北野誠のズバリ

松村邦洋が語る 今年の大河ドラマの見どころ

今年のNHK大河ドラマ『光る君へ』が1月7日に放送が開始されました。

紫式部の一生を題材にしたドラマですが、戦国時代や幕末と比べると知られていないことが多く、物語に入り込めないという方が多いかもしれません。

1月8日放送『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)では、ゲストに歴史好きで知られるタレントの松村邦洋さんが登場。

昨年12月に『松村邦洋、まさかの「光る君へ」を語る』(プレジデント社)を発売したばかりの松村さんに、今年の大河ドラマの見どころについて語っていただきました。

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昼ドラのような内容?

松村さんはこれまで『鎌倉殿の13人』『どうする家康』と、2作連続で大河ドラマの題材に関する歴史本を発表。今年も出版することになりました。

ただ、平安時代についてはあまり知識がなく、あらためて調べてみると「武将の時代よりもドロドロしているけど、現代と似ているところもある」と興味を持ったそうです。

この本の第1章のテーマは「セックス&バイオレンス」。

ドラマの脚本は大石静さんが手がけられています。

松村「『セカンドバージン』(NHK総合)と一緒なので、ドロドロ感があると思うんですよね。男性目線のエッチじゃなくて、女性目線のムラムラ感みたいな大河になるんじゃないかと」

初回に衝撃的な展開

ただ、今回の大河ドラマは平安時代で藤原氏が多数登場する上、名も兼家、道兼、道長、道隆などと似ているため、そこで混乱してしまう方は多いかもしれません。

ただ、中でも第1話では玉置玲央さん演じる藤原道兼が、かなりの悪人として描かれています。

松村「これがまひろ(後の紫式部)のお母さん、国仲涼子さんを初回に殺しちゃったから。ちょっと3本の矢(3兄弟)になろうよと思いましたよ」

平安時代には大きな戦争はありませんでしたが、その分、貴族の権力闘争が激しかった時代といえます。

この後の展開は?

紫式部は後に源氏物語を執筆することになりますが、お母さんを殺されてしまったまひろは今後どのように育っていくのでしょうか?

松村「学者の家で育って公家以上に勉強してるので、たぶん相当、道長のバックアップで大きくなっていくような感じですかね。
ドラマでは幼なじみで大きくなって(という設定になっている)。
昨日の流れで、道長とまひろが道兼を15話ぐらいで仕返しするんじゃないかと」

北野「紫式部はたぶん藤原道長の寵愛を受けないと、こんな歴史上の本が残せないですからね」

今のように誰でも発信できる時代とは違って、バックアップがないと編纂できないため、時の権力者である道長の協力無くしては、源氏物語は生まれなかったでしょう。

松村さん「幼なじみというのはちょっとおかしいんですけど、かなり寵愛してますね。2人でバディ、パートナーですよね。不倫じゃない。
だから(この番組の)誠さんとおふたり(大橋麻美子)みたいなものなんですよ。

いい感じでお互いうまくいってたということだと思うんですよ」

藤原だらけでわかりにくかったという方は、一度松村さんの本を読むのがおすすめです。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2024年01月08日13時47分~抜粋

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