当たり前のことですが、映画館では多くの人が一緒に同じ内容の映画を観るもの。自宅でブルーレイやDVDで観ても同じことで、結末は1つと決まっています。
ところが、先頃公開された映画でエンディングが7通り、48パターンものストーリーが用意されているという作品があるそうです。
2月21日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、パーソナリティの三浦優奈が最近試写で観に行って気になった映画を取りあげました。聞き手は竹地祐治アナウンサーです。
48パターンものストーリー
この映画は22日から公開されたアニメーション映画『ヒプノシスマイク −Division Rap Battle−』という作品。
7チームがトーナメント形式でラップバトルを行うという内容ですが、バトルの勝敗をそのつど観客が決めるため、全部であらかじめ48パターンものストーリーが用意されているというわけです。
劇場用映画としては日本初となる観客参加型のインタラクティブ映画という形式ですが、勝敗が決まるとすぐに次の映像を用意しなければなりません。
かつては映画は1本の長いフィルムをかけていましたが、今はコンピュータ制御で映像を流すことができるため、すぐに次の映像を用意できるというわけです。
7チームがトーナメント形式でラップバトルを行うという内容ですが、バトルの勝敗をそのつど観客が決めるため、全部であらかじめ48パターンものストーリーが用意されているというわけです。
劇場用映画としては日本初となる観客参加型のインタラクティブ映画という形式ですが、勝敗が決まるとすぐに次の映像を用意しなければなりません。
かつては映画は1本の長いフィルムをかけていましたが、今はコンピュータ制御で映像を流すことができるため、すぐに次の映像を用意できるというわけです。
どうやって投票する?
実際にどのような投票方法となっているのでしょうか?
観客は事前にスマホアプリをダウンロードしておき、電源を切らずにひざの上などにスマホを置いて作品を鑑賞。
そして投票の時間になるとアプリが起動し、そのバトルの勝敗を投票します。
投票時間は10秒間、集計はわずか2、3秒のため勝敗はすぐに決まり、待ち時間も少なく、だれることなく物語が進行します。
自分の選択で物語が変わるという点では、テレビゲームに似ているかもしれません。
ただ、多数決で投票は決まりますので、必ずしも自分の思い通りにストーリーが進行するとは限りません。
そのため、この映画館のこの上映時間の時はSNSなどで仲間を募るといったことが考えられます。
観客は事前にスマホアプリをダウンロードしておき、電源を切らずにひざの上などにスマホを置いて作品を鑑賞。
そして投票の時間になるとアプリが起動し、そのバトルの勝敗を投票します。
投票時間は10秒間、集計はわずか2、3秒のため勝敗はすぐに決まり、待ち時間も少なく、だれることなく物語が進行します。
自分の選択で物語が変わるという点では、テレビゲームに似ているかもしれません。
ただ、多数決で投票は決まりますので、必ずしも自分の思い通りにストーリーが進行するとは限りません。
そのため、この映画館のこの上映時間の時はSNSなどで仲間を募るといったことが考えられます。
推し活の楽しみが広がる
ここで竹地は「配信が始まりましたっていう時に、どうやって観るんだろう?」と疑問を
投げかけました。
配信は見る人のタイミングがバラバラですので、投票時間を区切るのは難しいですし、それぞれの家庭に別々のデータを流すことはできません。
三浦は「48通り分公開してくれるのかもしれない」と語りました。
映画が分割されて配信され、自分で好きな映像を選んでいくということになるのかもしれません。
三浦はもともとこの作品が好きでした。
「推しのチームがいて、このチームを勝たせたいなと思って優勝すると、『自分の1票が推しのチームの優勝に関わっているなんて!』というオタク心がくすぐられるような仕組みがありますし、『この上映会はこのチームを勝たせよう』という、集ってチーム戦でというのも推し活の幅が広がる映画だなと思いました」
インタラクティブ映画という形式、何度も観に行く方が多いかもしれません。
(岡本)
投げかけました。
配信は見る人のタイミングがバラバラですので、投票時間を区切るのは難しいですし、それぞれの家庭に別々のデータを流すことはできません。
三浦は「48通り分公開してくれるのかもしれない」と語りました。
映画が分割されて配信され、自分で好きな映像を選んでいくということになるのかもしれません。
三浦はもともとこの作品が好きでした。
「推しのチームがいて、このチームを勝たせたいなと思って優勝すると、『自分の1票が推しのチームの優勝に関わっているなんて!』というオタク心がくすぐられるような仕組みがありますし、『この上映会はこのチームを勝たせよう』という、集ってチーム戦でというのも推し活の幅が広がる映画だなと思いました」
インタラクティブ映画という形式、何度も観に行く方が多いかもしれません。
(岡本)
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