CBCラジオ #プラス!

クラシックカーが電気自動車に!誰でも手に入るもの?

光山雄一朗アナウンサーと山本衿奈がお届けする火曜日の『CBCラジオ #プラス!』。

4月2日の放送では山本の車愛が横溢し、興奮気味なクラシックカートークが繰り広げられました。

[この番組の画像一覧を見る]

山本衿奈の車愛やいかに

車の博物館に勤めていたこともあり、特にクラシックカーが好きな山本。

その中でもさらに1950年代~70年代に作られたチンクエチェントを愛してやまないそうです。

「500」はイタリア語で「チンクエチェント」と読むため、FIAT500はチンクエチェントと呼ばれています。
アニメ映画『ルパン三世 カリオストロの城』でルパンが乗っている車も、このチンクエチェントです。

山本「光山さんがわからなかったらどうしようと思って持ってきました」

なんとチンクエチェントのミニカーを持参したり、車がプリントされたTシャツを着てきた山本。
もう夏かというほどのアツい熱を感じます。

チンクエチェントの魅力は?

山本は初めてチンクエチェントを見た時、「こんなにちっちゃい可愛い車があるんだ!」と見た目にキュン。

また、山本によると、チンクエチェントはイタリアの自動車史において重大な役割を果たしたそうです。
イタリアでは車が普及していなかった時に、この車が登場したことによって爆発的に自動車が広がっていきました。
イタリアで車が普及したきっかけになったのがチンクエチェントだったんですね。

山本「歴史的にも素晴らしい!見た目も可愛らしい!性能も!大人4人が乗れる!」

光山「嬉しいよ、その愛を聞けてて(笑)」

話を聞き愛着が湧いてきたところでミニカーを触る光山。

山本「ミニカー触ってくれて嬉しい!」

熱いトークは続きます。

クラシックカーがEVに?

可愛く性能もいいクラシックカーですが、現代では残っている数が少なく、さらに部品が手に入らないこともあり、動く状態で今後も乗り続けるということが難しいそうです。

そこで、外観はクラシックカーそのまま、中身をEV(電気自動車)に生まれ変わらせる取り組みをしている企業があります。

それが、名古屋市瑞穂区にある「チンクエチェント博物館」。

山本が訪れた時、館内には20台のチンクエチェントが所狭しと並んでいました。

山本「可愛いが詰まりすぎていて!可愛いの大渋滞なんですよこれが!」

年代によってスポーティだったりと違いがあるそうで、これも見どころとのこと。

展示だけではなく、保存や保護の活動をしているチンクエチェント博物館。
その取り組みのひとつが、クラシックカーを電気自動車に変えるという作業です。

EVクラシックカーに試乗!音の違いが歴然!

なんと山本、館長の深津さんの運転で、EVになったクラシックカーに試乗させてもらったとのこと。

スタジオでは、山本が実際に録音したガソリンエンジンで動くものと、EVに進化したものの運転中の音の聴き比べを行いました。

ガソリンエンジンのチンクエチェントはブルルという音がファンの心をくすぐらせる一方、騒音と感じる人もいるかもしれない音量です。

一方EVのチンクエチェントはエンジン音よりもタイヤの音だけが聞こえるほど静かでした。

光山「すごい、全然違いますね!」

どこでEVチンクエチェントが手に入るの?

このクラシックカーのEV進化、日本で続々と進むのでしょうか?

館長によると、現状は日本ではできないとのこと。
ただイタリアではこのチンクエチェントを後世に残すべきだとされていて、EVにする専用のキットと、そのキットを装着するための専用工場があるといいます。
日本でのEV化はハードルが高いので、イタリアに車を持っていき、電気自動車にして日本に戻すということをしているのです。

電気自動車にするメリットは環境に優しいだけではなく、オートマ限定免許で運転することも。

光山「私もオートマ限定」

山本「私たちでも乗れますよ」

現代の人でもクラシックカーに乗れる喜びを感じることができます。

取材を通して関係者の方々の「チンクエチェントをなんとか残していきたい」という熱い思いを感じ、自分もファンとして応援していきたい!と愛を深めた山本でした。
(ランチョンマット先輩)
 
CBCラジオ #プラス!
この記事をで聴く

2024年04月02日08時31分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報