲気に包まれている瀬戸市。
2月2日から3月3日までこのイベントを行っています。
写真映えをお約束!年々来場者が増えている!
瀬戸市まるっとミュージアム・観光協会の大津朝美さんにお話を伺いました。

瀬戸市内一円で開催しているこちらのイベント「陶のまち瀬戸のお雛めぐり」
今年で18回目の開催です。
1000年以上の歴史がある陶磁器やガラスの産地である瀬戸の魅力を知っていただくために、瀬戸ならではの陶器やガラスのお雛様を中心にまち全体を華やかに彩るイベントです。
街のいたるところにお雛様が。

商店街のアーケードには吊るしびなが^^

お店のショーケースにはお雛様が飾られています。

ご立派!なものから

可愛らしい折り紙のお雛様まで^^


あー!あったあった!あんなところにもお雛様が!
ゆっくり町を歩きながらお雛様を探して、外からお店を覗いていたら、お店の方が話しかけてくれて。
町の方と交流をしながらお雛様を見つける楽しみがありました。
昨年の来場者数は8万2千人!海外の方からも人気があるそうです。
目玉は「ひなミッド」
約1か月行われるイベントで、体験など様々な催しがありますが、その中でも目玉展示が、瀬戸蔵に展示されている「ひなミッド」。

た、高い~!
高さ4m、11段の巨大ひな壇「ひなミッド」に瀬戸ならではの陶磁器やガラスのお雛様が約1000体も展示されています。
四方の側面にはそれぞれテーマに沿ったお雛様が。
まず、正面には瀬戸市の窯元や作家のお雛様を展示。


東面には日本遺産認定を記念して、六古窯の各産地から集めたお雛様を展示。
瀬戸市以外の他産地からの陶磁器・ガラス雛を展示しています。

ほかにも女性が参加した瀬戸染付体験のお雛様も展示されているんですよ。

西面には瀬戸市の陶磁器メーカーのお雛様が。

南面には、瀬戸市の窯業高等技術専門校の生徒による絵付け雛を展示。

瀬戸市民皆で作り上げた作品が「ひなミッド」。
今年から導入した写真スポットでは、こちらのグッズを使って・・・・

お雛様とお内裏様になりきっての記念写真が撮れます。

ぼんぼりが、ハートの形になるように並べられているんです!
可愛い~!!
他にも催し様々
見るだけではなく、「食べる」ことも楽しめます。
瀬戸市内の一部のお店では、お雛めぐりにちなんだ期間限定の特別メニュー「お雛ランチ&スイーツ」をいただけます。
一部の店舗ではそれを注文した方に、オリジナル箸置きをプレゼントしてくれるんです^^
また、「体験」も様々。
毎週土日には、瀬戸蔵ミュージアムにで「瀬戸焼のお雛さま作り体験」を実施しています。
毎回異なる先生にお越しいただき、猫など、様々なデザインでのお雛様を作ることができますよ。
「見る」「食べる」「体験する」。
3月3日まで、瀬戸市はひなまつりの華やかな空間に彩られています。
「陶のまち瀬戸のお雛めぐり」
3/3(日)まで実施中。
「ひなミッド」
場所 瀬戸蔵ミュージアム
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