北野誠のズバリ

怪奇ユニット「都市ボーイズ」が語る、実際に体験した怖い話

怪奇ユニット「都市ボーイズ」が、9月23日放送の『北野誠のズバリ』に登場し、お昼から危ない話を語りました。

「都市ボーイズ」という名前は、「都市伝説」を扱うユニットで、ファンだったコントユニット「シティボーイズ」の名前を合体させたものだそうです。

北野誠は興味津々、アシスタントの大橋麻美子は怯えつつ二人の話に聞き入りました。

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「神の山」に家を

「都市ボーイズ」は放送作家の岸本誠さんと早瀬康広さんからなるユニットです。2015年5月14日に結成し、主にオカルト関連の話をメディアなどでしています。

まず、オカルトにはまった理由を語る早瀬さん。

早瀬さんは岡山県津山市出身。昭和13年、大量殺人事件があったところです。
その山奥に実家がありました。山奥すぎて、いろいろなしきたりがあったそう。
一番信仰されたのが、「神の山」といわれる山で、そこは村長しか住めませんでした。それが何百年も続いていたのです。

ところが、資産家だった早瀬さんの祖父がその山を買い取り、山のてっぺんに早瀬家を建ててしまいました。
それゆえ、村長が早瀬家に石を投げたり、村の人に悪口を言われたりすることが増えていきったそうです。

白装束の男の呪い

そして早瀬さんが中2の時、不吉な事柄が起こります。
夜中の2~3時頃、シャンシャンという鈴の音が、坂の下から上ってきます。「なんだろう」と思ったら、その音は家の前に。

見ると、白装束を着て左手に錫杖を持った男がいました。
男は右手で頭をごつごつ殴りながら舌をベーと出しています。顔を真っ赤に塗っていたらしく、殴るたびに赤い塗料が白装束にぱっぱとつきます。

もっと怖かったのは、その男の後ろで村の人たちが、笑いながらそれを見ていたことです。「これはたぶん呪いだろうな」と思った早瀬さん。

同じ顔をしている!

そして翌日、早瀬さんが学校から帰ったところ、祖父がうつ伏せで倒れていました。
ひっくり返してみると、前の晩に見た男と同じように舌が出ていました。

「同じ顔をしている!」

そのまま病院に連れて行きましたが、祖父は2か月後に亡くなりました。
死因は脳梗塞で、血管が詰まったのは赤塗りの男が殴っていた右の側頭部でした。

早瀬「偶然かもしれないけど、呪いは本当にあるのかな、というきっかけになり、『これはきちんと考えないと』と真剣に思い、オカルトが人生のライフワークとなった」

歌舞伎町で会った細い小

一方の岸本さんは、東京都新宿区の歌舞伎町出身です。
そのせいかヒトコワ(本当に怖いのは人間)っぽい話が多いそうです。

彼が20代前半、不良外国人で歌舞伎町が荒れていた頃の話です。
岸本さんがドン・キホーテにいると、友人が中国人系の男の子の胸ぐらを掴んでいました。
これは大変だと止めに行った岸本さん。

その相手は別に不良っぽくなく、線の細い、ひょろっとした子だったそうですが、岸本さんの印象に残ったようです。

あの子が…

それから程なくして、歌舞伎町の取材をしているライターと出会い、一緒に取材についていくことになりました。

その取材相手は、いわゆる裏社会の人たち。
とある喫茶店のソファの真ん中に偉そうな人物がいて、その周囲に子分格の人たちが直立不動で立っていました。

ライターのアシスタントの立場で同席した岸本さん、周りを見ると、見覚えのある顔が。
友人がドン・キホーテで胸ぐらを掴んでいた、あの中国人系の男の子です。

「え、あんな細い子がこんな短期間にこっちの世界に行ったの?」と驚いた岸本さん。

取材が終わり、ライターにその子のことを聞くと「あれ、ヒットマンだから」と言われました。

本当にヒットマンかどうかは確かめようがないですが、岸本さんは、ドン・キホーテのことを思い返しぞっとしたそうです。
(みず)
北野誠のズバリ
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2022年09月23日13時13分~抜粋

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