北野誠のズバリ

初心者OKのリアル『どうぶつの森』?市民農園のすすめ

5月16日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)、「世界まるみえこ」のコーナーでは、佐藤実絵子が今年から始めた「市民農園」について取り上げました。

多くの自治体にある市民農園。愛知県内では1区画15~30平方メートルで、年間3,000円~10,000円ほどで借りることができます。

佐藤は市民農園でどんな野菜を育てているのでしょうか?

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リタイヤ後の趣味に最適

佐藤によると、利用者は7割がリタイヤ後の男性。
「野菜を育てるのは女性が多いのかな?」と思っていた佐藤には意外だったようです。

実際に農園を始めてみて、「リタイヤ後の趣味として最適」と気付いたという佐藤。

雑草や肥料やりなど「毎日やろうと思えばやることがある」こと。そして「仲間ができる」ことがポイントなんだとか。

佐藤「毎日どこかに出かけて何かをしようと思ったら、毎日お金がかかるじゃないですか。でも野菜を育てるのは、初期投資はかかるんですけど、毎日かかるお金はないから。そういう意味ではやっぱり格安なんですよ。趣味としては」

孤独な老人にならない

市民農園では、男性同士で毎日、井戸端会議が行われているそうです。

佐藤「いつ行っても、必ず誰かはいるんですよ。ずっと話し込むのは女性だけかなと思ってたんですけど、男性もいつも楽しそうに話してる」

これを聞いて、「家庭菜園の一番のポイントはそこでもある」と北野誠。

北野「孤独な老人にならない。しかも共通の趣味やから」

市民農園はコミュニケーションツールとしても最適なようです。

初心者こそ畑!

気になるのはやはり、初心者がいきなり畑を借りて大丈夫なのか、ということ。

佐藤「結論から言うと、初心者こそ畑の方がいいかもっていうぐらいです」

「クワなどの道具をそろえる必要がある」というデメリットはあるものの、「プランターよりも、根がしっかり張るから枯れにくい」というメリットがあるというのです。

佐藤「あとはとにかく仲間がいることがいいんですよ。おっちゃんたちが教えてくれるんですよ」

「そろそろ肥料をやった方がええぞ」「それ水やらんでもええぞ」など、おじさんからのアドバイスをありがたく受けているという佐藤。

「お前んとこに植えといたけど」

佐藤が植えているのは、ジャガイモ、ミニトマト、ナス、オクラ、オオバ、サトイモ、トウモロコシ、カボチャにメロンなど。

最初は連作障害(同じ場所に同じ作物を栽培することによる生育不良)を心配して、植える作物をあれこれ考えていたという佐藤。

ある日おっちゃんから「何でもかんでも植えりゃいいんやて。植えにゃできんよ」と言われたことで「確かに」と考え直し、いろいろと植えることにしてみたと言います。

畑友達のおっちゃんの中には、「お前んとこに植えといたけど、気付いたか?」と、佐藤の畑に勝手に植えてくる人も!

他の人がいる時には絶対に声をかけてこないのに、誰もいないと「今日は肥料のやりかたについて教えます」と、授業のようにレクチャーしてくれるおっちゃんもいるんだそう。

おいしいメロンができるかな?

気になる初期投資は、支柱、牛糞などの肥料、苦土石灰、苗など、畑代以外で15,000円ほど。

やってわかったことは、「まず小松菜」ということ。

佐藤「小松菜ってすごいんですよ、超簡単。4月の半ばぐらいに植えまして、今もう収穫できます」

収穫の楽しみを味わいたい方は、まずは小松菜から始めると間違いないようです。

そして、初心者には難しいとされているメロン。おっちゃんから「ここでも上手にできたやつなんておらんおらん」と言われたことで、逆に佐藤のチャレンジ精神に火がついてしまったようです。

佐藤「メロンのところだけミニハウスみたいになってるんです。おいしいメロンができるかどうか、これからちょっと(笑)」

おっちゃんからアイテムや種をもらえることもある市民農園は、まさにリアル『どうぶつの森』。
今後の佐藤の農園レポにも注目です。
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2023年05月16日14時47分~抜粋

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