5月12日放送の『北野誠のズバリ』のメールテーマは「どうでもいいけど覚えている」ことです。
自分ではたいした意味や価値がないと思っているのになぜか覚えていることがあります。
小学校の校歌、あまり関係ない人の誕生日や電話番号、あの時のあの人のひと言。そんなつぶやきがたくさん届きました。
北野誠と氏田朋子がメールを紹介します。
「殴りたい奴おったら言うてな」と、言い残した大阪のおっちゃん。
中年にささる歌
最初のメールはちょっとシュールな世界です。
「三男が小さい時自分で作ったオリジナルの歌ですが、なんでこんな歌詞にしたのかわかりません。中年のおじさんにはグサリとくるのでは。
地球のお部屋の真ん中で45歳はわからない
地球のお部屋の真ん中で45歳はわからない
意味は謎ですが、これすごい覚えています」(Aさん)
北野は「所詮社会の歯車」と、同局で番組を担当している若手お笑いコンビ・スナイパーキトーの曲につなげます。
なんとなく世界観が似ています。「あれ、好きやけどね」と北野。
「三男が小さい時自分で作ったオリジナルの歌ですが、なんでこんな歌詞にしたのかわかりません。中年のおじさんにはグサリとくるのでは。
地球のお部屋の真ん中で45歳はわからない
地球のお部屋の真ん中で45歳はわからない
意味は謎ですが、これすごい覚えています」(Aさん)
北野は「所詮社会の歯車」と、同局で番組を担当している若手お笑いコンビ・スナイパーキトーの曲につなげます。
なんとなく世界観が似ています。「あれ、好きやけどね」と北野。
『やっぱり、やめた』
期待が裏切られる瞬間はみんな忘れられません。
「数年前、自分が好きなブランドバッグのサイトを見ていた旦那が、自分が買うついでに、私にも『そのブランドのバッグを買ってやる』と言ってくれました。
めっちゃうれしくてわくわくして、コレだというバッグの型番を翌日渡したら、あなたはこう言いましたね。
『やっぱり、やめた』
あの時のショックな気持ち、数年経ちますがいまだに覚えていますよ。きっと、きっと、ずっと忘れませんからね」(Bさん)
氏田「それはどうでもよくないですよ」
「数年前、自分が好きなブランドバッグのサイトを見ていた旦那が、自分が買うついでに、私にも『そのブランドのバッグを買ってやる』と言ってくれました。
めっちゃうれしくてわくわくして、コレだというバッグの型番を翌日渡したら、あなたはこう言いましたね。
『やっぱり、やめた』
あの時のショックな気持ち、数年経ちますがいまだに覚えていますよ。きっと、きっと、ずっと忘れませんからね」(Bさん)
氏田「それはどうでもよくないですよ」
ハワイなんていつでも行ける
次も女性の方が覚えている配偶者のひと言です。
「昔話になりますが、結婚が決まり、新婚旅行どこへ行くという話に。私が行きたかったのはハワイ。なのに配偶者になる方はこう言いました。
『ハワイなんていつでも行けるやん。新婚旅行やろ、違うところいこうや』
約20年の結婚生活、パスポートを更新することなく、家族旅行に行きやすいお高めの車も買いましたが、家族旅行は片手で数えるくらい。
なんだったんでしょうね、『ハワイなんていつでも行ける』って言葉」(Cさん)
氏田「忘れないでしょうね、一生」
「追伸。まだ元旦那は死んだという声が聞こえてこないので生きてやがるのでしょうね」(Cさん)
氏田「追伸、こわっ、おそろしい」
こっちが忘れられなくなりそうです。
「昔話になりますが、結婚が決まり、新婚旅行どこへ行くという話に。私が行きたかったのはハワイ。なのに配偶者になる方はこう言いました。
『ハワイなんていつでも行けるやん。新婚旅行やろ、違うところいこうや』
約20年の結婚生活、パスポートを更新することなく、家族旅行に行きやすいお高めの車も買いましたが、家族旅行は片手で数えるくらい。
なんだったんでしょうね、『ハワイなんていつでも行ける』って言葉」(Cさん)
氏田「忘れないでしょうね、一生」
「追伸。まだ元旦那は死んだという声が聞こえてこないので生きてやがるのでしょうね」(Cさん)
氏田「追伸、こわっ、おそろしい」
こっちが忘れられなくなりそうです。
ラブホのお金は
男女間でももっと初々しい話にしましょう。
「私の初体験の時の事件です。当時つきあっていた彼女とどうやったら、とか考えていた10代です。
