つボイノリオの聞けば聞くほど

つボイノリオが提唱した「濁点の法則」が蒲郡に飛び火!?

『つボイノリオの聞けば聞くほど』の1コーナー「誰かとどこまで」は、永六輔さんの長寿番組『永六輔の誰かとどこかで』(TBSラジオ)をオマージュしたもので、さまざまなおたよりを紹介しています。

第1,020回を迎えた11月3日の放送では、名古屋愛あふれるおたよりから、番組ではおなじみのつボイが提唱したある理論へと話が広がっていきました。

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もっと名古屋をアピールして欲しい


「私は生まれも育ちも名古屋で大好きなのですが、少し前の話題で、最も魅力の欠ける街に選ばれてショックを受けました。
なぜなのか自分なりに考えたのですが、全国的に出るような名古屋出身のタレントさんが、アピールしてません。
かつてのつボイさんのように、『名古屋はええよ!やっとかめ』の曲でアピールするような人がいないことが悲しいことです」(Aさん)

某県民性を紹介する番組では、名古屋の文化を出演することはありますが、全国ネットの番組に出演して名古屋を前面に押し出すキャラクターのタレントさんは、確かにあまり思いつかないですね。

今や郷土愛あふれる人はいないのかと思いきや、このおたよりには続きがあります。

「そう思っていましたら、最近、人気女性声優の松井恵理子さんがご自身のインターネットラジオ番組で、出身地の蒲郡をすごくリスペクトした番組をやっています。
『聞けばー』のリスナーと比べて平均年齢が30歳ほど若いでしょうが、若者たちに浸透しているようで、とてもうれしいです。
松井さんはシンガーソングライターでもあり、三河愛あふれる『じゃんだらりん』という曲も出しています」

蒲郡はこの10月にセーリングワールドカップが行われ注目が集まりましたが、蒲郡については、つボイが提唱している濁点の法則と絡めたおたよりも来ていました。

蒲郡を歴史学的見地から考える!?


そもそも「濁点の法則」とは、「幸せ一定量の法則」(「藤井四段敗北も、つボイノリオ提唱『幸せ一定量の法則』はいまだ崩れず!?」参照)など、さまざまな理論を提唱してきたつボイが、「濁点の多い名前は有利」という説を打ち立てており、その適用範囲は野球界や文学界など多岐に渡っています。
「村上春樹のノーベル文学賞獲得には『ムラガミバルギ』への改名を!?」参照)

「がまごおり」と比較的濁点が多いことに対し、特に蒲郡に何か地の利があるという訳ではないのですが、その理論をスピンオフしたような内容です。

「蒲郡は中国の影響を受けてない日本古来の文化が受け継がれた場所で、地名がその証拠です。
日本は国づくりを中国から学びましたが、中国語と日本語では発音が違っており、中国語は有気音と無気音、日本語は有声音と無声音から成り、その違いは濁音について顕著です。

そこで『国づくりの段階で、核となる場所の地名には濁点を使わなかった』という大胆な仮説を思いつき、中国の影響を受ける前からあった本来の街が、蒲郡だと思います!」(Bさん)

小高直子アナは、「濁音だらけって言っても2つやけどね」とツッコみ、さらにつボイは「思い付きで理論を言うのをやめようよ」とたしなめましたが、そもそも濁点の理論が思い付きのような……。

ここだけ聴くとEテレの教養番組のように感じてしまいますが、あくまでも『つボイノリオの聞けば聞くほど』であり、そもそも根拠がありませんので、誤解なきよう……。
(岡本)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2017年11月03日10時50分~抜粋

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