北野誠のズバリ

新明解ズバリ国語辞典【ピンクの冷麦】

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ぴんく・の・ひやむぎ【ピンクの冷麦】

市販の冷麦の中に混ざっているピンク色の麺のこと。一束に1本から数本入っており白い麺の中でひときわ目立つ。なぜ入っているかについては「そうめんと区別するため」「何束茹でたかわかりやすくするため」など諸説ある。北野誠はこれを見ると高校三年夏のある出来事を思い出すのであった・・・。

放送における使用例は続きをご覧ください

2015年5月13日(水)放送

 

 

北野:ほんまにね。女の子は初潮を迎える時はみんなで勉強したのに、更年期迎える前にそういうのはないんか?

阿部:あー

北野:「更年期を迎えるにあたって、こういうことが女性には起きますよ。」男性のお父さんにも紙で「男性側はこういう点は注意なさった方がいいでしょう。」とかなんか。マニュアル作っといてくれないと。

阿部:そういう意味では初潮を迎えるときの説明会みたいなのが(更年期では)まったくない。

北野:まったくないやろ。

阿部:おのおの「たぶんこれが更年期っていうものかな」って。

北野:(自治体がよく無料健康診断をやってくれますが)その前にやな、50ぐらいのおっさんいっぺん集めてやな「女性の更年期の時にこういう障害が家庭でおこりやすいです」とか

阿部:対応マニュアルをね。

北野:対応マニュアルを作ってくれたり、講習会をいっぺんやっといてくれよと。

阿部:それは正直、女性の方からもお願いしたい。

北野:そうやろ。男もわからんから不用意に相手の更年期の間合いに入ってしまってやな。

阿部:うん。

北野:わーーーーーーーーって言われて、「なんのことやねん」っていうのもあるから。

阿部:はい。

(中略)

北野:うちの母と姉が俺が高3の夏休みに、受験勉強の時に、姉ちゃんが生理痛が重くて会社休んで。(母ちゃんが)「あんたは生理痛ばっかりで会社休んで!そんなことばっかりやってたら会社クビなるでー。」

阿部:あらっ

北野:(「生理痛ぐらいで休むな」という母親と「もう生理が終わったらからこの苦しみがわからないんだ」という姉の壮絶なやりとりが始まる)

阿部:うわー。それはまたすごい戦いだ。

北野:おれはその話を聞きながら、冷麦のピンク色を探したり・・・。

阿部:(犬笑)

北野:どうしていいかわからんから。「あっ・・・こんなところにピンク色あるよ!」なんかあるやろ。この・・・空気を。お母さんと娘である姉ちゃんのものすごい戦い。バトル。俺らには絶対わからんバトルや!

阿部:うーん。

北野:「こんなところに冷麦のピンクいっぱい入ってたぁ。色つきあったよ!」みたいな

阿部:(手をたたきながら笑)

北野:そしたら姉ちゃんが俺の方振り返って「どうでもええねん!」
    ・・・気ぃ使ってんねや。   

阿部:(笑)話題をできるだけ変えてあげようと。

北野:受験生や。受験生。高3の夏。受験生。

阿部:(犬笑)

北野:勝負時や。そんな話してる場合やないやろ。姉と母で。だからそういうのも、ほんまにわからんからね。それで悩んでる男性非常に多いんちゃうかなと思うわ。

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