北野誠のズバリ

セルフサービスのカフェでトラブルも 席取りに潜む問題

カウンターでドリンクなどを購入し、席まで自分で持っていく方式のカフェに行った際、先に席を取っておくことについて、トラブルになった経験はないでしょうか。

1月12日放送『北野誠のズバリ』では、Web情報サイト・オトナンサーの記事を元に、パーソナリティの北野誠と大橋麻美子が、セルフ式カフェでの席取りに関する問題点について語りました。

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席取りのルールはある?

トラブルで多いのが、席を取っていたのに横取りされるケース。

席を取った印として、テーブルや椅子にハンカチなどを置いていたのに、忘れ物と解釈されて席を取られるというもの。

知っていてわざと横取りしたようにも感じられますが、だからといって、バッグなどを置いておく勇気はなかなかありません。

そこでオトナンサーでは、スターバックスやドトールといった大手カフェチェーン店に席取りのルールが決まっているのか、先に席を取ることはマナー違反なのかについて伺っています。

それに対する回答ですが、「特にルールを決めていない」とのことです。

一部の店舗ではリザーブのプレートを用意しているところもあります。
しかし、これは比較的客が多いタイプのお店で、おそらくトラブルが頻発しそうなために用意されているものと思われます。
 

不安を感じながらレジへ?

ただ、店によっては「先に席を確保された上でご注文ください」と貼り紙をしているところもあります。

その場合だと席を取る行為はマナー違反にはなりませんが、やはり何か自分の物を置く必要がありますので、盗難のリスクは免れません。

日本のカフェだからまだ良いのかもしれませんが、これが海外の空港だったりすると、逆に盗られた方が悪いといわれかねない状況。

とはいえ、今や日本も安心とは言い切れません。

北野「新橋の牛丼屋で雨降ってきたなあ思て、傘盗られるんちゃうかなと思いながらコンビニ傘(外に)置いて、飯食ってる間に案の定誰かが僕のを持っていきましたからね。
(コンビニ傘だと安いので、人のを盗っても)良心の呵責を覚えないじゃないですか」

「先に席を取る必要はある、でも置いた物を盗まれても責任は負えません。統一的なルールも特に設けていません」という状況に対し、北野は以前から納得がいっていなかったそうです。
 

問題をなくすには?

盗まれる可能性があることへについて、スターバックスの回答は「盗難に対する注意喚起の貼り紙を掲示するなど、各店舗が必要に応じて対策を行っています」とのことですが、結局は自己責任ということになります。

北野はあらためて「大手チェーンだったら、ちょっとは方針を決めてくれよとは思うんですよね」と納得がいかない様子。

ここで物を盗られたくないなら、先に席を取らなければ良いという意見もあるとは思いますが、ややこしいのは消費税の軽減税率問題です。

持ち帰りの場合は消費税は8%ですが、店内飲食にすると10%。

もし「店内で食べます」と言って購入した後に、席が取れなくてあきらめて持って帰った場合、2%損したように感じてしまいます。

費用がかかることではありますが、店の規模に関わらず席取り用のプレートを用意していただくか、入口で席を案内していただきたいですね。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2022年01月12日13時14分~抜粋

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