CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』で、「聞きたくないようで、怖いもの聞きたさで聞きたい」という、怪談のような様相を呈しているのが「麻酔のコーナー」です。
麻酔をしなければ耐えられないぐらいという痛みを経験したというおたよりを募集し、パーソナリティのつボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介しています。
10月4日の放送では、主婦や料理をする方なら「あるある!」と思うかもしれない激痛体験を紹介しました。
ゴミかと思って手に取ると…
調理は刃物や火を使うので危険と隣り合わせです。
そして、思わぬところに危険が潜んでいるのです……。
「先週土曜に夕飯の支度をしていた時の話です。
ガラスのボウルにカリカリとなった野菜の欠片がついているのを見つけて、爪で剥がそうとしたところ、その破片が右の人差し指の爪と指先の肉の部分にグサッと入り込んで刺さってしまい、取れなくなりました。
脈を打つような痛みが続き、次の日の日曜には痛みと同時に指先が腫れてきました。
それでも我慢をしていて、昨日やっと皮膚科に行ってきました」(Aさん)
刺さった欠片をどう取り除く?
休み明けでようやく病院に行けたというAさん、果たしてどのように治してもらったのでしょうか?
「その頃には野菜片が爪の中で透明になり見えにくくなったのですが、痛みがあるので入ったままのはずなんです。
皮膚科の先生が拡大鏡を使って、まず爪をニッパーのような器具でどんどん切っていって、肉が見えるところまで切っていきました。
そして、お肉の部位をピンセットでツンツンと。
もちろん麻酔は無しで、痛みに耐えていた私に先生が言った言葉が『刺さってる野菜片が見つかりませんね~』でした。
切り詰めた爪のほうにくっついていたのでしょうか?
野菜片が見つからず、しばらく様子を見てくださいと軟膏を処方され、帰りました。いまだに指先に痛みを感じます。
カリカリになった野菜片は、一度水でふやかしてスポンジなどで取り除くべきということを学習しました」(Aさん)
バイトで恐怖の体験!
取ろうと思ったものが取れないことで起こる悲劇は、かつて別のことで経験したとつボイが語りました。
若い頃にさまざまなアルバイトを経験していたつボイですが、飲食店でのバイトもそのひとつ。
「ゴブレット取ってくれ」と言われて、上の方にあるゴブレットグラスを取ろうとしたら、手が滑ってグラスが落ちてきました。
その時「今日割ったら2、3個目になるから、絶対割ったらイカン!」と思い、下で受けようとしたら、落ちてくる途中で飛び出していたクギに当たり、グラスは粉々に。
ガラスの欠片がいくつも手のひらに刺さり、大変なことになってしまいました。
水で流してあらかたは取ったものの、親指の根本の膨らんだ部分を押すと痛い様子。
「(完全に)取れてへんのとちゃうか?」と思いお医者さんへ行くと、麻酔をかけたあとに切って、どのあたりにガラス片があるのか調べていました。
実はガラス片は、レントゲンでを見ることができません。
あっちこっちガラス片を探されたようですが、今回のおたよりでつボイはこの時の恐怖が蘇ってしまったようです。
(岡本)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2023年10月03日10時01分~抜粋