北野誠のズバリ

鉄棒に上れない、ジャンプは数センチ? 体力低下の悲しい現実

CBCラジオ『北野誠のズバリ』、4月8日の放送のテーマ「情けないわ~!」には、ジャンプ力や走力など、年齢とともに衰える身体能力に気づいた時の「情けなさ」についてのエピソードが寄せられました。

北野誠、佐藤実絵子、松原タニシがおたよりを紹介しました。

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鉄棒指南の大ピンチ

リスナーAさんは、こどもに鉄棒を教えようとして、思わぬ恥ずかしい経験をしたそうです。
「情けない、私の体の重さ。以前も、体が重くてうんていができない、鉄棒が腹に食い込む、着地は足への衝撃がすごくてビリビリしたなどのネタを何度か読んでもらったことがあるんですが、最近また鉄棒をやる機会があり、現実を突きつけられました」(Aさん)

それは、こどもに鉄棒の技を教えようと思った時のこと。

「ジャンプしてお腹に鉄棒をつけ、停止するところでまずしようと思っていたんですが、できませんでした。おそらく以前の鉄棒は高さが低かったためにできたんだと思います」(Aさん)

鉄棒の高さはAさんの胸から30センチ下の位置にあったといいます。

母のプライド崩壊

「軽く見積もって30センチはジャンプしないといけないはずですが、私のジャンプ力、終わってしまいました。飛んでも15センチぐらいしか足が浮いてません、いや盛りました。10センチくらいだと思います」(Aさん)

こどもの前で見栄を張ったものの、そもそも鉄棒に上ることができなかったというAさん。

「『あれ、お母さんも乗れない』と笑ってごまかしましたが、顔で笑って心で泣いてのことでした。本当に衝撃的な出来事です」(Aさん)

目視できないジャンプ

続くBさんの投稿も、ジャンプ力の衰えに関するものです。

「先日ズバリで『1分間で100回ジャンプをすると、何キロか走ったぐらいのカロリーを消費する』と聞いてから、毎日ジャンプしています」(Bさん)

「割と余裕で飛べるじゃん。私はまだまだ体力あるかも」と喜んでいたBさんですが、ふと「どれぐらい飛べてるのか?」と気になり、鏡の前で飛んでみたそうです。

「そこには、なんとも情けない姿が映ってました。ほんのわずかに地面から離れる足先。多分これ、縄跳びで飛んでたら1発目で引っかかるな。回数を重ねるたびにジャンプ高度は下がって、飛んでいるかどうか目視では確認できません」(Bさん)

屈伸運動の可能性?

このBさんの状況に「屈伸運動の可能性がある」と、松原がツッコミを入れます。確かに傍目ではジャンプではなく、別の運動に見えてしまうかもしれません。

「元々運動能力が低いんですが、こんなにも飛べなくなってんのかなと思うと本当に情けないです」(Bさん)

Bさんも、自分が思っていたよりも身体能力が衰えていることに気づき、悲しくなってしまったようです。

ホース担いで置いてけぼり

Cさんからは、思っているより走れないというエピソードが寄せられました。

「最近どんどん走れなくなってきてます。消防団に所属してる僕は訓練でホースを背負って走るんですが、頭では足を早く動かしてるつもりが、運動会で走って転んじゃうお父さんのように、思ったよりも足が遅く、もつれるし、スピードは出ないんで、恥をかいてしまいました」(Cさん)

周囲の反応も冷たく、「おっせえな。走れないならやめちまえ」と言わんばかりの白い目で見られているように感じてしまったそうです。

避けがたい現実…

「運動不足なのか、歳なのか。もう少し持久力をつけたいんですが、怪我には気をつけたいと思います」(Cさん)

鉄棒に上がれない、ジャンプが低い、思うように走れない。今回のテーマ「情けないわ~!」に寄せられた投稿からは、年齢とともに感じる体力の衰えへの戸惑いが浮き彫りになりました。

「自分にも覚えがあるかも…」と感じた人も多かったのではないでしょうか。
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2025年04月08日15時49分~抜粋

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