CBCラジオ #プラス!

地味にしんどい!乗馬体験

パリオリンピックの総合馬術の団体で日本が団体初となる銅メダルを獲得し、一気に注目を集めた乗馬。
実際に馬に乗ってみたいと思った人も多いと思います。

『CBCラジオ #プラス!』のアシスタント山本衿奈もそのひとり。
10月1日の放送では、乗馬体験のチラシを手にした山本が乗馬体験に行ったことを報告しました。

乗れば貴族、走れば暴れん坊将軍の気分を味わえましたが、地味に大変なところがあったそうです。

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イケメン馬は怠け者

山本が向かったのは三重県桑名市にある『乗馬クラブクレイン東海』。
2,000円で30分乗馬体験ができる手軽さから申し込みをしました。

敷地は山本がパッと見た限りではバンテリンドームナゴヤの半分ほどの広大なグラウンドで、40人ほどが馬と一緒に乗馬のレッスンを受けていました。

グラウンドとは別にある馬小屋には100頭以上の馬が飼育されています。
「どの子に乗るんだろう」とワクワクしていた山本を担当した馬はロンシャン。茶色の体に金髪の立髪のイケメン馬だったそうです。

「イケメンだ!」と興奮したものの、ロンシャン自体はうとうと気味。
目はしょぼしょぼ、首はかくかく。常時眠そうにしていてロンシャンの体調を心配した山本は講師に相談しました。

講師「怠け者なところありますね」

ロンシャンは眠そうにしていることが多く、特にレッスン前はいつも眠そうにしているそうです。

元気な馬もいれば気分屋の馬もいるようで、個性がある馬たちに「人間味がありませんか?」と山本は馬の魅力にメロメロの様子。
乗馬に慣れてきたら自分が乗りやすい馬や好みの馬など、相性が良い馬を見つけることができる楽しさも魅力のひとつです。

乗れば貴族

鼻を触ったりしながら、山本の相棒・ロンシャンを起こしていざ乗馬。

乗るためには高さ約160cmある背中まで行かなくてはいけません。
まず約70cmほどの台座に乗り、自転車にまたがるように思い切って飛び乗る必要があります。

背中が高いため、乗る前は少し恐怖心があった山本ですが、乗ってしまえばそれは消えました。
むしろ高いところから周りを見渡せ、景色が変わった爽快感みたいなものを得ました。

山本「もう私の気分は貴族ですよ」

地味に使う筋肉

そこからロンシャンが歩きます。

4本の足がバラバラに動くため、乗っている人はかなりの揺れを感じました。
そんななか背筋を伸ばして良い姿勢をキープすることが難しかったそうです。

特に歩いている時、両足に力を入れて馬の体に沿わせるように足をぴったりくっつけなければならず筋肉を相当使うため、山本は4日経った今でも筋肉痛です。

山本「結構皆さん颯爽と乗ってるけれども、見えないところで、なんか努力というかね、筋肉使ったりしているんですね」

ただ下半身の筋肉や体幹が鍛えられ姿勢が良くなるので、乗馬は健康にも良いのかもしれません。

走れば暴れん坊将軍

30分のレッスンの最後にはロンシャンと一緒に軽く走りました。
怖いよりも楽しいが勝ったようです。

山本「もう気分は暴れん坊将軍」

ロンシャンの走る揺れと山本のリズムの息があった時、心が通じた感じがしたそうです。
馬と心を通わす経験は乗馬ならでは。

山本は他のレッスン生に乗馬を習っている理由を聞いてみたところ、馬が好きな人や、動物と触れ合いたといった人から、競馬のジョッキーを夢見る人まで様々。
施設の人によるとパリ五輪後、問い合わせが増えているそうです。

乗馬クラブクレイン東海では8歳から80代の人まで幅広い人が満遍なく在籍しています。
継続的に続けるにはある程度の金銭的余裕が必要ですが、体験で馬と仲を深める貴重な経験をしてみるのも良いかもしれません。
(ランチョンマット先輩)
 
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2024年10月01日08時31分~抜粋

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