北野誠のズバリ

ママ友の間で流行!怪しい儲け話にご用心

働き方改革などで収入が減ってきている状況の中、特に専業主婦の方にとって、うまい儲け話には要注意です。

5月7日放送の『北野誠のズバリ』は、「夫には内緒!ママ友の間で流行る怪しい投資話」というテーマで、情報サイト『プレジデントオンライン』の記事を元に、北野と事故物件芸人・松原タニシ、そして火曜アシスタントの佐藤実絵子の3人でトークを繰り広げました。

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なぜダマされるのか?

記事によりますと、「妻が100万円単位で家のお金を使い込んでいた」「妻が莫大な借金を抱えていた」といった話は意外と珍しくないそうで、きっかけはママ友の知り合いからの投資話だそうです。

ママ友から「投資話を聞くだけ聞いてみない?」と誘われ、「話だけなら」と聞いてみると、知り合いと称する男性は「実は未公開株があるからお金を預けてもらえれば、何倍にもして返す」と説明。

「お金がないから」と断っても、「消費者金融からお金を借りれば良い。最初のマイナスは数ヶ月で取り返せる」との説得に乗ってしまうと、しばらくしてその男性はドロン。
あとは借金だけが残り、夫にも話せないという大変な状況に陥ってしまうのだそうです。

騙される方の多くが世帯年収は500~600万円と平均的で、生活に困っているというわけではないのですが、将来の教育費に充てたい、生活にある程度の余裕を持たせたいといった家庭の事情や、自分で稼ぐ手段がないために投資に走るといった傾向があるそうです。
 

未公開株には要注意!

日本では長らくの間、銀行の金利がほとんどゼロに近い状態ですが、そんな中で北野は、「200万円の未公開株で、毎月5万ずつ配当が振り込まれて、3年でほぼ元金が回収されるなんてあるわけがない!」と断言。

タニシ「ないんですか!?(笑)あったらええなと思たけど」

北野「あったら俺がやってるよ。経済の番組やってるのに、未公開株の話なんて来たことないぞ」

「未公開株」にまつわる事件はこれまで何度も起きているので、私の中では怪しいイメージがあるのですが、もちろんまっとうな未公開株もあります。
 

困ったら誠に聞け!

しかし、未公開株の購入以外でも、怪しいもうけ話は世間にごろごろ転がっています。

北野「典型的な例は、アントニオ猪木がだまされたアントンハイセル。牛のフンを原料としてエネルギーにする究極のリサイクルって言って、延々とブラジルに投資して、初代タイガーマスクの儲けを全部つぎ込んだと言われる……」

タニシ「かわいそう、佐山(聡)さん…」

北野は「それやったら、一か八か株式投資で良い銘柄を選んで配当もらってる方がマシです。(未公開株の詐欺話が)クラウドファンディングと違うのは、儲かるというのと、一括で金を払わそうとするところ」と解説しました。

昨年結婚した佐藤も「お母さんたちって孤独なんですよ。そこにつけ込んでますよね。相談できる人がいないっていうのが」と憤慨しました。

ここで北野が「良かったですよ、このラジオをお聴きのみなさん。投資詐欺かどうかすぐにわかる、北野誠という人間がいますので」と宣言。

かつて関西のラジオ番組で20年近くもの長い間、怪しい物を取りあげてきた実績があるというだけに、鑑定眼は確かです。

タニシからは「東新町(ラジオ局の近所の歓楽街)の詐欺の帝王」と、やや誤解を招きかねない称号をもらっていましたが、今後は番組宛てに「誠さん、この投資話は大丈夫でしょうか?」というおたよりが続々と届くかもしれません。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2019年05月07日13時15分~抜粋

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