つボイノリオの聞けば聞くほど

SNSが騒然!NHKラジオで「金太の大冒険」がオンエアされた経緯とは?

1月21日、NHKラジオ第1の全国放送『マイあさ!』が、つボイノリオの楽曲「金太の大冒険」を修正なしで1分以上流すという暴挙に出ました。
Twitterでは「金太の大冒険」というワードが数時間に渡り、トレンド1位になるという珍事となりました。

この曲をかけたのは、パーソナリティでありミュージシャンのサエキけんぞうさん。

30日のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、当のつボイノリオと小高直子アナウンサーがサエキさんにオンエアの経緯を尋ねました。

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「金太」オンエアのいきさつ

サエキ「比較的軽い気持ちで曲をかけたんです。ディレクターさんがOKを下さったというところが大きかったですね。
正月で笑える曲をかけようという特集だったんですが、僕としては筆頭にこの『金太の大冒険』を挙げさせていただきました」

そして「ただ、許可がおりるかどうかはわかりませんでした」と続けるサエキさんに、小高は「いきなりだましうちみたいな形でかけたの?」と尋ねます。

サエキ「選曲に関しては、一応厳重に審査されます。結果、今回はOK」

小高「それはすんなりOKだったのか、紆余曲折の末のOKか?」

サエキ「それはわからないです。ディレクターさんが逡巡された上にOKされたのか、それとも『もういいんじゃない?』みたいな感じかはわからないです(笑)」

苦い体験

つボイは「いつも撥ねられる」とぼやきながら、かつての体験を話します。

「テレビ局で『テレフォンショッキング』というのをやっていて、声優の神谷明さんと私が『どっちかが選ばれたら、絶対次にお互いを指名しようね』と言っていた。
神谷さんがバーンと指名された。『次、誰にしましょうか?』『つボイノリオさん』『は?もっと他にいませんか』…とうとうそこに出られなかったことがある」

本人の全国出演はともかく、今回楽曲の全国オンエアは叶ったようです。

「金太」の誕生秘話

「サエキさんがこの曲を選んでくれたことがうれしいです。英断してくれたNHKラジオの関係者各位に感謝したいと思います」(Aさん)

「サエキさんのファインプレーに感謝です」(Bさん)

「どうするNHK、ですよ」(Cさん)

サエキさんにも何か反応が届いたかと尋ねると、「Twitterですね。あと、局内からも非常に評判がよかったということでありがたがられております」とのこと。

曲をかけた際、サエキさんはこの歌詞は「ぎなた読み」を利用したものだと分析解説していました。

「ぎなた読み」とは、本来「弁慶が、なぎなたを持って」と読むところを「弁慶がな、ぎなたを持って」と読むように、句切りを誤って読むことに由来する読み方です。

サエキ「『ぎなた読み』を私は知らなかったですが、つボイさんは知った上でこの曲を書かれたのですか?」

つボイ「元はと言えば、昔からあるフレーズに、金太くんという子が久しぶりに親戚と会って『金太、まあ大きくなって』というのがありました。
それを延長して物語風にストーリー展開していったものです」

「金太の大冒険」の誕生秘話でした。

男女共同参画

最後に「次はなんとか『極付け!お万の方』をかけられるように運動を繰り返していきたいと思います」と宣言するサエキさん。

つボイ「男もあれば女もあるという男女共同参画です」

小高「そんなとこで男女共同参画を持ってくるな!」

「金太の大冒険」がNHKラジオで流れるという騒動の余波はまだ続きそうです。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2023年01月30日11時09分~抜粋

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