『北野誠のズバリ』では、「祝日・松竹芸能タレントシリーズ」として、祝日に松竹芸能のタレントさんをゲストに招いています。
5/3の憲法記念日に、アルミカン・代走みつくにさん・チキチキジョニーに続く第4弾として登場したのは、「高校野球芸人」として世間に広く知られている、かみじょうたけしさんです。
そんなかみじょうさんに、リスナーから「私、PL学園のOBなんです。今はもう存在しないチームですが、歴代のPLでかみじょうさんはどのチームが好きですかね?」という質問が寄せられました。
勝負は紙一重
「歴代ですか」と一瞬考えて「そうですね、98年の横浜高校と延長17回の死闘を演じた、あのチームは好きでしたね」と、かみじょうさん。
当時のエースはご存じ、日本テレビアナウンサーの上重聡さん。
98年夏。
PL学園と横浜高校の準々決勝、延長17回の死闘ばかりが注目されがちですが、実はその前に伏線となる試合があったといいます。
それは同じく98年、春の選抜高校野球大会。
その準決勝でもPL学園-横浜高校の対戦が行われていました。
「あの試合は実は2対0でPLが勝ってたのに、8回にサードゴロを打って、サードランナーが走って。サードの古畑選手が投げて、サードランナーの背中に当たって点が入って同点になって。次の回に横浜が1点取って逆転で勝ったんですよ」
「だからサードが投げた球が背中に当たらなかったら、PL学園が勝っていたかもしらんという」
まさに勝負は紙一重であったというわけです。
当時のエースはご存じ、日本テレビアナウンサーの上重聡さん。
98年夏。
PL学園と横浜高校の準々決勝、延長17回の死闘ばかりが注目されがちですが、実はその前に伏線となる試合があったといいます。
それは同じく98年、春の選抜高校野球大会。
その準決勝でもPL学園-横浜高校の対戦が行われていました。
「あの試合は実は2対0でPLが勝ってたのに、8回にサードゴロを打って、サードランナーが走って。サードの古畑選手が投げて、サードランナーの背中に当たって点が入って同点になって。次の回に横浜が1点取って逆転で勝ったんですよ」
「だからサードが投げた球が背中に当たらなかったら、PL学園が勝っていたかもしらんという」
まさに勝負は紙一重であったというわけです。
春があっての夏の死闘
なぜこんなことが起こってしまったのかということを研究した結果、横浜高校の選手がキャッチャーに向かって走って来るということが判明しました。
「これ対策しよういうて。PLはずっと夏まで、サードがキャッチャーに投げる練習をしたんですよ。横浜の選手は邪魔してくるから、逆に構えとって、また逆で取ってアウトにする」
構えておいて、外に避けて取るという練習を繰り返していたそうです。
そして、この練習が実を結んだのが、98年夏のあの試合。
あの延長17回という長い試合の中で、実際そのシーンがやってきたといいます。
「ええーーー!!!知らなかったー!!!」
驚きのあまり、叫ぶ氏田朋子。
「で、しっかりそれをPLはアウトにしてるんです。実は春があって、夏につながってたというね。すごい物語が」
「これ対策しよういうて。PLはずっと夏まで、サードがキャッチャーに投げる練習をしたんですよ。横浜の選手は邪魔してくるから、逆に構えとって、また逆で取ってアウトにする」
構えておいて、外に避けて取るという練習を繰り返していたそうです。
そして、この練習が実を結んだのが、98年夏のあの試合。
あの延長17回という長い試合の中で、実際そのシーンがやってきたといいます。
「ええーーー!!!知らなかったー!!!」
驚きのあまり、叫ぶ氏田朋子。
「で、しっかりそれをPLはアウトにしてるんです。実は春があって、夏につながってたというね。すごい物語が」
PL学園「KKコンビ」
「その前は池田高校が一番強かったから。水野(雄仁)がおった頃で。その後桑田(真澄)・清原(和博)で、という世代が違うねん」
