「夜に口笛を吹くと蛇が出る」といったように、当たり前のように広まっていた迷信は昔から数多くあります。
中には自分の家でしか聞いたことがないような迷信もあり、SNSで多くの迷信が集まり、話題となっています。
10月19日放送『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)では、Web情報サイト『まいどなニュース』で紹介された数々の迷信を元に、パーソナリティの北野誠と山内彩加アナウンサーがトークを展開しました。
今なら信じない迷信の数々
山内が聞いたことのある迷信は「夜に爪を切ると、親の死に目に会えない」で、親の死に目に会えないのは他に「霊柩車が来た時に親指を隠さないといけない」というものもあります。
「親の死に目に会えない」というのは、それだけ重大な事項として伝えられていたということになります。
その他にも「化粧をしたまま寝ると、まゆ毛がつながる」「靴のかかとを踏むとお母さんが亡くなる」というように、大人になったら信じられないような迷信が、この記事では多数紹介されています。
「新聞をまたぐと妊娠する」まで行くと、もう笑ってしまいますね。
誰から聞いて伝わったのかは謎ですが、都市伝説やその土地の伝承の一種といえます。
『探偵!ナイトスクープ』の人気企画
迷信は多くが戒めとして伝わっているもので、つまり、マナーを守らせるためやしつけのために怖がらせようとして迷信を利用したというのが実情でしょう。
そんな迷信ですが、北野誠がかつて出演していた『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)では迷信をネタにした企画があり、多く視聴者の間で印象に残っています。
その中で「ガオーさん」を演じてほしいと依頼を受けたのが、タレントの長原成樹さん。
依頼の内容は「こどもが夜遅くになっても寝ないので、『いつまでも寝なかったら、ガオーさんがやってきて大変な目に遭う』と言っていたという親御さんが、全然来ないことにこどもが気づき、効果が出なくなってきたので、ガオーさんに扮してやってきてほしい」というものでした。
「トラウマになるで」
そこで長原さんは、長髪に大きく開けた口を書いたメイクをし、両手にロウソクを持って化け物のような「ガオーさん」を演じ、夜中に依頼者の家にやってきました。
当然こどもは大泣きで、ある意味効果があったようです。
一方、山内は長原さん演じる「ガオーさん」の姿をネットで検索し「うわっ!怖っ!」と思わず叫び声をあげました。
昔流行った口裂け女(これも実在しませんが)のような顔で、北野は「こどもはトラウマになるで」とコメント。
まさに現代版なまはげとして、迷信でも信じさせてしまうパワーがあったようです。
最後に北野が好きだと紹介した迷信は、「悪いことをすると、おひなさまの首が回る」というもので、やはり心霊スポットが好きな北野ならではのチョイスでした。
(岡本)
北野誠のズバリ
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2023年10月19日13時13分~抜粋