北野誠のズバリ

あらためて聞く!ITジャーナリスト・井上トシユキって何者?

8月13日放送『北野誠のズバリ』では、月曜及び土曜(最終週を除く)レギュラーを長年務めるITジャーナリスト・井上トシユキについて、あらためて紹介することとなりました。

『生島ヒロシのおはよう一直線』(TBSラジオ他)や、『ズバリ』のコラムコーナーでは、IT関連のニュースについて解説することがあるものの、「スマホは持たない」「洛中出身であることを殊更に強調する」など、IT関連ではないところが番組でクローズアップされてしまっています。

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ITジャーナリストの先駆け!

まず、井上トシユキが「ITジャーナリスト」という肩書を名乗り始めた理由から聞きました。

井上は最初「ライター」と名乗っていたそうですが、評論家の宮崎哲弥さんから「ライターだと受け身で仕事をしているように見えるから、主体的に社会問題を取り上げたり、悪と戦うような仕事をするイメージがジャーナリストにあるから」と言われ、肩書を付けたのが始まりだそうです。

北野は「言うたもん勝ちなんですよ」と決め打ち、井上も「国家資格やないんで。ジャーナリストと付くと何となく詳しそう(に思われますし)」と、自ら肩書の効果を語りました。

井上はまず、ネット掲示板「2ちゃんねる」がまだ今ほど定着する前、有象無象ぶりや当時の若者文化をまとめた本『2ちゃんねる宣言―挑発するメディア』(文春文庫PLUS)で知られるようになり、さらに有名になったのはライブドア事件だそうです。

事件前にたまたま雑誌で堀江貴文さんのインタビューを行ったことで、「この聞き手は事件に詳しいだろう」とが注目され、仕事が来だしたのだとか。

また、2006年からラジオ番組『BATTLE TALK RADIO アクセス』(TBSラジオ)に出演し、メディアへの出演も増えていきました。

IT系の質問にズバリ回答!?

IT関連の仕事を始めてからまる20年、もはやベテランの域に達した井上に対し、リスナーからIT関連の質問や、井上個人に対する質問を中心に届くかと思いきや、まずはじめに紹介した質問は……。

「いろんなお問い合わせセンターに電話したことがあるんですけど、井上さん、なんであんなに待たされるんですか?」(Aさん)

これに対して井上ではなく、北野が「電話される人が多いのに対し、オペレーターが少なくてバランスが悪いから」とあっさり回答。

井上は「海外にあるコールセンターで、日本語を知っている人が少ない」とフォローすることで、面目を保ちました。

感心したのはITの知識ではなく…

その後、番組中に井上が選曲した山下達郎さんや石川セリさんの曲をかけた後、番組終盤に再度、質問を紹介しました。

「なんとかジャーナリストさんの選曲、良いですなあ。(今は音がクリアなため)こんなに演奏が良い曲やと初めてわかりました。」(Bさん)

「ビックリしました。石川セリさんの歌を選ぶなんて!実は私、女性の歌手の中で一番石川セリさんが大大大好きなんです。しかも『八月の濡れた砂』ではなく、『Moonlight Surfer』という所が渋いわ~。これからも月曜日出てください!好きな曲が同じだと、運命を感じる年頃です」(Cさん)

結局、ITとは全く関係ないところで感心されてしまうという状態で、その日の番組は終了していました……。
(岡本)
北野誠のズバリ
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2018年08月13日13時00分~抜粋

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