CBC論説室特別解説委員の石塚元章と渡辺美香アナウンサーが、今週起きたニュースをわかりやすく解説しているCBCラジオ『石塚元章 ニュースマン!!』。
「石塚トレンド 今日の数字」コーナーでは、あるニュースにまつわる数字を取り上げ、その数字から見えるニュースの本質を解説しています。
11月26日に取り上げた数字は、「3~4リットル」でした。
これは、人間が生きる上で大切な数字です。
認知症や脳の障害に繋がる水分不足!1日に何リットル必要?
人間が毎日失う水分の量は?
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所が、世界各国の研究機関と協力して進めていたプロジェクトチームは先頃、ヒトの体における1日の水分の出入りに関する研究結果をまとめました。
その内容は「成人が1日に汗や尿などで失っていく水分は、男性で4リットル、女性で3リットルである」というもの。
これは身体に含まれる水分のおよそ10%ぐらいにあたるそうで、23カ国に住む生後8日の乳児から96歳の高齢者まで、男女合わせて5,604名の調査からわかったそうです。
人間の体重の半分ぐらいが水分だということはよく知られていますが、実際にどれぐらいの量が毎日なくなっていたのか、正確なデータがわかったのはこれが初めてだそうです。
プロジェクトチームでは、体重や年齢、住んでいる地域の平均気温や湿度、標高などを入力することで、1日にどれぐらいの水の量が失われるのか、予測できる計算式を導き出したとのことです。
その内容は「成人が1日に汗や尿などで失っていく水分は、男性で4リットル、女性で3リットルである」というもの。
これは身体に含まれる水分のおよそ10%ぐらいにあたるそうで、23カ国に住む生後8日の乳児から96歳の高齢者まで、男女合わせて5,604名の調査からわかったそうです。
人間の体重の半分ぐらいが水分だということはよく知られていますが、実際にどれぐらいの量が毎日なくなっていたのか、正確なデータがわかったのはこれが初めてだそうです。
プロジェクトチームでは、体重や年齢、住んでいる地域の平均気温や湿度、標高などを入力することで、1日にどれぐらいの水の量が失われるのか、予測できる計算式を導き出したとのことです。
飲料水で1日に必要な量は?
人間が1日に摂らなければならない飲料水は、1日で男性は1.8リットル、女性は1.4リットルぐらいといわれています。
渡辺「食べ物とかでも摂れますけど、それ以外の飲み水っていうことですね」
石塚「飲み水という形で摂れるとベストだと」
渡辺「飲まない時は、飲まないしなあ」
スーパーなどで売られている2リットルの大きなペットボトルを想像すると、飲料関連だけでも私たちが毎日それぐらい飲んでいるとは思えないのですが、毎日、結構な量を摂らないといけないようですね。
石塚「飲みたくても飲めない人が世界中に大勢いらっしゃいますし、そういうことも指摘されていて」
日本は全国的に水道が整備されているので、あまり意識することはありませんが、世界にはきれいな水が簡単に手に入らないという国がまだまだ少なくありません。
渡辺「食べ物とかでも摂れますけど、それ以外の飲み水っていうことですね」
石塚「飲み水という形で摂れるとベストだと」
渡辺「飲まない時は、飲まないしなあ」
スーパーなどで売られている2リットルの大きなペットボトルを想像すると、飲料関連だけでも私たちが毎日それぐらい飲んでいるとは思えないのですが、毎日、結構な量を摂らないといけないようですね。
石塚「飲みたくても飲めない人が世界中に大勢いらっしゃいますし、そういうことも指摘されていて」
日本は全国的に水道が整備されているので、あまり意識することはありませんが、世界にはきれいな水が簡単に手に入らないという国がまだまだ少なくありません。
夏に限らずこまめな水分補給は必要
1日に3~4リットルも身体から失われる水分。何らかの形で摂らないといけません。
ただ、水分を失うことが健康に悪いというのは、熱中症や脱水症のような直接的に支障をきたすものだけではないようです。
石塚「水分不足が積み重なると、実は認知症になったり脳の障害になったりすることも引いてはあり得るよということなので。
『きれいな飲み水がきちんと手に入るかどうか』というのも、実は大きな課題ですね」
渡辺「それが健康につながるんですね」
「快適な室内にいても水分不足に陥る危険性があるので、こまめに水分は摂りましょう」とよく夏に言われますが、夏に限らず水分不足に陥らないように気をつける必要がありそうです。
(岡本)
ただ、水分を失うことが健康に悪いというのは、熱中症や脱水症のような直接的に支障をきたすものだけではないようです。
石塚「水分不足が積み重なると、実は認知症になったり脳の障害になったりすることも引いてはあり得るよということなので。
『きれいな飲み水がきちんと手に入るかどうか』というのも、実は大きな課題ですね」
渡辺「それが健康につながるんですね」
「快適な室内にいても水分不足に陥る危険性があるので、こまめに水分は摂りましょう」とよく夏に言われますが、夏に限らず水分不足に陥らないように気をつける必要がありそうです。
(岡本)
関連記事