北野誠的にいうと、PL学園といえばやはり「桑田・清原」のKKコンビであるそう。
夏・春と連覇し、3季連続優勝まであとわずか2勝だった池田高校。
準決勝で対戦した相手が、PL学園でした。
下馬評では完全に池田高校が優勢。
しかし、蓋を開けてみれば桑田さんの2ランホームランもあり、7対0という大差で池田高校を破ったのです。
まさに、主役交代の夏であったというわけです。
北野誠的にいうと、PL学園といえばやはり「桑田・清原」のKKコンビであるそう。
夏・春と連覇し、3季連続優勝まであとわずか2勝だった池田高校。
準決勝で対戦した相手が、PL学園でした。
下馬評では完全に池田高校が優勢。
しかし、蓋を開けてみれば桑田さんの2ランホームランもあり、7対0という大差で池田高校を破ったのです。
まさに、主役交代の夏であったというわけです。
LP学園・桑田真似
「PLなくなったの寂しいな」とつぶやく北野に、「僕、最後の試合も花園球場に観に行きました」と、かみじょうさん。
球場には、元阪神の木戸(克彦)さんや宮本慎也さんなど、PL学園のレジェンドたちが勢ぞろいしていたといいます。
そんな中、かみじょうさんはあの人の姿も目撃しました。
「うわっ、桑田さんや!思ってよう見たら。桑田さんのモノマネの、桑田真似(マスニ)さんっていう人やったんですよ」
「“LP学園”って書いたユニフォーム着て。いや、今日だけはTシャツ・短パンで来て、スっと帰ってくれ。俺の中ではね、『あんたほんまに高校野球愛あんのか?』という『自分のPRで来たんちゃう?』みたいな」
感動的なPL学園最後の試合でしたが、このようにやや心に引っかかることもあったよう。
球場には、元阪神の木戸(克彦)さんや宮本慎也さんなど、PL学園のレジェンドたちが勢ぞろいしていたといいます。
そんな中、かみじょうさんはあの人の姿も目撃しました。
「うわっ、桑田さんや!思ってよう見たら。桑田さんのモノマネの、桑田真似(マスニ)さんっていう人やったんですよ」
「“LP学園”って書いたユニフォーム着て。いや、今日だけはTシャツ・短パンで来て、スっと帰ってくれ。俺の中ではね、『あんたほんまに高校野球愛あんのか?』という『自分のPRで来たんちゃう?』みたいな」
感動的なPL学園最後の試合でしたが、このようにやや心に引っかかることもあったよう。
「母校ちゃうんかい!」
さらに、その最後の試合でかみじょうさんの横にいた1人のおじさん。
「負けたらもう聞かれへんかもしれんから」と、試合が始まる前にPL学園の校歌をかけて誰よりも大きい声で全部歌っていたといいます。
「何期生ですか?って聞いたら、『あっ、僕は三重海星高校出身です』。母校ちゃうんかい!いうて。『近鉄電車で花園まで来ました』って。母校ちゃう方でも歌えるぐらい全国的に(笑)もう吹きましたけどね」
このおじさんの話に大爆笑の一同。
まだ『アメトーーク!』(テレビ朝日系)でも話していないという、極上のネタを披露してくれました。
「代走みつくにの全ての汚点を元に戻してくれた」と北野から絶賛された、かみじょうさんでした。
(minto)
「負けたらもう聞かれへんかもしれんから」と、試合が始まる前にPL学園の校歌をかけて誰よりも大きい声で全部歌っていたといいます。
「何期生ですか?って聞いたら、『あっ、僕は三重海星高校出身です』。母校ちゃうんかい!いうて。『近鉄電車で花園まで来ました』って。母校ちゃう方でも歌えるぐらい全国的に(笑)もう吹きましたけどね」
このおじさんの話に大爆笑の一同。
まだ『アメトーーク!』(テレビ朝日系)でも話していないという、極上のネタを披露してくれました。
「代走みつくにの全ての汚点を元に戻してくれた」と北野から絶賛された、かみじょうさんでした。
(minto)
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