7月29日放送の『北野誠のズバリ』の「大人電話相談室」のコーナーには、「小学校6年生の頃から、いろいろなダイエットに挑戦しては断念してきた」というAさん(54歳・女性)から相談が寄せられました。
「なんとかこの挫折の繰り返しから抜け出したい」と訴えるAさんに、北野誠がアドバイスを送ります。
小学生の頃からダイエットジプシーの女性に、最も効果的なダイエットを伝授!
1万円の「読めば痩せる本」
Aさんのダイエット人生は、学校の体重測定で「肥満児」という紙をもらったこと。そしてお兄さんから「お前はデブやな」と言われて腹が立ち、「絶対に痩せよう」と思ったことがきっかけでスタートしました。
そんなAさんが一番最初に挑戦したダイエットは、たまたま見ていた雑誌の裏の広告で見た「読めば痩せる本」。
1万円超えの高価なその本を、Aさんはお年玉で購入。「この本さえ買ったら、絶対痩せられるんや!」と張り切っていたAさんでしたが、結果は×。
読んでみたものの、内容が理解できなかったというのです。
そんなAさんが一番最初に挑戦したダイエットは、たまたま見ていた雑誌の裏の広告で見た「読めば痩せる本」。
1万円超えの高価なその本を、Aさんはお年玉で購入。「この本さえ買ったら、絶対痩せられるんや!」と張り切っていたAさんでしたが、結果は×。
読んでみたものの、内容が理解できなかったというのです。
ゆで卵ダイエットは「飽きる!」
Aさんの人生において最もスリムだった時代は、バレー部に所属していた高校生の頃。Aさんの身長は157センチ、当時は58キロでした。
しかし、引退した途端にまた太りだしてしまったそうです。
過去のダイエット遍歴を尋ねる北野誠に、「ダイエットのことなら聞いてください」と自信たっぷりなAさん。
まずは、1日にゆで卵を7個食べる「卵ダイエット」
北野「続かんでしょ、あんなもん」
Aさん「飽きる!」
「何かだけ」を食べ続けるダイエットは、味に飽きてしまい結局続かないようです。
しかし、引退した途端にまた太りだしてしまったそうです。
過去のダイエット遍歴を尋ねる北野誠に、「ダイエットのことなら聞いてください」と自信たっぷりなAさん。
まずは、1日にゆで卵を7個食べる「卵ダイエット」
北野「続かんでしょ、あんなもん」
Aさん「飽きる!」
「何かだけ」を食べ続けるダイエットは、味に飽きてしまい結局続かないようです。
「鈴木その子式ダイエット」も×
続いてのダイエットは、Aさんがハタチの頃に流行っていた「鈴木その子さんの18品目ダイエット」
北野「あれも無理やね」
Aさん「うん、そろえるのが大変だった」
面倒くさくなり、こちらも断念。それからしばらくは仕事の忙しさにかまけて、MAX78キロまで太ってしまったAさん。
40歳くらいから再度一念発起してダイエットを再開し、「プロテイン置き換えダイエット」をスタートしました。
「他は何を食べてもいいよと言われたから、そんなに。まあ、ちょっとは痩せた」とAさん。
それでも「何を食べてもいい」という言葉に甘えてしまい、こちらのダイエットも大きな効果はでませんでした。
北野「あれも無理やね」
Aさん「うん、そろえるのが大変だった」
面倒くさくなり、こちらも断念。それからしばらくは仕事の忙しさにかまけて、MAX78キロまで太ってしまったAさん。
40歳くらいから再度一念発起してダイエットを再開し、「プロテイン置き換えダイエット」をスタートしました。
「他は何を食べてもいいよと言われたから、そんなに。まあ、ちょっとは痩せた」とAさん。
それでも「何を食べてもいい」という言葉に甘えてしまい、こちらのダイエットも大きな効果はでませんでした。
断食の後は猛烈なリバウンド
その後、「身体から毒素を抜くのが一番!」と思ったAさんが始めたのは、「3日間、水だけのダイエット」。つまり「断食」です。
一気に3キロは痩せたものの……
