つボイノリオの聞けば聞くほど

おでんの具材は全国いろいろ、食べ方もいろいろ

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『つボイノリオの聞けば聞くほど』で今週寄せられたおたよりの中で、今回は「おでん」についてスポットを当ててみます。

9月29日の放送でもご当地グルメの『姫路おでん』から、地域によって独自の具材を入れるという話になったのですが(「兵庫育ちの小高アナも知らなかった!「姫路おでん」とは?」参照)、再び他の地域では知られていない具材の話から、おでんには欠かせないある具材の食べ方にはバリエーションがあるという話にまで広がりました。

福岡では常識の具材とは?


以前、福岡出身の光山雄一朗アナに「変わったおでんの具材は無いか?」と聞いたところ「福岡は特に変わった物は入ってないですね」と答えていました。

その後、リスナーから福岡独自の具材があるというお便りが届いたため、それを元に、同郷の吉岡直子アナに聞いてみました。

「ギョーザ、入ってます?」

すると、吉岡アナは「入ってます。子供の頃、家で人気でした」と回答。
「フニャフニャにならない?」と小高直子アナが尋ねましたが、普通のギョーザを練り物で巻いたギョーザ巻きなので大丈夫だそうです。

すでに皮で包まれている物をさらに包むという二重構造というのは、面白いですね。いや、福岡の方からすれば、常識過ぎて面白くとも何ともないとは思われますが……。

おでんの締め方は人それぞれ


地域による具材の違いだけでなく、個人によっておでんの食べ方に違いがあるようです。

小高アナの「おでんは最後に卵を食べると決めている」という話から、最後に食べる具材に何を選ぶのかについて、おたよりが多く届きました。

「こんにゃくです。鍋に入れる前に串やつまようじで100回ぐらい刺した後、ダシがしっかりしみこむまで十分育ててから、最後に食べます」(Aさん)

「最後は卵で楽しみます。猫舌なので最初に大根を割っておき、練り物などで時間をつぶしていくうちに、いい感じで冷めてきた頃に大根やこんにゃくを食べます」(Bさん)

「私も小高アナと同じく卵です。おでんの締めに茶色く色づいた卵にお箸を入れる時、幸せな気持ちになります」(Cさん)

好き嫌いに関わらず、最後の具材を決めているという方が意外と多いようですね。

さらに卵の食べ方も人それぞれ


小高アナと同様、卵で締めるという方が多いようですが、よくよく聞いてみると、卵の食べ方にも個人差があるようです。

「我が家は(味噌ではなく)ダシですが、卵の黄身を砕いて、大根でしめます。ダシ取りの昆布は最後に食べます」(Dさん)

「一番最後の楽しみに卵を残しておくのですが、3分の1だけ食べて、残りの卵の白身と黄身の間につゆをしみ込ませた後、一気に食べます」(Eさん)

「固ゆでの卵の黄身を汁に溶くと、うまいんですよ!」(Fさん)

「子供の頃は卵をつぶして味噌とぐちゃぐちゃに混ぜた物をご飯の上にかけて食べるのが大好きでした。大人になった今は、卵を半分に割って黄身の部分に味噌を少し付けて食べています。味噌おでんだと、卵に味噌が染み出ていて、たまりません」(Gさん)

「うちの嫁の話ですが、卵を最後まで取っておき、卵と汁だけになった皿にご飯を入れてかき混ぜています。その見た目の何と汚らしいこと。外ではやらないでと言っています」(Hさん)

「我が家では、味噌に和がらしと刻んだネギなどの薬味を皿の上で混ぜ、おでんを食べています。最後に卵を入れて、ぐちゃぐちゃにした物をご飯の上に載せて食べるのが最高です。家内には汚いと言われますが、お構いなしにかき込みます」(Jさん)

先程の方と夫婦逆転ですが、どちらにしても注意されていますね……。

卵1つ取ってみても、いろんな食べ方があるということが分かり、今度、おでんの卵を食べる時にどんな食べ方をしようか、気になってきました。
(岡本)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2017年10月27日09時06分~抜粋

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