北野誠のズバリ

なぜ夫は妻の言うことを聞かないのか

1月26日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』のメールテーマは「なんでやねん!」。

夫婦は仲がよくても競争心みたいなものがあって、何でもないことで、相手を否定したり、反対することがあります。今回は、夫婦間で「なんでやねん!」と突っ込みたくなる体験を取り上げました。

北野誠と氏田朋子が投稿を紹介します。

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妻の言うことを聞け

とかく夫というものは妻のアドバイスを聞かないようです。

「旦那は8月にコロナ感染し、その後咳が止まらない。会社の人に迷惑をかけると思い『病院で診てもらったら?』と言っても、『コロナの後遺症だから絶対行かない』と言ってました。ホンマに迷惑なおっさんです。

ところが11月になって旦那が突然『耳鼻科に行く』と言い出しました。『絶対行かないと言ってたよね』と詰めたら、『気が変わった』とつっぱります。

なんでやねん。私があれだけ行けと言ったのに。誰に言われたんや。歳をとるごとに私の言うことをきかなくなったクソ旦那!」(Aさん)

氏田「病院に行くの遅い人多いよね。男性って行きたがらないですよね。誠さんはすぐ行きますね」

北野「行きます。若く見えるけど小心者です。マスクしないで咳したら迷惑ですからね」

私の動物的カン

一方、妻も他人の言うことをきかないようです。

「車で旅行に行った時、妻はカーナビ通りに運転しません。妻はまったく知らない道でもカーナビを信用しません。

妻に『知らない道はカーナビ通り行った方がいいよ』と言うと、『私の動物的カンの方が確か』と言います。
しかし、1時間で行くところも3時間かかってしまい、なんでやねん!とよく思います」(Bさん)

氏田「早く着きたいけどねえ」

何を根拠にカーナビを信じなくて自分のカンを信じるのでしょうか?不思議です。

私の好み

30年経っても、夫婦はお互いを理解できないようです。

「私の主人は日帰りでひとりの電車の旅が大好きです。自分だけ遊んで申し訳ないと思っているのか、私には小さなおみやげを買ってきますが、いつもそのおみやげが私の好みではありません。

なんでこれ買ってくる!私はそれを無視します。
結婚して30年、『私の好み、いまだわからないんだな、こいつは』と思います」(Cさん)

北野「地元で人気があっておいしそうだから買ってきた、とかはわかる。それ以外で小さいものって何?」

氏田「置物?」

逆に、いったい何を買ってきているのか興味津々のふたり。何年経てば、好みのおみやげがもらえるのでしょうか?

甘えるな

最初に紹介した「病院に行きたがらない夫」に共感のメールが届きました。

「男の人ってなんであんなに病院に行かないんですか?最悪の状態にならないと行かなくて、もう面倒くさくて放置してますが、放置されるとそれはそれでイヤなのか、『体調悪い』とアピールしてきます。
早よ行け!嫁さんにいちいち言わないで、医者に行け」(Dさん)

Dさんの夫は構って欲しいんでしょうか?それはそれで仲がいいのかも。

柿ピーを食べていい権利

力関係というものはいったん決まってしまうと、何があっても変わらないものです。

「家で留守番している時に、ちょっと小腹がすいたので、キッチンの棚の隅にある柿ピーの小袋を食べたんです。

その夜、嫁に『棚の中にあった柿ピー食べた』と言うと、嫁が大激怒して『柿ピー私が食べようと思って残していたのに!』

なんでやねん!そもそもこの柿ピー、2年くらい前からずっと棚の隅にあったやつや。「いつか食べよう』が続いて2年。食べる気失っていたでしょう。あまりに理不尽です。
しかもこの柿ビー、湿気ってました。

戸棚に放置されたお菓子はどのくらい経過したら食べてしまっていいのでしょうか?これ以上、僕のような被害者を出さないためにも、法律とか条令を定めた方がいいのではないでしょうか?」(Eさん)

これは永遠に黙って食べるのはNG。Eさんの家では妻が決めることです。
(みず)
 
北野誠のズバリ
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2024年01月26日15時35分~抜粋

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