ＣＢＣラジオ『あんななのなななっ！』、生まれる前から中日ドラゴンズファンの“あんなな”こと安藤渚七が、毎週ひとりの選手にフォーカスして魅力を伝える「ななのイチオシドラゴンズ」のコーナー。
10月12日の放送では、今シーズン解説者デビューを果たした伊藤準規さんをゲストに迎え、シーズンを振り返りました。伊藤さんが選んだドラゴンズのMVP選手と、その意外な素顔とは？
迷わず選んだ今季のMVP
4位でシーズンを終えた中日ドラゴンズ。解説者として1年間チームを見続けてきた伊藤さんは、今シーズンのMVPに迷わず「大野雄大投手」の名前を挙げました。
大野投手にとって久しぶりの2桁勝利。シーズン前には伊藤さんに、「俺もそろそろ結果出さないとやばい」と話していたそうです。
伊藤「その中で10勝で、あの成績ですよ。それを、この歳でできたのは本当にすごいなと思って」
安藤「本当に今シーズンのドラゴンズ、連敗が続いて『どうしよう』ってなったとき、いつも連敗をストップさせてくれた連敗ストッパーは大野投手でしたね」
苦しい場面で何度もチームを救い、ベテランの背中を見せ続けてくれました。
ベテランがもたらす余裕
後輩たちにとって、ベテランの選手が頑張っている姿は大きいと伊藤さんは言います。ベテランがしっかり結果を出すことで、若手はリラックスして戦えるのだそうです。
伊藤「そうすると気持ちの余裕も生まれて、成績もついてくるっていうのがあるので。ベテランの選手がしっかり活躍してる状況は作っておきたいんですよ」
安藤「確かに。苦しい試合が続いていけばいくほど、選手たちは切羽詰まっていくものですもんね」
伊藤「そこでベテランの力が大切になってくるんですよ」
安藤「今シーズンは本当に、大野投手がいなかったら4位に行けてなかったかもしれない、そのくらいの活躍でしたもんね」
伊藤「本当にそうですよ」
プライベートは“エガちゃん”？
そんなかっこいい背中を見せる大野投手は、伊藤さんの仲良しメンバーのひとり。プライベートの大野投手について尋ねる安藤に、伊藤さんはこう答えました。
伊藤「簡単な例えをすると、江頭2:50さん」
安藤「えっ！うそ？大野投手とエガちゃんは全く結びつかないんですけど、どのあたりが？」
芸人の江頭2:50さんといえば、体を張った過激な芸風で知られる存在。マウンド上でクールな印象の大野投手とは正反対のイメージです。
伊藤「トークで笑わせるというよりは、動きで笑わせるみたいな」
安藤「汗をかいて、全身で笑わせるタイプ。大好き大好き。命かけてる感じの」
伊藤「プライベートでもあんな感じです。命かけてます」
伊藤さんが選ぶ今シーズンのMVPは大野投手でした。チームを勝利に導く投球と、仲間を笑わせるエネルギッシュなキャラクター。その両面が、ドラゴンズを支えていたのかもしれません。
（minto）
あんななのなななっ！
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2025年10月12日13時37分～抜粋