北野「リバウンドしてるんですよね。当然」
Aさん「それが78キロへの道です。断食はあかん」
断食のあとに、猛烈なリバウンドが待っていたようです。
「運動する時間は?」と尋ねる北野に、「ない。したいとも思わない」とAさん。
北野「食べるものをちょっとずつ減らすのはどうなの?」
Aさん「そのぐらいだったらいいかな」
ここで北野が、Aさんに最も効果があるであろうダイエットを提案します。
一気に3キロは痩せたものの……
北野「リバウンドしてるんですよね。当然」
Aさん「それが78キロへの道です。断食はあかん」
断食のあとに、猛烈なリバウンドが待っていたようです。
「運動する時間は?」と尋ねる北野に、「ない。したいとも思わない」とAさん。
北野「食べるものをちょっとずつ減らすのはどうなの?」
Aさん「そのぐらいだったらいいかな」
ここで北野が、Aさんに最も効果があるであろうダイエットを提案します。
「体重計が襲ってくる感じがする」
「体重計に乗ってもらいたい」という北野を、Aさんは「えー!」と拒絶。
「体重計に乗るとね。体重計が襲ってくる感じがする」というのです。
北野「体重計に、毎日朝と夜乗ることぐらいはできるでしょ」
Aさん「できんことはないですけど。乗ったら直面するじゃないですか」
ダイエットはしたいけれど、体重と対峙するのは避けたい。太る人の典型的な主張です。
北野いわく、「一番大事なのは、直面」
「太る方って、『急に太った』ような言い方しますよね。人間は急に太らないです。いきなり朝起きて、10キロ太ってたってないよね」と、Aさんを諭します。
「体重計に乗るとね。体重計が襲ってくる感じがする」というのです。
北野「体重計に、毎日朝と夜乗ることぐらいはできるでしょ」
Aさん「できんことはないですけど。乗ったら直面するじゃないですか」
ダイエットはしたいけれど、体重と対峙するのは避けたい。太る人の典型的な主張です。
北野いわく、「一番大事なのは、直面」
「太る方って、『急に太った』ような言い方しますよね。人間は急に太らないです。いきなり朝起きて、10キロ太ってたってないよね」と、Aさんを諭します。
なぜ太ったかを理解すること
北野は、朝晩の体重と、口にしたものをすべて記録する「レコーディングダイエット」が、Aさんには最も効果があるだろうと伝えました。
レコーディングダイエットは、岡田斗司夫さんが著書『いつまでもデブと思うなよ』で提唱したダイエット方法。岡田さんはこの方法で、1年あまりで50キロの減量に成功しました。
「朝と晩の体重を測ることによって、太る時と太らない時のリズムがわかる」と主張する北野。
誰もが目をそらしたい「体重」、そして「食べたもの」という現実に向き合うことで、痩せる方向へ自分の意識を変化させることができるようです。
「自分がなんで太ったのかをわかってきたら、それをちょっとずつやめていくと自然と体重が落ちますよ、ある程度までは。そうするとリバウンドが少ないと思います」と、Aさんにアドバイスを送った北野でした。
(minto)
レコーディングダイエットは、岡田斗司夫さんが著書『いつまでもデブと思うなよ』で提唱したダイエット方法。岡田さんはこの方法で、1年あまりで50キロの減量に成功しました。
「朝と晩の体重を測ることによって、太る時と太らない時のリズムがわかる」と主張する北野。
誰もが目をそらしたい「体重」、そして「食べたもの」という現実に向き合うことで、痩せる方向へ自分の意識を変化させることができるようです。
「自分がなんで太ったのかをわかってきたら、それをちょっとずつやめていくと自然と体重が落ちますよ、ある程度までは。そうするとリバウンドが少ないと思います」と、Aさんにアドバイスを送った北野でした。
(minto)
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