北野誠のズバリ

北野誠、褒章を欲しがる。

11月2日の『北野誠のズバリ』は急きょ募集するメールのテーマを変えました。
テーマは「私の欲しいもの、欲しかったもの」(ただしお金以外)です。

というのも、毎年、この季節になると紫綬褒章の発表があります。あれがかなり北野の心を傷つけるそう。

「えっ」、ということは北野は紫綬褒章を狙っているのか?! その心の内を木曜アシスタント氏田朋子と一緒に聞いてみましょう。

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本気で狙ってる?!


北野の「褒章を狙っているんですけど」に、氏田は爆笑。「そうなんですか、狙ってたんですか?!」

北野「何を言ってるねん、落語家さんとかもらってられるじゃないですか。亡くなられた米朝師匠は人間国宝。立川志の輔さんも紫綬褒章もらわれてる。立派な落語家さんで、文化を継承するという意味ではいいなと思います。
が、なかなか俺に連絡が来ません」

本気でしょうか。褒章ではないですが、このラジオの大先輩のつボイさんがいろいろ賞をもらわれてるので、もっと長く続けてもらう、という手もあると思いますが。

タレントという難しさ


実は北野、賞はもらったことがあるそう。
1991年(平成3年)、『探偵ナイトスクープ』の「アホ・バカ分布図」で、第29回ギャラクシー賞選奨、日本民間放送連盟賞テレビ娯楽部門最優秀賞受賞、第9回ATP賞グランプリを受賞しているのです。
日本列島上における日本語の「アホとバカの境界線」を探る企画でとても画期的でした。

しかし「それは業界内で、国の認定ではない。しかもチーム戦です」と、北野は満足できない様子。

氏田が「学問や芸術などで功績を残した人に贈られる」のが紫綬褒章と解説します。「など」って何でしょうね。そこになんとか潜り込みたいところ。

北野「タレントというジャンルが非常に難しいです。今回、三谷幸喜さん、松本隆さん、素晴らしい方々です。皆さんうれしいでしょうね。一度でいいからあの晴れ舞台に立ちたいな」

やや本気度が上がったような。そこには意外な理由がありました。

「嘉門達夫With M」で紫綬褒章を!


「58歳やから、意外と慌ててるんですよ」と、北野。

「僕の同期が亡くなったんです。肺炎で61歳。たかじんさんが64歳。俺、58やから、今もらわないといつもらうんや。毎週毎週、マコ酒RUNで酒飲んで。これで紫綬褒章はもらえない。学問芸術に功績を残してない」

と、心の叫び?その結果、氏田とともに妙案を思いつきます。

北野「かといって、これから三味線を習うわけもいかんしな。タレントと言われる腰の据わってない、何となく飯喰ってるけど、なんか形が必要と違うかなと思ってみたりする。ギター習ってギター漫談にしようかと思うけど、嘉門達夫がおるから。
あ、あいつ紫綬褒章とるタイプやわ!コミックソング界の第一人者や」

氏田「文化を残しています」
北野「あいつのパーティ呼ばれとないわ」
氏田「今からコンビ組んだらどうですか?」
北野「横でタンバリン打ってそれで紫綬褒章狙うパターンもありか…」
氏田「嘉門達夫with誠。どう?」
北野「『with誠』はただの添え物や。俺、おしゃれ小鉢と違うんやからな。プライドが許さん」
氏田「でも、もらえますよ、褒章」
北野「もらえるな。これは一緒に回った方がおいしいかな。達夫にお願いするか。『With M』にして」

「嘉門達夫With M」、誕生です。皆さんご贔屓に。

腕時計が嫌いになったわけ


リスナーからはたくさんの「欲しいもの、欲しかったもの」が寄せられました。

稼ぎのいい夫、やさしい妻、指輪などさまざまでしたが、中で「ブレゲの腕時計」というのがありました。
「誠さん、ブレゲの時計買っては?」と勧められますが、北野は時計にまったく興味がないそう。

もともと時計をつけないそうで、それにはこんなエピソードがありました。

一度、井筒監督と道路標識を倒して、なんと本物の手錠をかけられたことがあるそう。その場合、だいたい時計が嫌いになるそう。
「ガチの手錠は重い」と実感のこもったお言葉。

果たして、これで紫綬褒章を本気で狙っているのでしょうか。
それより、酒浸りの生活を節制して、健康で長生きして、長く放送を続けて賞をもらう方が、ファンとしてはうれしいのでは?
(みず)
北野誠のズバリ
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2017年11月02日13時00分~抜粋

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