肥満を治療する薬がついに登場!
日本初の肥満治療薬として、大正製薬から「アライ」という製品が販売されることになりました。
「アライは摂取した脂肪を消化管内で分解する酵素、リパーゼを阻害する薬剤で、この薬剤を服用することで、食事から摂取した脂肪の約25%を便として排出されることが期待されています」(Aさん)
SNSでは、このニュースに「飲むだけで痩せる薬がとうとう出たか」という反応も多くありました。
市販薬ではありますが、購入には条件があります。
おへその周りの腹囲が男性で85cm以上、女性で90cm以上あり、生活習慣の改善に取り組んでいる方が対象であって、安易なダイエット目的では使えないようになっているのです。
ただ、この薬には副作用があり、肛門から油の漏れが起きてしまうことや、おならが出やすくなってしまう、おならをすると便が漏れるといった現象が、高い確率で起きてしまうようです。
副作用が結構大変
つボイ「油はつるつるっとしてますので、それにつられてうんちもつるつるっと出るんじゃないかと。腸内を滑ってきちゃうんでしょうね。
普段はおならだけしてたものが、今回はおならとうんちが同時にプッブリッ、プブリっと」
小高「別に音はリアルにいらないけれども(笑)」
副作用は命に関わるようなものではないものの、日常生活ではもしかすると周りの人にも不快な影響を与えてしまうかもしれないものとなっています。
漏れてしまう油が結構大変な臭いを放つため、人によっては大人用のおむつなどをしないといけなくなることもあるそうです。
小高「今度は食べ物に気を使うという別の効果が生まれるんで、結果的に良いんではないかと、お医者さんは言ってましたけど。
上手にお付き合いできるようにしないと、ちょっと日常生活は大変かな」
つボイはおならが思いっきりできなくなることによって「肥満の解消にはなるかもしれないけど、爽快感は得られなくなるのではないか」と語りました。
切羽詰まったトイレ
ここで、アライの服用とは関係がなく、漏れてしまいそうな場面を目の当たりにしたエピソードを紹介しました。
「昨年妻とショッピングセンターへ買い物に行った時、おしっこがしたくなりトイレに行きました。
用を足していると、70代後半の紳士が切羽詰まった表情でトイレに駆け込んでいきました。
『トイレが空いてて良かったね』と心の中で安堵していると、個室の中から『ああ~』と小さな叫び声が聞こえてきました。
お気の毒に、ズボンを下ろすのが間に合わなかったのがわかりました。
急いでいたのでそのまま出てきましたが、その後も『あの時、ひと声かけたら良かったかな』、『ズボンとパンツを買ってきましょうか?』とか言ってあげれば良かったのかなと、今でも後悔しています」(Bさん)
そのような状況では、声をかけるわけにもいかず、何もしてあげられることはなさそうですね。
(岡本)