ある日、彼女が両親と喧嘩して『家には戻りたくない』と言い出しました。これは千載一遇のチャンス。ということでバイクで近所のラブホへ。
携帯のない時代にラブホの電話で両親に、『今日はもう帰りたくないから帰らない』と言いました。
そして翌朝すべてが終了。やっと念願、と思ったのも束の間、支払いをしようと思うとお金が足りないことが発覚。近所の同級生に電話してラブホまで持ってきてもらい、事なきを得ました。
そのお金を彼はお母さんから借りたらしく、いまだに何かの拍子に、友人のお母さんに、『あの時のお金な』と、必ず突っ込まれます」(Dさん)
北野「友達もお金なかったからお母さんに事情を説明した。おかん、爆笑したと思うよ」
いじられても、いい思い出です。
「私の初体験の時の事件です。当時つきあっていた彼女とどうやったら、とか考えていた10代です。
ある日、彼女が両親と喧嘩して『家には戻りたくない』と言い出しました。これは千載一遇のチャンス。ということでバイクで近所のラブホへ。
携帯のない時代にラブホの電話で両親に、『今日はもう帰りたくないから帰らない』と言いました。
そして翌朝すべてが終了。やっと念願、と思ったのも束の間、支払いをしようと思うとお金が足りないことが発覚。近所の同級生に電話してラブホまで持ってきてもらい、事なきを得ました。
そのお金を彼はお母さんから借りたらしく、いまだに何かの拍子に、友人のお母さんに、『あの時のお金な』と、必ず突っ込まれます」(Dさん)
北野「友達もお金なかったからお母さんに事情を説明した。おかん、爆笑したと思うよ」
いじられても、いい思い出です。
神対応
最後は北野に対して思い出すことです。北野の一面がわかります。
「今から17年くらい前のことです。僕が探偵ナイトスクープの依頼を受けてもらった時、探偵で誠さんが来られました。
商店街をロケ隊一同で歩いていると、『わー、北野誠や』と何人かの人が声を掛けてきました。
その中で、紺色のジャンパーを着たおっさんが、誠さんに手を出して握手してもらうと同時に、誠さんの左乳を軽く揉み、最後は左手で誠さんのお尻を30秒くらい揉んでいました。
僕は『何しとんねん、このおっさん』と思っていましたが、誠さんは笑顔で、そんなことをされながらも握手していました。
あちこち触られお尻を揉まれても、やめさす素振りもなく、何事もなかったように、すごく丁寧な神対応されていました。あの誠さんの動じない加減は見習いたいです」(Eさん)
「今から17年くらい前のことです。僕が探偵ナイトスクープの依頼を受けてもらった時、探偵で誠さんが来られました。
商店街をロケ隊一同で歩いていると、『わー、北野誠や』と何人かの人が声を掛けてきました。
その中で、紺色のジャンパーを着たおっさんが、誠さんに手を出して握手してもらうと同時に、誠さんの左乳を軽く揉み、最後は左手で誠さんのお尻を30秒くらい揉んでいました。
僕は『何しとんねん、このおっさん』と思っていましたが、誠さんは笑顔で、そんなことをされながらも握手していました。
あちこち触られお尻を揉まれても、やめさす素振りもなく、何事もなかったように、すごく丁寧な神対応されていました。あの誠さんの動じない加減は見習いたいです」(Eさん)
大阪のおっちゃん
これに対し北野はこう説明します。
「こんなおっちゃん、大阪にようおりましたからね。こんなんでいちいち怒ってたら身体持ちませんから」
氏田「でも30秒って結構長くない?」
北野「長いです。ある時、ナイトスクープのロケで全然知らん前歯ないおっちゃんがチャリンコの前かごに自転車のチェーンを入れていて、横にパッと来て、『誠ちゃん、オレ好きやねん。殴りたい奴おったら言うてな』と言って帰りました。それもちゃんとテレビで流しています」
殴りたい奴を言ったらどうするのでしょうか。大阪、恐るべし。
(みず)
「こんなおっちゃん、大阪にようおりましたからね。こんなんでいちいち怒ってたら身体持ちませんから」
氏田「でも30秒って結構長くない?」
北野「長いです。ある時、ナイトスクープのロケで全然知らん前歯ないおっちゃんがチャリンコの前かごに自転車のチェーンを入れていて、横にパッと来て、『誠ちゃん、オレ好きやねん。殴りたい奴おったら言うてな』と言って帰りました。それもちゃんとテレビで流しています」
殴りたい奴を言ったらどうするのでしょうか。大阪、恐るべし。
(みず)
関連記事