1月10日放送の『北野誠のズバリ』では、「独り言の言い過ぎは嫌われるので注意!」という話題を取り上げ、北野と水曜アシスタントの大橋麻美子がトークを繰り広げました。
仕事中や家の中で思わず出てしまう独り言。
テレビに対して一人でツッコんでしまうのは、ひとり暮らしの人や、昼間に1人の状態になった主婦などの「あるある」ですが、職場で独り言をぶつぶつ言い続けたり、大声で言ってしまうと、迷惑に思われてしまうので注意しないといけないのですが……。
言い過ぎると嫌われる!職場での独り言に注意
「疲れた」の独り言はNG!
独り言で一番困るのは、何よりも本人は意識してないということ。
特に大きい声で言われると、周りの人は独り言なのか話しかけられているのか、判断に困るというケースもありますが、北野は「番組から言っておきますが、独り言は本当に嫌われます!」と強調。
続けて「やたらに『疲れた』と言うのは、周りを疲れさすということに気づいてない」と力説し、「55歳を超えてから1日たりとも快調やったという日はないけど、例えば左手を上げた時にちょっと痛い、などとはいちいちは言わない」と語りました。
年を取ると仕方がない面もあるのですが、ものすごくうがった見方をすると、「いたわって欲しいのか」と思われてしまう場合もあります。
言霊というものがあるように、「疲れた」というとさらに疲れていくので良くないですね。
2人は「本当に仕事などで疲れた時は、誰もいない所で缶コーヒーを飲みながら、『疲れた……』と言うんやったら良い」とまとめました。
忙しい自慢と取られることも
他には、質問のような独り言をする人もいるとして、北野は「パソコンに向かって操作しながら、『何でなん?何でこんなんなるんや!』と言う人もいる」という例を挙げました。
周りの人からすれば、「パソコンがそのように動く理由を説明した方が良いのか?」と思ってしまいそうですね。
また、「時間がない」とか「忙しい」などと言うのも、ちょっと注意した方が良いとクギを刺します。
大橋は「『周りの人間は一生懸命働いてないと言いたいのか?』と思ったり、家庭で独り言を言われると『自分は家事などをしなくても良い』という免罪符のようにも聞こえる」と力説しました。
独り言とセットで嫌がられるものは…
独り言とセットで嫌がられるのは、ため息と舌打ちで、これには大橋も大きく同意しました。
ため息を吐くと、運気が逃げるとも言われていますし、やっぱり聞いた側も嫌な気持ちになりそうですね。
舌打ちについて大橋は、「舌打ちを聴くとビクっとして、『こちらが悪いことをしてるんじゃないか』と思ってしまい、自己肯定感が低くなる」と語りました。
北野はここで、ずっと独り言を言っていたという、今は引退したお笑い芸人のことを思い出しました。
舞台が終わってから鏡台の前で「あいつのボケ、また滑ってたわ。ツッコミ甲斐がないねん!」とよく独り言を言っていたそうで、本人は周りに言っているつもりはなかったのですが、負のオーラを受けると思ったからか、次第に周りに人が寄らなくなったそうです。
意識するのは難しいかもしれませんが、独り言とため息は人が離れていくので、できるだけ注意したいものですね。
(岡本)
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