北野誠のズバリ

これって心霊現象?耳の中に鳴り響く音の正体は

8月4日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)、この日のテーマは「大丈夫かな?大丈夫ですか?」。

リスナーAさんから「お義父さんのテレビの音量がどんどん上がっている」というおたよりが寄せられました。

「私の耳は大丈夫じゃなくなりました」とお嘆きのAさんの話から、北野誠が自身の悲しい体験を思い出しました。

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道路まで響き渡る爆音

北野がAさんからのおたよりを読み上げていきます。

「テレビの音量が、38、48、58…」(Aさん)

あまりにも高い音量に「こんなあんの?」と思わず尋ねる北野に、「ありますあります!」と自信満々に答える氏田朋子。

「68」(Aさん)

氏田「たぶんあると思う」

「78」(Aさん)

氏田「それは、どうやろう…」

78とは氏田も首を捻る爆音です。こんな音量でテレビを見ているのは一体?

「買い物から帰宅すると鳴り響く歌声。どこからか?我が家のリビングからです。義理のお父さんが、テレビの昭和演歌祭を観ていました。満面の笑顔でニコニコです。道路まで響き渡っております」(Aさん)

お義父さんの観ているテレビの音が、家を飛び出して道路まで響き渡っていたというから相当です。

「補聴器してますか?」

「お義父さんに声をかけても聞こえるはずもなく、ますます音量アップにし、ついに私が見たこともないボリューム93になりました」(Aさん)

北野「そんなあんねや!へぇー!」

氏田「そこまであるんだね!」

とにかく驚く2人。

「ますます、溢れんばかりの笑顔で歌い出しました。誰もいなかったので大丈夫だと思ったんでしょう。でもさすがにもう無理です。お義父さんは大丈夫でも、私は大丈夫じゃないです!私の耳は大丈夫じゃなくなりました。」(Aさん)

「ボリューム93」という、多くの人が体験したことがないであろう数字を叩き出したAさん宅のテレビ。これはただ事ではありません。

「お義父さんに最新の補聴器を買ったのにどうしてですか?お義父さん、補聴器してますか?大丈夫ですか?」(Aさん)

北野「お義父さん、たぶん面倒くさいんや。ウチのおふくろも一時期そうやったもん。付けへんかったわ」

お義父さんの気持ちがわかってしまう北野。

ホテルで左耳がジリジリジリ

氏田は以前、実の父に「Alexa(アレクサ)」をプレゼントしていました。

北野「アレクサに歌をうたってもらったりしてんの?」

氏田「たまにしてますし、音楽かけたりね。でもやっぱ音量は大きいですね」

北野「大きいかー、やっぱりな。大きくなるからな」

氏田「すごいうるさいです(笑)」

歳を取ると耳が遠くなることは「仕方がない」と北野。
ここから話は、北野自身の体験談に移ります。

北野「耳鳴りもしますからね。俺もホテルで左の耳が何かジリジリジリっていうから、『この部屋、心霊現象起きてるわ』と思って。医者に行ったら『耳鳴りやで!』って言われました」

大笑いの氏田。

還暦越え怪談師の体験談は疑うべし?

北野「耳鳴りなのか、心霊現象なのかわかれへんねん、もう。時々寝る時にゴーっていってるのも。あれも耳鳴りや!心霊現象やないねん」

北野によると、北野自身、竹内義和さん、中山市朗さん、稲川淳二さんなどの還暦を超えた怪談師が話す体験談は「疑ってかかってくれ(笑)」とのこと。

心霊現象ではなく、単なる身体の不調ということもあるのかもしれません。

北野「『あそこで変な音がした!』『何か物音がしてるんちゃう?』お前の耳の中だけや!」

氏田「他の人、誰もわからない(笑)」

「お前の耳の中だけな!」

最近、北野は『北野誠のおまえら行くな。』の撮影中に変な音が聴こえても、皆に言わないようにしているといいます。

北野「俺は聴こえてても、『俺だけちゃうか?』と思うから」

氏田「みんなは全然気づいてないみたいなね」

北野「『なんかゴーっていってるで…』って、いやいや『お前の耳の中だけな!』」

氏田「それ、ちょっと寂しくなりますしね(笑)」

周りの人が「変な音、聞こえません?」と言ってくれると、「よかった」と思いつつ、そこで初めて話に乗れる、という北野の知られざる苦労話でした。
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2023年08月04日14時26分~抜粋

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